バークリー関連

卒業!!!!

本日、無事にBerklee College of Musicを卒業いたしました!!!

たった2年半。何となく過ごせばあっという間に過ぎてしまうような時間です。だけどこの期間に一体どれだけたくさんのことを学んだんだろう。ものすごく密度の濃い留学生活でした。この最高の学校で音楽を学べたことを誇りに思います。

後半は特に、いつも何かに追われて、身も心もボロボロだった毎日。ひたすらコンピュータと五線譜とピアノに向き合った毎日。
たくさん落ち込んだし、音楽なんてやめてしまいたいとも思いました。楽しいはずの音楽にいつでも苦しめられていました。

それでも振り返ってみれば、常に音楽と共にいることのできた、光り輝く夢のような日々でした。

何でもいい加減に中途半端にやってしまう自分が、ここでは一切の手抜きなしにやれる限りのことをやることが出来たと思います。
渡米前に内に秘めていた目標通り、首席での卒業も果たせました。(とは言ってもアメリカの大学で”首席”というのは一番という意味ではないんですけど)。
もはや一片の悔いもないです。

今一度、ここまで僕を助けてくれた皆さんに感謝したいと思います。
自分のことばかりに精一杯で余裕のなかった僕なのに、困った時はいつでも誰かが優しい手を差し伸べてくれました。思えば日本にいた時からそうでした。僕はいつも助けられてばかりです。 Thank you so much everyone!!!!!
これからはその恩返しと、そして社会への貢献を精一杯していくつもりです。

写真はバークリーの学校内と、卒業式の様子です。たくさん載っけちゃいます!

バークリーのメイン校舎。通称150(ワン・フィフティー)
P1020027
















フィルム・スコアリングの教室前でスタッフのKathyと。
P1020028















図書館。音楽の本や楽譜がいっぱい!!
ジョン・ウイリアムズのスコアとかもあります。
P1020029















僕の隣にいるのが我が妹(のような存在)、Yu-Ting from 台湾。
P1020033
















音楽史の授業を受けたり、学生がコンサートをやったりする教室。
P1020038















卒業式の会場。ロード・オブ・ザ・リングスのサントラを書いたHoward Shore(ハワード・ショア)も来て握手しました!
P1020054















スノーマンでバイオリンを弾いてくれた、ロシア人のAnnaと。
顔も性格も超〜かわいい。実物は写真よりずっとかわいいよ。
P1020056















フィルム・スコアリング学科のJoe。年とってるけど学生です!
P1020061















一緒に頑張って来た日本人の学生たちと。
P1020074 P1020070















アメリカに来たばかりの頃からの仲良し、ルイと。
P1020064

 

 

 

卒業式から帰り、昼寝をしている時に夢を見ました。

夢の中で僕はまだ卒業式の会場にいて、いろんな人からおめでとうって言ってもらいました。そしてドアを開け、会場を出たとたん、目の前にはなんともどんよりした暗い廊下があり、いかにも悪そうな人たちがいてジロリとこちらを睨んでいます。

うわ、変なとこに来てしまったと思って後ろを振り返ると会場のドアはまだ開いていて、会場の中が光り輝いて見えます。バークリーの先生がニコニコし ながらこっちを見てまたおめでとう、と言ってくれています。戻ろうかなと思った矢先、ドアはその先生によってパタっと閉められてしまい、ドアの向こうの光は見えなくなってしまいました。

そこで目が覚めました。あぁ、もう学生には戻れないんだな。

| | コメント (30) | トラックバック (0)

最後の一日

ついに今日がバークリーのクラスに出席する最後の日になりました。

この期に及んでまだこれからクラスまでに徹夜で一曲新しく映像用に作らなければいけないという状況が、今学期がいかに過酷だったかをあらわしているようです。

思えば今学期オフを取った日は、4ヶ月の間でドラクエをやった一日だけ。
トラブルと忙しさに追われ、卒業が近づいたという実感もあまりないまま、気づけば最後の日を迎えることになりました。

さて、終わったらどんな気分になるでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

明日はレコーディング

ついに明日になりました、卒業制作のレコーディング。
明日は、学校のフィルムスコアリングスタジオで行う最後のレコーディングになります。

今日はスコアとパート譜を全部印刷して、テープ貼りもようやく終了。セッションで使うDPのファイルも学校のサーバにアップしたし、あとは指揮の練習をするだけ。

今回の演奏者はフルート、オーボエ、クラリネット、バスーン、ピアノ、バイオリン三人、ヴィオラ二人、チェロ一人の合計11人編成。小さなオーケストラです。バスーン・オーボエ・ヴィオラが見つかったのは本当に幸運でした。バークリー内だけで集めようとしたらほぼ不可能でしょう。バスーン・クラリネットはBoston Consevatoryから、オーボエはLongy Conservatoryからの参加。
11人は学校のスタジオで使える人数マックスです。これだけ集めるの大変だった・・・。
友達とその友達、さらにその友達と言った感じで辿ってようやく集めました。偶然ですが木管はアジア人、弦は西洋人、ピアノ日本人、という形になりました。

上手い人限定で集めたつもりですが、たった一人上手くない人がいるだけでぶち壊しになるのがレコーディングセッション。人聞きで、上手いという話を聞いただけの人もいますので不安もあります。人数も今までで最多なので音を聴いて的確なコメントをし、音楽を作っていけるのかどうかも不安です。エンジニアの人がいつもと違う人で、ボソボソ早口でしゃべる人なので英語も。。。
でも今回は演奏者集めにも苦労した分、絶対良いテイクを取りたい。

3時間で8曲録音します。あー緊張してきた。
いつも通りなら、レコーディング後には素晴らしい爽快感が待っているはずなのですが。それこそ2ヶ月の苦労が吹っ飛ぶほどの。

エニウェイ、ここまで来たらあとは楽しむだけです。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

授賞式

バークリーのフィルムスコアリング学科から、Michael Kamen Award(マイケル・ケイメン・アワード)というのをいただき、今日は授賞式に行って参りました。

今日はそのときの様子を動画でアップします。

このアワードは、日頃の課題の出来や学校での活動、成績などを総合的に見て先生から選ばれます。年に一度のイベントで、Film Scoring学科だけでなく Contemporary writing & Production, Composition, Jazz Compositionなどの作曲系学科の学生に贈られます。トップ5%とか言ってたかな?

Michael Kamenという人は、ダイ・ハードのシリーズやリーサル・ウェポンシリーズ、ロビンフッドなどの映画音楽を担当した作曲家。フィルム学科のEric先生はかつて一緒に仕事をしていました。バークリーにも講演に来たことがありますが今は故人です。

一人一人の受賞者について学部長から紹介があるんですが、Dan Karling学部長は

「Naotoはもの静かだがエクセレントなミュージシャンであり、彼の曲については2人以上の教授が『極めて美しい』と評している。本物のメロディの才能、音楽でドラマを語るセンス、オーケストラのテクスチュア(質感、楽器法など)を展開させるセンスを持っている」

と言ってくれています。もの静かって 笑。そしてこの歯の浮くような言葉の数々、まさにアメリカイズム満載です。

実は、このアワードをいただいたという通知を初めてメールで受けた時は、正直そこまで喜べなかったんです。
今思うように制作が進んでおらず、自分の音楽についていろいろと考えていたところだったから。今までのプロジェクトはおそらく他の学生よりずっと多くの時間を割いて作って来たから、出来が相対的にちょっと良かっただけかもしれない。形式的にこういった賞をもらおうが、自分の音楽がそれに見合ってない・・・。こんなの茶番だー。そんな思いでした。去年、僕がもらったのと同じ名前の賞をもらった人はもっと抜群に出来る人でしたし。

でも式に出たらようやく嬉しい気持ちになってきました。成績や課題の完成度などの表面的なことだけではなく、僕の音楽の性格そのものが評価を受けていると知ったことが何より嬉しかったです。

先生方、どうもありがとう。応援してくれている方々、励まし合ってる仲間たち、みんなどうもありがとう。

残りわずかの学生生活、全力で頑張ります。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

疲れ果てた・・・

やってもやっても終わりません。
こんな生活が続いて、かなりバテてきました。新しいアイディアを出す気力が・・・。
一日くらい思いっきり休みたいです。

勉強し続けて書くのが早くなるかと思いきや、考える素材が多くなったせいか余計時間がかかるようになってるようです。出来ることが増えたんじゃなくて知ってることが増えたせいかな。
知ってても出来ないことが多すぎる。でも頭はそれを求める。

結局最終的には出来ることしか出来ないんだけど、なんとか知ってることをうまく使おうとして出来ずに凹む。出来たとしてもマグレっぽいので次に繋がってないような。
今書いてるものは昔には出来なかったものであることは間違いないけど、こんなもんじゃだめなのよ、こんなもんじゃ。

苦悩の日々はまだまだ続く・・・。











| | コメント (0) | トラックバック (0)

近況

最近ボストンは寒くて、これぞボストンの冬!という感じになってきました。
今日の夜なんかは外で立ち話なんか絶対できない寒さです。思えばこの寒い冬は今回で最後。
もう凍えそうになりながら電車を待つこともないんだなあとか・・・って別にあんまり考えないな。
ちなみに髪を洗って乾かさずに外に出ると、あっという間に凍ってバリバリになります。それはまるでアニメに出てくるキャラのよう。

数時間でさささっと終わらせたホラー&スリルな映画音楽、とても気に入ってもらえたようです。You are such a great composer!ですって。こういう言い方、何ともアメリカ的だと思います。褒めるのが基本のこのアメリカスタイル、好きだなあ。こうやって褒めまくる環境だと勘違い野郎が出てくるんじゃないかって思うんですけど、勘違いしてるくらいの方が良かったりもするんですよ、特にこの世界は。

一方卒業制作のアニメ「スノーマン」はやっとこさ半分。こちらは3日くらいフルに使ってやっと1曲完成という超スローペース。ようやく、雪の固まりだったスノーマンが動き出すところまで進みました。
そういえば、高校・大学・そして今と全て卒業制作や卒業論文は女性の先生に当たっています。特に望んでるわけじゃないんだけど何故だろう。
今教えてくれている先生はバークリーには卒業制作の指導だけ来ている人で現役バリバリの人です。かなり熱い。

以前にNYでCGを勉強している人のsimulacraというCGアニメーション作品に音楽をつけたのですが、その作品が前にブログで紹介したもの以外にいくつも賞をもらっているようです。君の賞でもあるよ、って言ってくれました。それはわからないけど、とにかく役に立てて嬉しいです。で、今度もっとクオリティを上げてアカデミー賞学生部門に出すそうで、音楽も追加を依頼されました。卒業制作が終わったら取りかかります。

6月にNYのカーネギーホールで行う日本人バークリー生によるコンサートは、要望もあり「風時間」を小編成にアレンジし直してやることになりそうです。

卒業後ロサンゼルスに行くことを考えている人のための講習会に出るはずだったのですが、大寝坊して一時間のうち後半20分しか出られませんでした。普段睡眠は取ってないわけじゃないんですけどねえ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

ホラー。

MP&E学科とのコラボレーションプロジェクトでホラーっぽいのを作ってるのですが、予想に反して楽しい、というか簡単です。

音楽で何を伝えるべきかが明白だし、使う手法も簡単に割り出せるのでサクサク出来ちゃいます。使う音ネタさえ決まってしまえばほとんど迷うことなく作れる。
それでいてさらに生楽器系ではない現実的でない音をメインに使っているので、打ち込みであるがゆえのショボさもなくクオリティの高いものが出来てしまう。
同じ2分の曲を作るにも、卒業制作のアニメは3日まるまる頭を抱えて作ってるのに対してこっちは数時間。

やっぱり卒業制作はとんでもなく難易度の高いものを選んでしまったんだなあと実感しました。同級生でも、いい映画だけど難しそうだからやめたという話を何度か聞いたし。
効果音とセリフが無音で、しかもアニメであるっていうことがこんなにも大変だとは!

音情報はすべて音楽によるものになるため、感情を表現するだけでなく効果音の代わりとなるものを音楽的に再現したりしなきゃいけない。そして違和感のない曲調の変化を常に要求される。。感情表現も、ホラーでの「緊張・恐怖」に比べて今アニメの方で書いている「ひとつのことに夢中になっている気持ち」というのは数段深い気がする。緊張とか恐怖は、誤解を恐れずに言うと誰が書いてもまあ近い感じになる。後者の方は作曲者によって全然違うものが出来ると思う。だからこそ面白くもあるんだけど。
さらにオーケストラ編成でいくと決めたので、楽器法や譜面上のことも考えながら作る。

大変なものを選んでしまったなあ。でもやりがいは十分です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

授業が始まった。

ついにバークリー最後の学期の授業が始まった。
チェックインで問題があり、まだ授業料も払っていない状態なのだがとりあえず授業は参加してきた。

最初の授業は、卒業制作。

この授業でのメインは、ショートフィルムの音楽を全て書き、レコーディングまですること。5時間のレコーディングセッションがある。
先生は、第一印象はかなりエネルギッシュな女性。最後に来て知らない先生など取りたくなかったのだが、こうなってしまった。いい先生らしいんだけど。

初回授業ではかなり脅された。
とにかく大変だと。多くの時間を費やすことになると。出来るだけ他の授業は取るなと。
第一週の宿題で早速、

・12本の中から自分のやりたいフィルムを選ぶ
・音楽のことは考えず10回以上は観て、そのフィルムのコンセプトをつかむ。それをエッセイにまとめる。
・Sptting Notesを作る(どこに音楽を入れるかを書く。)
・核となる音楽的モチーフを2つ作り、オーディオにする。

以上が出た。
一番時間のかかるのはSpotting Notesを作る作業だろう。フィルムではある意味どこに音楽を入れるのかが曲そのもののクオリティよりも大事だ。そして音楽が入るということは、その音楽が伝えるべきものが必ずある。フィルムが伝えたい事をまず誰よりも理解しないと音楽を入れる場所を決めることは出来ないのである。そのためには本当に何度も何度も映像を観なくてはならない。

なかなか初回から大変そうだ。
しかし今学期は、将来の事も考えてお金を貯めたりもしたいので、こればっかりに時間を割くわけにもいかない。。。

これまでの授業ではそれほど必要とされなかった”書くスピード”が大事になってきそうだ。
先生からのアドバイス。
何かアイディアを思いついた後、「これはシンプルすぎないないだろうか?」などの疑問を持ってしまうことが多々あるだろうが、そういった疑問は無視してしまえ。多くの場合音楽はシンプルだ。早く大量に書かなくてはいけない時、アイディアをあれこれ吟味している時間はないので自分を信じて一気に書く。


頑張ろう。

毎回のことだけど、最初の1〜2週間はいろんなことが不安でしょうがない。早くペースを掴んで軌道に乗せたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

7セメスターレビュー

クリスマスが近くなって来ましたね。

僕が子どもの頃、近くのおもちゃ屋さんでヘビーローテーションでかかっていたクリスマス・ソングがありました。買いたくても買えないおもちゃの山を眺めながら、その曲をずーっと聴いていた、というか聞かされていました(笑)

今になって無性に聴きたくなったのですが、曲名がわからず右往左往していました。
わかっているのは、男性のボーカルであること、クリスマスっぽーい声質であること、鈴がシャンシャンいっていること、そしてメロディが
ドーレミーーーーーーーーーー
ドーレミーーーーーーーーーー
ドーレミーーーーーーーーーー
ドーレミーーーーーーーーーー
ミーーーレーーーファーーーミーーーソーファミドードードー
だということ。googleでも探しようがないし、何人か友達に聴いてもわからないと言う。
でも昨日のパーティーで元ルームメイトが曲を知っていて、おかげでそれがポール・マッカートニーの "Wonderful Christmas time"という曲だということがわかりました。
僕が聴いていたのは違うアーティストのヴァージョンだったので、ポール・マッカートニーだとは知りませんでした。

で、聴いてみたらやっぱり良かった!
記憶ってのは曖昧なもので、ドーレミーーだと思っていたメロディは実際は(ソ)ドーレミーーという感じでアウフタクト(弱起)から始まる曲でした。
クリスマス・ソングっぽい声質というのは、声を2〜3重に重ねてあるやつのことでした。
僕の耳を捉えただけあって、コード進行が、シンプルなメロディから真っ先に想像出来るものとはちょっとだけ違っていてそれが何とも気持ちいいです。もっとも、バークリーセオリーでハーモニーレベル2くらいで全部説明できるもので特別変わっているわけではないですが。
ポールすごいな。。

というわけでその曲をリピート再生してクリスマス・ムードを醸し出しつつ、やっと終わった今学期のレビューをしましょう。

【Histry of Western Music 2】 Tom Mcgah

ベートーヴェンから近代作曲家までのクラシック音楽の歴史を学ぶクラス。
フィルムスコアリング学科は必修とされていて、いやいやながら取った。
にも関わらず、とっても面白かった。Tom Mcgah先生は作曲家についての話をするとき、まるで自分がその作曲家になりきったように話すのがいい。全然退屈しなかった。
むしろ、もっと早く取っておけば良かったと思った。知識がちゃんとあるかないかで、他のクラスで先生が言っていることへの理解度も変わってくるし。

だけど、出席の付け方が甘いので後半からは何度も遅刻してしまった。。月曜9時はヤメテ。

3回あるテストは、テスト前日にそれぞれ数時間勉強しただけだが50人くらいいるクラスでトータルでトップを取れた。history1でBを食らったリベンジが出来た(笑)

【The Art of Modulation】 Alla Cohen

今回一番大変で、かつ勉強になった転調を学ぶクラス。
先生のキャラは強烈だが、ピアノを弾きながらどの調へも即興で転調していけるというように素晴らしいスキルを持った女性だった。
宿題が多かったが、クラシックのハーモニー進行の理解をより一層深めたと同時に、苦手だった転調への意識が吹っ飛んだ。
転調の理論がバークリーのジャズ理論のように非常に良くオーガナイズされており、誰がこんな風にしっかりと体系化したのかなあと思っていたら、どうやらチャイコフスキーが作曲家教授を務めていたロシアのモスクワ音楽院で作られた理論らしい。Allaはその大学で首席だった人だ。
本当はまだまだ奥が深いらしく、続編となる授業も開設できるように学校にお願いしているとのこと。でもまだそれは当分先になりそうで、もうすぐボストンを去る僕は取ることが出来ないのが本当に残念である。
授業のスピードが早く、ついていくのに必死だしプレッシャーだったが、頑張っただけあってクラスの中で多分最初から最後まで僕はベストなstudentであり続けられたと思う。
最後のテストの前に先生のオフィスアワーに質問しに行ったとき、「あなたは最高の耳を持っているし、私の中ではすでにA+の評価。次学期からあなたをhelp出来ないのが(クラスを持たないのが)残念だ」と、とても嬉しい言葉を言ってくれた。
プロジェクトはなく、毎回の宿題、そしてミッドターム、ファイナルにテストがある。

【FIlm Music Editing】 Eric Reasoner

Chronicleの仕事でお世話になった最高の先生Ericによる最高につまらない授業(笑)
Music Editorとしての仕事を学ぶクラスだが、なぜこれが必修なのかがよくわからない。
音楽のまだついていない映像に既存の音楽を当てはめるというTemp Trackの課題はまったくやる気がしなかった。
Pro Toolsを持っていないので学校で作業しなければならないのが×。
Temp Trackは曲探しも学校でやらなければならず、ファイナルの時期に意外に重くのしかかってきた。あげくの果てにあまり良い物は出来なかった。

【Scoring for Percussion】David Vose

結構楽しみにしていた、パーカッションの書き方を習う授業。
先生がLazyで必ず30分早く授業を終える。本で読めばわかることばかりだったのであまり価値のある授業とは思えなかった。
プロジェクトは音だしがあるものの、先生が演奏してくれるパート以外はクラスの学生が演奏するので難しい音は書けない。
毎回の宿題と、プロジェクトが3つ、テストが一回、ペーパーのレポートがひとつ。
それなりにやることは多い。
最後のティンパニのプロジェクトは先生がめちゃくちゃ気に入ってくれた。

【Scoring Application for Film】 Richard Davis

評判が二分されるRichardの、映像に音楽をつける授業。同時にミュージック・ビジネスについても勉強する。今学期のメイン。
Richardは確かにいい加減で気分屋なところがあるのだが曲に対するコメントが誰よりも的確。いい加減な人を基礎的なクラスで取ってしまうのは良くないが、自身の作曲がメインとなるクラスにおいては純粋に能力が高い先生ほど良いと思う。なので、Richardは僕にとってすごく良かった。

プロジェクトが3つ。そのうち2つは以前にここでもアップしたAliasとX-Files。もうひとつはフルオケで書くもので、全部のプロジェクトでスタジオでの生録音がある。
フルオケだけは無理なので3つの楽器だけ録音し、あとは打ち込み。

クラスメイトの曲を批判しあうフルボッコ大会は面白いのだが、クラスメイトでレベルが高いなと思える人が一人もいなかったのが微妙。アメリカ人ってありえないヘンテコなことを平気でやってのける。それが面白ければいいけど、全然workしてないのだ。
最後のプロジェクトは自分としては最後まであまり納得がいかなかったから今度こそフルボッコを期待していたのだけど、「いつもナオトの曲は本当の映画の曲みたいだ、もうハリウッド行ったら?」みたいなコメントが飛び出しよった。
すごく良く捉えると、自分の中でイマイチと思ってもなんだかんだでそれなりのレベルには持っていけいるようになっているのかもしれない。

でも、全然まだまだダメだということはわかっている。世界は広い。日本ですら広い。
ハリウッドでバリバリ働いて行けるレベルではもちろんないし、あとはもう自分自身で上を目指して行かないと。

【Application for 12-Tone】Jerry Gates

12音技法を使った作曲法を習った。
が、シェーンベルグの理論を使うのではなく、12-toneを調性の中で使うというようなちょっと変わった使い方ばかりを教わり、純粋な12-toneがやりたかった僕としてはあまり面白くなかった。
先生は甘く、何を書こうがAをくれそうな雰囲気。オーガナイズされた先生ではあったけれど、授業の内容がとにかく良くなかった。
最後のプロジェクトは、授業で習ったことはほとんど無視して自分が作りたいように作ってみた。
フィルムスコアリングの学生らしく、フィルムでありそうな感じにし、尺八的な吹き方をフルートでやってみた。
数時間でばばっと作ったので曲の構築の仕方が適当だけど、実験作として割と楽しんで作った。もっとヘンテコで不協和音だらけにしようと思っていたのだが、途中から調性を出したこともあり12音技法にしては割と聴きやすいものになった。

「berklee_7th_12tone_isnt_it_beautiful.mp3」をダウンロード

【Private Lesson】 Bob Winter
ジョン・ウイリアムズと一緒に20年近く演奏しているボストン・ポップスのピアニスト、ボブ先生の最後のプライベートレッスン。
そんなすごい人に教わっているというのに。。。ああ、悲しい。
書き物の授業に時間を取られ、練習はレッスンの一日前だけという感じになってしまった。
ピアノは上手くなりたいけど、今は作曲と比べて断然プライオリティが低いんだよなあ。

以上。
内容的にすごく良いものと悪いものが入り乱れていて変なセメスターだった。
けど作曲に関しては以前よりも納得のいくものが出来るようになってきたし、新しい課題もたくさん見えた有意義なセメスターだった。いっぱい勉強した。

次のセメスターはバークリーでの最後の学期になる。
フィルム関連はDirected Studyといって先生と一対一の授業で、ショート・フィルムに全曲音楽を書き、レコーディングする。日本でいう卒業制作のようなもので、それに多大な時間を割くことになる。それともうひとつ、打ち込み系音楽で映像音楽を作曲するクラス。
それからフィルム以外で楽しみなのはオーケストラのクラス。何と、外のスタジオで生レコーディングが出来る。なんて贅沢な。気合いを入れたいところだ。

とりあえずは休もう。
今日は風雅居という日本レストランに行っておいしいご飯を食べた。多分ボストンの中でここが2番目においしい日本レストランだ。
余談だが、このレストランのある建物の2階には、12音技法を発明したシェーンベルグの家族が住んでいたそうだ。










| | コメント (0) | トラックバック (0)

what's going on

すっかり更新が滞ってしまっていますが何とか生きています。

最近は、忙しいのかそうでもないのかよくわからない変な感じ。

フィルムの今学期最後の作曲プロジェクトはフルオーケストラもので、とりあえず仕上げました。フィルムのプロジェクトは毎回気合い入れて作ってきていたんですが、今回は気張りすぎたせいか作曲が袋小路に入ってしまいかなり手こずりました。
次のフルボッコ大会ではついに何か指摘されるかもしれないです。でもそれはそれで楽しみ。何も言われないんじゃ幅が広がらないですし。

そして、もうひとつのフィルムの授業Film Music Editingのプロジェクトが思いのほか大変!
短いフィルムにTemp Track(テンプ・トラック)をつけるというもの。

以前ここでも書きましたが、Temp Trackとは映画音楽を作曲する前に、曲の感じをつかむために既存の曲を仮に映像に当てはめておくというものです。
かつてはスター・ウォーズのTemp Trackとしてホルストの惑星などが使われました。だから、スター・ウォーズの曲は金管の使い方やヴォイシングが惑星とそっくりです。
もちろんこれは制作者たちだけが聞くもので、一般には公開されません。

既存の曲を先に置いてしまうと、その後作曲する作曲者のクリエイティビティを削ぐことになりかねないので反対する人もいるようですが、ハリウッドでは一般的な手法のようです。

というわけで僕はInvisible Manという短いアニメ作品に曲をいろいろと当てはめてみました。
まず音源の確保をしなくてはならず、これが非常にめんどい。自分のiTunesに入っている曲だけではとてもカバーしきれないので、フィルム学科に置いてあるサントラでジャンルの合いそうなものを片っ端から聞きます。そのサントラを借りるのもいろいろ制約があって好きなだけ聞けるわけでもない。そしていざ良さそうなのが見つかっても尺をうまく合わせられなかったりといった問題もあり。
多分曲を作ってしまった方がよっぽど早いです(笑)

Editorにゃなれない(なりたくない)なあと思いつつも、曲をもっと知らないといけないという教訓にはなりました。

最近は周りの人々が、マリア・シュナイダーと演奏したり、ボストンシンフォニーでヨーヨー・マと演奏したり、今まで学んできたことを出しきる卒業コンサートをやったりと頑張っています。みんなかっこいいなあ。
フィルムってそういうのと比べると断然地味ですが、こちらは職人魂で頑張ります!













| | コメント (0) | トラックバック (0)

イベント週間

明日から学校はイベント尽くし!

まずは、William Ross(ウイリアム・ロス)という映画音楽の作曲家が来て授業をしてくれます。
彼はハリー・ポッターの2作目の音楽を書いたり、タイタニックの主題曲 ”My Heart Will Go On”のオーケストレーションをしたりと第一線で活躍する音楽家。
オーケストレーションのクラスや、水曜日に僕がとっているScoring Application for Filmの授業にやってきます。ちょうど授業でやっている内容を、ハリーポッターなどの実際のスコアやモックアップ(デモ用打ち込み音源)を使って説明してくれます。あ〜〜楽しみ!!

それから、ジャズ・オーケストラのMaria Schneider(マリア・シュナイダー)もやって来ます!
僕の友達の何人かは彼女の指揮で演奏したりもします。あ〜〜楽しみ!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

音楽漬け。転調漬け。

最近結構調子が良い。

今学期一番難しい授業のThe art of modulationのミッドタームも特別良かったとのことでA+をいただいた。(本当は上限はAまで)
この授業では、まず4小節のフレーズを与えられ、次の4小節で指定された調へスムーズに転調する、というのが主な内容。

最初は簡単な転調から始まった。
Cメジャーからだと
・Dマイナー
・Eマイナー
・Fメジャー
・Gメジャー
・Aマイナー
・Fマイナー

その次はもうひとつ遠い調への転調を習った。
Cメジャーからだと
・Dbメジャー
・Dメジャー
・E♭メジャー
・Eメジャー
・Bメジャー
・B♭メジャー
・Aメジャー
・A♭メジャー
・Bマイナー
・B♭マイナー
・Cマイナー
・Gマイナー

この中でも、どこのキーに転調するかでどのような経路をたどってそこに行くかのやり方が違って厳密なルールがある。ジャズやポップスでは強引に平行移動して転調、というやり方もあるがあくまでクラシックらしい和声進行の中でスムーズに転調するやり方なので。
これと同時に、マイナーの調から転調する方法も習っている。

そして今度はもっと遠いキーへの転調をやっている。例えばCメジャーからG#メジャー。
CメジャーからA♭メジャーではなくG#メジャー。行き着く音は同じなのだがA♭に行くときよりもっと複雑な方法を取る。#方向の調へ行くのと♭方向の調へ行くのでは音楽的意味が違うというわけである。

むずい。
これまでこの授業は17人いるクラスの中でまともについていってるのは僕とGregという男だけ。毎週授業が始まると僕たち二人の宿題を先生がピアノで弾くというのが恒例になっていた。でも最近はだんだんと他の人もコツをつかみ始めてきたようだ。
そこでまたさらに難しくなってきて、そろそろ僕もヤバくなってきそうだ。頑張らないと。

帰りがけに先生がいつものすごいロシア訛りで「素晴らしい才能を持ってるね。今度あなたの曲を私に聴かせるって約束して」って言ってくれた。音楽的に尊敬できる先生なだけに、嬉しかった。
でも本当は大した才能なんてないし転調は大苦手なのだ。ただ、時間をかけて理解しているだけ。

努力してみるもんだね。
ウサギとカメでいうカメでいい。コツコツいこうっと。
まあ世の中には”休まないウサギ’みたいな人もいるんだけど。それはそれ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Fredは本当はいい人 〜レコーディングの様子〜

昨日は、前回の日記でアップしたX-FILESの映像のための曲のレコーディングでした。

今回は本当に本当にどうなることかと思いました。。。
なぜかというと、キーボードから僕の欲しい音を出すためのセットアップがうまくいかなかったからです。スタジオのシステムがどうも最近うまくいっていないらしい。
今回は2曲録音なのに、レコーディング時間はいつも通り1時間だけ。ミックス作業も合わせて一時間だけ!しかもテンポチェンジやフェルマータ、奏法指定が多くいつもよりは難しく時間がかかるだろうと思っていたのです。
それなのに、キーボードの問題のせいで録音を始めることすら出来ない有様。時計を何度も見て、刻一刻を過ぎていく時間に、自分には責任がないとはいえ焦りとイライラはつのるばかり。結局トラブルに費やした時間はなんと35分

最終的に、僕の欲しい音色は使うことができず違う音色で代用することになってしまい、求めていたものとはだいぶ違う形になってしまいました。
それでも演奏者さんが譜読みを間違えることなくしっかり演奏してくれたおかげでなんとか形だけは終わらせることが出来ましたが。

ところで、フィルム学科には専属のエンジニアが二人います。
一人はScottでもう一人はFred。今回の僕の担当はFredでした。

この人、すごく気難しい感じの人であまり学生から評判が良くないんです。
レコーディングしてる間中すごくイライラしていることが多いそう。作曲に関していろいろと口を出してくることも多いようです。
今回のキーボードのセッティングがうまくいかない件に関しても、僕をさしおいてイライラしていたように見えたと思います。その間僕に謝ったりもしていませんでしたし。
愛想も決して良くないし、確かに嫌われる要素は持ってる人ではあります。

でもですね、本当はいい人なんです。少なくとも僕にとっては。
作曲者がきちんと自分の仕事をしていれば、彼もそんなにイライラはしません。エンジニアとしての仕事をしっかりしてくれます。
表現が下手なだけで、彼はいつでも僕たち学生を最大限助けようとしてくれているんです。

今回もレコーディングの途中でブースの方から「いつも通り良い作曲だ」って言ってくれたりもしてました。
さらに、本当は1時間で録音からミックスまで終わらせるのですが、今回は特別に帰る時間を繰り下げて、ミックスだけに1時間半使ってくれたんです。僕があれこれと注文をつけたことに対しても嫌な顔ひとつせず、全部しっかりやってくれました。しかも、音色の問題で欲しい音が取れなかった分に関して、オーバーダブで僕がキーボードを弾いて録音する時間すら与えてくれました。
これって、定時になったら何が何でも仕事を終えて帰るのが当たり前なアメリカにおいてはすごくすごくレアなことですよ。
で、「時間割いてくれてありがとう」って言ったら「キーボードのトラブルで録音時間があまり取れなかったんだから、自分には君に対してこのくらいする責任がある」って!
ね、良い人なんですよ。人は見かけで判断してはいけない(笑)

話をレコーディングに戻すと、前回書いた通りモチベーションがあまり高くなかった&いろいろトラブルもあったのに、それでもやっぱり楽しかった!
自分が指揮して、それに音楽がついてきてくれるっていうのは楽しくてたまらない。
演奏に参加してくれたおがちんも言ってくれたけど、レコーディングを何度も体験して確実に指揮の力は上がってきていると思います。以前は拍を示すので精一杯だった。でもだんだん音楽に入り込んで、音楽を作っていけるようになってきました。
12-Toneの授業で先生が言っていました。「良い作曲者は良い指揮が出来るものだ。そして指揮をする人は音楽を一番知っていなければいけない。
まだ「良い作曲者」「良い指揮」にはほど遠いけれど、少なくとも自分の音楽なんだから楽譜を見なくても指揮が出来るようにとそれなりに練習していきました。拍子チェンジ、拍チェンジが多かったので少し難しかったですが、おかげで前よりは余裕を持って出来たかな。

でも・・・・いっつも指揮棒を譜面台にぶつけてしまうのがどうも直らない。orz
今回は曲の最後で天井に指揮棒をぶつけるという斬新なミスも披露。フィルムのレコーディングスタジオは天井が低いんですw
あぁあ、情けない。

それから、キーボードで弾くストリングスを生楽器での演奏を想定した演奏方法と同じように書いたらやっぱりうまく弾けなかった。同音連打とかはキーボードじゃやっぱつらい・・・。
演奏者のナオキさん、無理難題ばかり言ってしまってすみませんm(__)m

まあなんだかんだで、トラブルも含めてまたまた良い経験をさせてもらいました。

今回の名言

「テンポ137.86っていうのはどんなもんなんですか?」

フィルムのスコアは映像との同期があるからテンポ指定が異常に細かいのですw


写真はレコーディングの様子。サムネイルなしで表示できるようになりました!

それにしても髪切りたいよ・・・・・。

P1010001_5    P1010004_5
P1010002_5

| | コメント (3) | トラックバック (0)

コメディ

というわけで、他のもアップしておきます。
今回のは、コメディのドラマ。
かる~くかる~くライトにライトに仕上げました(笑) これはいかにもテレビ、かも。
音楽が始まるまで30秒ほどありますが辛抱してくださいw

【おはなし】
ニューヨークの裕福な家で贅沢に暮らしていた女の子(名前忘れた)。
ひょんなことからお父さんは刑務所に、お母さんは離婚して変などうしようもない男と一緒にニュージャージーに引っ越す、などと言うものだからびっくり。
刑務所にいるお父さんとテレビ電話で会話していると、早くも引越屋さんが現れて・・・あれれ、荷物持っていかれちゃうよ!
Oh、men~!

て感じです。
少なくとも得意な分野ではないので、どうしようかなーと思ってましたが案外得意じゃないもののほうがサラっと終わらせられる気がします。
フルートとオーボエを使うはずだったのですが、オーボエがいないので代用として実は別の楽器を使ってます。

このプロジェクトでの指定は

・会話があるのでそれをあまり邪魔しないような楽器編成・アレンジにすること。
・クリックを聞きながら録音(簡単!)

でした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

フルボッコ大会

出来るかな?
先日のプロジェクトをmixiでもアップしたのでこちらでも載っけてみます。
いろいろ手直ししたかったんですがそんな時間もなさそうなので。

昨日は、授業でクラスメート全員のプロジェクトを観ました。
あ、みんな同じ映像に曲をつけています。

プロジェクトが仕上がると、まず先生と一対一でそれを観るScreening Sessionというのを行います。僕は月曜日にやりましたが、スコアのちょっとしたミスを指摘されたくらいで音楽そのものに関しては、文句なしだと。
で、普通はそれでプロジェクトは終了なんですが、今回はクラスの人数が少ないということで全員分観る時間が取れたのです。

観る前に先生が言ったのが、
「自分は口を挟まないから、学生同士で何が良くて何が悪かったと思ったかをディスカッションすること。正直に悪いと思ったところを言うこと!批判を受けている間、作曲者はexcuse(言い訳)をするのはダメ。黙って聞くこと。そのかわり最後に一言は言って良いよ」
ということでした。

これはいいな、と思いました。下手な褒め合い、馴れ合いは御免ですから。作曲者同士だと多いんですよ、そういうの。
あとアメリカ人は何か言われるとすぐ反抗して無駄に議論が長引くことがよくあるのですね。

で、全員のを観たんですが、これがまたバラエティに富んでいて面白かったです。
正直、プロのクオリティだと思えるものはひとつもなかったですが。
そんなわけで、ここぞとばかりにおかしいと思った場所を指摘しまくってしまいました。
あくまで、ソフトにですけどw

僕のプロジェクトに関して言えば、全然批判が出なくてあまり面白くなかったです。
まあ自分なりにダメだったことは分かっているのでいいんですけど。
それでもひとつ納得した意見があって、それは
「すごく綺麗で映像なしでも聴ける。ただ、テレビにしてはToo goodなのでは
というものでした。
そう!これは実は映画ではなくテレビドラマだったんです。
シーンがシリアスだということで、そういうことを意識せずに映画音楽と同じ感覚で書いていました。さらにアメリカのテレビとドラマの違いってあんまりわかってなかった。
でもテレビにはテレビに適した作曲、というのがあるわけで。

これは大切なことですよねえ。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

仲間たち

| | コメント (0) | トラックバック (0)

レコーディングはやっぱり楽しい&チェロが来なかった件

熱が冷めないうちに早く書きたかったのですが、The Art of Modulationの宿題に合計12時間ほども奪われてしまい、今ようやく終わらせて一息ついて更新です。
宣言しますが、かなり長文、かつ専門的になると思います。
自分のためのメモという感じなので、それでも読みたいという変な人のみ読んでください。

金曜日はフィルムのレコーディングがありました。
プレイヤーの人数は3人から9人という指定。僕はほぼリミットの8人にしました。

【楽器編成】

・フルート
・ピアノ
・キーボード1(ストリングスのヴァイオリンI・IIパート)
・キーボード2(ビオラ・チェロパート)
・アコースティックギター
・ヴァイオリン1(キーボードでのストリングスのレイヤー用)
・ヴァイオリン2(上に同じ)
・チェロ(上に同じ)

のはずだったのですが、前日まであれほどドタバタしたチェロは当日現れないという始末。
それも連絡なし。
今回はキーボードがチェロパートを弾いているので致命的ではなかったのが救いでした。
プレイヤーはいろんな意味で信頼できる人を呼びましょう!

【何の音楽?】

ちなみに音楽の内容は例によって映画音楽で、お葬式のシーンでフィアンセを失った女性の哀しみを表現するというもの。
映像を見ながら指揮をするという、初めての経験です。
今回の曲はフェルマータやリタルダンドを多うため、クリックを聞きながらレコーディングすることが出来ません。
なので、映像にはPunches&Streamersと言われる目印をつけ、それを目安にテンポをとります。
基本のテンポは61.5と遅いうえにテンポチェンジが多く、クリックを使う場合に比べて格段に難易度が高いです。

【ここが難しい!】

フィルムの授業のためのレコーディングはこれで3回目。
ですがChronicleの時に6曲レコーディングしたこともあり、少しは慣れてきたように思います。
しかし、指揮は本当に難しい。どういうことかと言うと

① 基本のパターンを振る。
② 映像を見て同期をはかる。
③ ページをめくる。
④ ソロが始まるところなどで演奏者に指示を出す。 
⑤ 気になったところをすぐ指示して直せるよう、しっかり音を聞く。
⑥ 指示後、次の回で上手くいった時などプレイヤーに笑顔を送る。

まあさらに、外国人相手だと英語もきっちりしゃべらなきゃいけないってのもありますね。
こういったことを全て同時に行わなければいけないわけです。
マルチタスクな能力がないととても全部を上手には出来ないです。
というわけで、いつも終わったあとはシャツがぐっしょり。

【上手くいったポイント】

レコーディングの段取りはスムーズにいくようになってきました。
実際に演奏を始める前の準備、レコーディングに入る前の合わせ、エンジニアとのやり取りなど。慣れていない人だとエンジニアが何かと口をはさみ、おんぶにだっこという感じになってしまっているのをよく見ます。今回は、仕事らしく対等に作業出来たんじゃないかと。
演奏者への指示も、以前よりは正確に出来るようになったかもしれません。

【改善の余地あり】

まずは基本的な指揮法。遅いテンポでいかにわかりやすく拍を打つか、これはもっと練習しなければいけません。それに加えて、まだダイナミクスや表情を体で全く表現できていません。まあこれらのことは経験を積んで上達するしかないと思うので気長にやっていきます。
意外に手こずったのが譜めくり。フェルマータしながら、映像見ながら譜面をめくるのは想像以上に難しいです。特に、僕は不器用なので・・・。
あとは、演奏者に指示を出した後、格段に良くなったのにそれを肝心の演奏者に言うのを忘れてしまったりもしました。これでは演奏者に失礼です。

【最初から上手くは鳴らないと思え!】

大体一回目や二回目の演奏は良く鳴ってくれませんw
プレイヤーは初見でやっているので、回数を重ねるごとに良くなってきます。
当たり前ですが。

【ここが困った!キーボードに注意!】

困りました。
なぜか、演奏が遅くなってしまうんです。
指揮が悪いのか、どうしても思っているテンポより遅くなる。それが何度やってもなかなか直らない。だいぶ早めに振ってみたりもしたけど、それでもうまくいかない。
プレイヤーはちゃんと信頼できる人を呼んでいるし、ちゃんと僕の呼吸を見て弾いてくれている。一体何が悪いんだ??

で、途中でやっと気付きました。
原因は、ストリングスの音色にありました。その音色、アタックがだいぶ遅い音を使っていたんです。つまり、僕が示した拍からちょっと遅れて音が聴こえてくる感じだったんです。
で、その音につられてしまいどんどん遅くなる。
そういえばストリングスの音色は、ちょっとした事情でエンジニアの人が僕の指定したものと
は違うものを使ってたのでした。演奏そのものではなく音色に原因があったとは!
もっと早く気付けても良かった。でも、気付けて良かった!
で、少し早め早めに演奏してもらうようお願いしたところ、その後は実に気持ちよく進めることが出来ました。

とまあこんな感じで、得たものが多いレコーディングでした。
レコーディングってたった一回の経験でもすごい経験値が上がる気がします。
いろいろテンパるけど、でも本当にレコーディングは楽しい!!
まだ出来上がった音を受け取ってないのですが、来週頭に聴いてみるのが楽しみです。
皆さんに感謝感謝!!

【作曲に関して】

最後に、作曲に関して。
今回とても嬉しかったのは、レコーディングが終わった後に、たくさんの演奏者やエンジニアのFred、スタッフのPeterから「良い曲だった」って言ってもらえたこと。
お世辞ではなく言ってくれてるのが伝わってきました。

さて、実はこの作曲においてまず念頭に置いたのが、”良い曲を作りたい”ということでした。
良い曲というのは、曲単体で聴いても良いと思えるもの、という意味です。
幸いにも今回の映像にはセリフが全くなく、効果音も入りません。そしてSync Pointも必要のないシーン。曲の進行を邪魔をするものがない、ということです。
つまり、数少ない、音楽が割と主役に近い位置にあるシーンと言っても良いかもしれません。
作曲家にとっては普段より自由に書ける貴重な場所です。

そんなわけで、曲として聴けるものを作ろうと思いました。
はっきり言って自分ではまだ納得できていな部分がたくさんあります。でも、少なくともストリングスに関しては昔には絶対できなかったような音使いが出来たと思っています。
僕が書きたかった音使いに近づいてきた感はあります。ベターっとしたパッドとしてのストリングスではなく、一音一音に意味を持たせ、TensionとResolve(緊張と緩和)をさりげなく途中に織り込む。
Traditional Harmony(クラシック和声)の授業で習ったこと、そして普段スコアを見て研究していたことをやっとアウトプット出来た感じです。
とは言ってもプロならサラっと当たり前のようにやっていることに過ぎないし、まだまだ目指したい音があるのでこれからもまた研究研究です。。。

曲の意図に関して。
映像の音楽の場合、何を置いても一番に考えなければいけないのは、映像とのマッチ具合です。いくら素晴らしいメロディ、かっこいいリズムを書いても映像と合っていなければ何も意味がないわけです。
ただこれがKUSEMONOで、僕がいつも書いているものは、もしかして映像に迎合しすぎてないか??という疑問がずっとありました。
例えば今回の音楽はお葬式のシーンですが、ここに重く暗い曲をつけると、確かにある意味で「映像に合っている」曲にはなります。でもそれにどんな意味があるでしょう。
映像音楽で必要なことは、映像が伝えきれていないものを音楽の力で増幅することにあると思います。
今回のシーンで伝えるべきは、お葬式の雰囲気ではなく、あくまでも主人公の女性の心情表現だと的を絞りました。

これがなかなか難しく、実は今も成功したとはあまり思っていません。
まず、哀しみを表現するからといって思いきりマイナー(短調)の曲を書くのは違うなと思いました。あえてメジャー(長調)を匂わせることで浮かび上がる効果があることに気付きました。
でも、そのバランスが難しい。結局、僕が最初に狙ったものへは全然到達出来なかったというのが正直な感想です。
にも関わらず良い曲だと言って頂けたのは、周りのまだ若い若い学生のヘンテコな曲をみなさんしょっちゅう聴いているからじゃないかと(笑)。あ、もちろんすごい人も中にはいます。凹まされることもあります。
とにかく、もっと揺さぶる曲を書けるようにならなくてはお話になりません。


音源や映像もアップせずにぐだぐだ書いちゃってて、読んでくださっている方は”どういうことやら?”という感じだと思います、すみません。
ただ、作品を聴いてもらう時は、作曲家はあまり語るものじゃないと思ってます。作品こそが全て。それが人を打つかどうか、それだけです。
キン肉マンに出てくるアタル兄さんも言っていました。「男というものはあまりしゃべるものではない。両の眼で静かに結果だけを見ていればよいのだ」と。ちょっと意味違うか。でもかっこいいからいいや・・・・。

だからここで書いているのはただの自分へのメモ+戒めということでご了承くださいませ。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

プレイヤーが見つからない件

明後日の金曜日はフィルムのプロジェクトのレコーディング。

曲はもう出来ました。(by10年くらい前のドキュメンタリー番組の小室哲哉)

しかし、プレイヤーが・・・見つからない!

この学校はなんだかんだ言ってジャズが強い学校であり、そこで弦楽器奏者を探そうと思うと本当に大変です。
ヴァイオリンはまだしも、チェロとか。ましてやヴィオラなんて最初っから諦めモードです。
うぐぐ。

チェロ。
まずクラスメートの黒人でうまい人がいるのでお願いする→撃沈。
韓国人の友達から韓国人チェリストの番号を聞き出しお願いする→撃沈。
イスラエル人の友達からまた別の人の番号をゲットしてお願いする→撃沈。
いい人だと噂のアメリカ人に友達を通して頼む→撃沈
路上でチェロを持っている女の子に突撃→撃沈。

こりゃ凹むわーー。

ああ、チェロ。チェロ。

車のおもちゃはチョロQ。
2枚役はチェリー。
ディズニーで売ってるお菓子はチュロス。
魍魎の武丸の子分の名前は清水と書いてチョロ。
一人で演奏するのはソロ。
焼き鬼斬りはロロノア・ゾロ。
ネプチューン・キングの笑い声はグロロロロロ・・・。

何やってんだか。
さあさあどうなる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Garritan(ガーリタン)さんと出会う!

今日は素晴らしい出会いがありました。

Garritan社の社長さんであるGary Garritanさんです。
彼について少し説明を。
Garritan社とは、オーケストラ用の音源ライブラリを発売している会社で、僕もこの会社が出しているGPO(Garritan Personal Orchestra)というソフトは愛用しています。最近ではU2のコンサートのバックグラウンドとしてもこの音源を使っているようです。
でもそれだけではなくて、僕はこの人に大きな恩があるのです。
ちょうど今から3年ほど前に、ガーリタンさんがGPO・オーケストレーション・コンテストというオーケストラの作曲コンテストを開きました。
当時勤めていた会社の同僚であり友達のMさんに誘われてこのコンテストに出した「風時間」というオーケストラ曲が、その時僕にとっての初めてのフルオーケストラ作品にも関わらずなんと入賞させていただいたのでした。
当時の様子はこのブログの過去ログで。


今日、授業は午前中に終わったのですが、Chronicleのコンポーザー達の写真を撮りたい、と学校から言われていたので(何に使うのかはよくわからないのですが、多分学校のHPに載せるためかな?)、午後1時にフィルムスコアリングの部屋へ向かいました。
そこで会った同じくコンポーザーのFreddieが「なんかGary Garritanが今学校に来ているらしい」と言うのです。
なので、3人で写真を撮ってもらった後すぐにフィルムスコアリング学科のエリア付近をうろうろとしてみたのですが別に誰がいるという気配もない。あれれ、聞き間違えたのかなーと思って諦め、課題をやるためにラボルームへ向かいました。

しばらく課題に没頭していると、そこに現れたクラスメートがやはりまた、「今上のフロアにガーリタンが来ているらしいよ」という話をしている。
やっぱり!?ということでまた課題を投げ出して彼がいるという部屋へ向かいました。


すると、写真で見覚えのあるガーリタンさんが学生達と談話しているのを発見!普通のおじさんだっ!
ちょうどその部屋にChronicleの仕事でギターを弾いてくれたJoeもいて、「今ガーリタンさんと話してるんだよ」と声をかけてきました。
思わず慌ててガーリタンさんに駆け寄り、まず握手!
そして他の学生が話途中だったのかもしれないにも関わらず自己紹介し、コンテストのことを話したら、なんと僕の名前をちゃんと覚えていてくれました!当時メールも何度か送っていたからでしょうか。
彼は人の良さそうなおじさんで、僕の話を本当に喜んで聞いてくれました。
写真を撮らせてくれと言ってくれたので一枚パチリ。
続いてそばにいた学生が、僕とガーリタンさんの写真をパチリと撮ってくれました。
Joeも、Chronicleのレコーディングの話を持ち出して、「良いギターの曲を書いたんだよ」と説明してくれて嬉しかったな。
その後僕はかなり興奮気味に、そしてちょっと大げさに「あのコンテストがあったから僕は今ここにいれるんだ」という感じで一気にしゃべりたててしまいました。

でも、これって決して大げさすぎる話ではないんですね。
いわゆる音楽畑でずっと育ってきたわけではない自分に、少なからず自信を与えてくれたコンテスト。今でも辛い時にあの時のよろこびを思い出したりして頑張ってるんです。
当時は留学が本当に出来るのかもよくわからないような時期でした。不安もいっぱいあったあの時、どれほどあの受賞が僕に勇気を与えてくれたかは計り知れません。
間違いなく、留学への一歩を後押ししてくれた大きな出来事でした。
そして今、このアメリカでフィルムスコアリングの学生として偶然にもガーリタンさんに会うことが出来て、あの時のお礼を言うことが出来たなんて、本当に嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。

その後は、新製品の話、そして来年にまた行うというコンテストの話などをしました。
「また君が受賞できるといいね」というようなことを言っていただきました。
最後にはもう一度固い握手をし、また連絡を取り合おう、というようなことを言ってお別れしました。
ガーリタンさんとしても、あのコンテストの参加者の中に僕みたいな人がいて偶然にも今日会ったというのがすごく嬉しかったようでした。


ちなみに彼が学校に来ていたのは、今学校がGarritanと提携しているからだと思います。
Film Scoring, Contemporary Writing and Production, Music Synthesisなどの、打ち込みを扱う学科の学生はGarritanの製品を学校を通して買うことになっているので、それについての話し合いで来たのでしょう。

それでも。
Chronicleのための写真撮影が今日でなかったら、あの時間でなかったら彼がいることに全く気付かなかったはず。CHronicleの仕事をしていなかったら??
本当に出会いっていうのは面白い、素晴らしいなと思います。
いずれは彼と何かコラボするようなことも出来るかもしれません。

いろんなことが繋がっていくような気がするこの感覚・・・何にも代え難いですね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

新学期の様子

さて新学期が始まって2週間が経ちました。
最初感じていた不安もどこかへ吹き飛んだようで、大変充実した日々となっています。

初回の授業は全部まわりの人が凄く見てしまうんですが、それはアメリカ人の発言の多さからなんだろうな。
で、実際課題を聴いてみると、「あんなに勢い良く発言してたのに音これかよ・・・」っていうのが結構多かったりしますw そういうのにももう慣れたけど。

僕も授業によってはですが、負けないように発言しようと頑張ってます。

今一番面白いのはThe Art of Modulation。
クラシックな響きの中でスムーズな転調をいかに行うかを勉強しています。
以前にとったTraditional Harmony1と2、そしてそれに続くTechniques of Tonal Writingの授業でも転調は当たり前のように出てきたのに、そのやり方について系統立てた理論のようなものがなかったためか、苦手意識が残るまま進んで来てました。
そこでこういう授業が出来てくれたことは嬉しいですね。
すごく面白いので課題も時間をかけてじっくりと理解・実践と取り組んだら、Excellentな課題の例ってことで先生が授業の頭でみんなに紹介してくれた−!
思い通り!思い通り!!思い通り!!!いや思ってないけど。

この授業の良いところのひとつは、先生が出した課題についてかなり細かく直してくれること。今回の課題では数小節の短いのを合計12個くらい作ったんですが、それのひとつひとつに全部グレード(成績)がついていたのには脱帽しました。
普通はひとつの宿題に対して課題がひとつです。これだと、総合でAを取れると何となく安心してしまうもの。
でもこの授業ではそうならず、良くなかった(というかもっと改善の余地がある)ものに対してじっくり見直しして、さらにimproveしていけそう。
この先も楽しみです。

 

話はそれますが、最近つくづく思うのは僕のベースになっているのはクラシック音楽なんだなぁということ。
ジャズや他のジャンルを聴いたり勉強したりするのも凄く楽しいけれど、根元にあるものはそうそう変わらないんだな。
まあクラシック畑で本当にゴリゴリやって来てる人とはまたちょっと違うんですけど。

クラシックピアノをやっていたこともそうだけど、小さい頃に親が”おやすみの曲”として寝る時にクラシックをかけたり、休日の朝にもクラシックを聴いていたことが何気に影響してるのではないかと思います。

音楽は、小さい頃何を聴いて育ったか、というのが後々になってもとても大事なんだそう。
三つ子の魂百までってことですかね。


閑話休題。


なかなか大変になりそうな今学期。というかすでにちょっと大変。
でもこうやってクラスメイトと机を並べて授業を受けるなんていうのは今回でほとんど最後なんだなあ。
来学期は先生と一対一で行うDirected Studyというのがメインで、あとひとつ授業を取るくらいになりそうだから。

そう考えるとまたまたこうして授業を受けている時間が貴重に感じてきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

いよいよ今日

本日28日、夜7:30よりChannel5(Boston Channel)の『Choronicle』にて曲が流れます。
最終バージョンでなぜか曲が差し替えられたりしてないといいんですがw

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Boston Channelへ

先日の仕事の最終ダビングステージに立ち会うため、Channel 5 (Boston Channel)というテレビ局にお邪魔して来ました!

学校で先生と他の作曲者と待ち合わせ、先生の車で20分ほど行った少し郊外のところにそのテレビ局はありました。
着くとすぐにディレクターであるAnthonyがお出迎え。Anthonyは長身で本当によくしゃべる、いかにもテレビ局の人、という感じ。

とにかく彼は僕たちの仕事を気に入ってくれて、"Fabulous! Amazing!"をひたすら連発してくれました。まあアメリカ人は結構すぐにそういう表現を使うのですが、それでも本当に喜んでくれているというのが伝わってきます。
今までは先生を通して仕事をしていたので、クライアントと顔を合わすのは今回が初めて。実際に会って喜んでくれているのを見ると改めてやってよかったなぁと思えます。次への意欲にもなるというものです。

今回僕たちの参加した番組は"Chronicle"という番組で、ボストンを含むニューイングランドエリアのあらゆるところを紹介する番組。実はもう25年も続いている伝統ある番組。
少し前にバークリー音楽院を紹介する回があり、フィルムスコアリング学科の紹介のところでEric先生も出演されていました。その撮影の時に、カジュアルな感じにですがいつかバークリーの学生がChronicleに楽曲を提供する、というようなことが出来るといいねという話が持ち上がったそうです。
大体そういうのって口約束で終わってしまうもの。しかし、さすがはEric先生。その後もまめにディレクターと連絡を取り合い、実現にこぎつけたわけです。おかげで僕にもチャンスが回って来たのですからEric先生にはホント、頭が下がります!

Anthonyはプチテレビ局ツアーを組んでくれました。ニュースの生録音なども見学。ちょっとした社会科見学気分でしたw

P1010898_2 P1010901_2 P1010902_2




ダビングも問題なく終了し、最後にはChronicleアイスクリームなるものをいただいちゃいました。これがめちゃうま!!そこらのコンビニで売ってるのかどうかわかりませんが見つけたら絶対買います。

そんなわけで楽しませてもらったテレビ局、帰りの車ではStephanieと菅野よう子さんの話で盛り上ってみたり。「彼女は私のアイドルなの」と言っていました。アメリカにまで名を轟かせてるんだなあ。植松伸夫さんも好きらしい。さすがフィルム学科って感じですね。あと、軽くオタクなのかなw

この日の最後には、Eric先生が作ってくれたChronicleのサウンドトラックをいただきました!
ジャケットまでわざわざ作ってくれてる!!この人、本当にマメです。絶対A型だな。

P1010905





家に帰って改めて聴いてみました。感想は・・・

・・・・・なんか・・・・俺の曲ショボい。。。もっと頑張ろう。。。。。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

嬉しい・・・

Eric先生に、今回のお仕事についてありがとうのメールを打ったらすぐに返信が来ました。
書いてある内容がとても嬉しかったので記載しちゃいます。

Thanks Naoto... your music was excellent, and you "took care of  business" and deadlines.
You also did very well with revisions to cues (although not many were needed)... this aspect of working with a director and taking advice is a crucial part of the process.
Very good job!!!

best,
Eric

cueとは曲のこと。

やはり仕事で大事なのは、”締め切りを守ること””言われたことを真摯に受け止め、最善を尽くすこと””連絡をしっかりと取り合うこと”ですね!
正直、同じチームにいた人でこれが全然出来ていない人もいたんです。。。
僕は今回、英語でハンデがある分(周りが全員ネイティブだと気を使われているのがよくわかる・・・)、こういったことはきちっとやるよう心がけていました。

曲の善し悪しももちろん大事ですが、こういう基本は常に絶対に忘れないようにしようと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

レコーディングとミキシング

mixiの方でさらっと書きましたが改めてレコーディングとミキシングを振り返ってみたいと思います。
若干専門的なことを書くかもしれませんので興味ある人のみどうぞ・・・。

レコーディング前日。スコアとパート譜作成の最終段階に入りました。
すぐに終わらせて睡眠をバッチリ取ってレコーディングに臨もうと最初は思っていたのです。
しかし予想外に時間をたくさん食ってしまい、結局睡眠は2時間ほどしか取れませんでした。
映像音楽用の楽譜というのは普通の楽譜以上に書かなければいけない情報が多く(具体的には、SMPTE START TIME, ナレーションや会話の内容、クリック数などなど)、その後に指揮する時に見やすいようにテーピングをするというような作業もあり何気に時間を消費してしまいました。

レコーディング当日。
レコーディング自体の開始は午後3時からだったのですが、僕たち作曲家とエンジニア・そして全体管理してくれている先生はいろんな準備のために昼12時に集まります。
準備の主な内容は、自分が打ち込んだ音楽データを録音スタジオのパソコンに読み込ませ、映像の同期やトラック数などを確認する作業。僕の持って行った6曲は何事もなく読み込むことが出来ました。
しかし、Stephanieの持って来たデータに不都合があり、かなりの時間をそれの対応に費やしてしまいました。
というのも彼女は全ての曲を30フレーム/秒というフォーマットに合わせて作ってしまっていたのです。
ちなみに映画では24フレーム/秒、テレビでは一般的に29.97フレーム/秒というフォーマットを使うのが普通です。フレームというのはコマ数のこと。今回はテレビなので29.97フレームが正しいフォーマットです。
で、30フレーム/秒に合わせて作ったものを最終的なフォーマットである29.97フレーム/秒の映像に持ち込むとわずかずつですが音楽と映像のタイミングがズレてしまうんですね。
1秒に0.3フレームくらいならそんなに気になるほどの誤差ではないのではないかと思いそうになりますが、そうはいきません。映像のカットが変わる瞬間に合わせて曲調を変えるといったワザを使っているため、ちょっとでもズレると違和感が生じてしまうんです。
エンジニアもこのトラブルには慣れていなかったらしく、混乱&議論した挙げ句、最終的に曲のテンポを100.1001%にするという方法で解決させました。これは今後要注意!いい警告でした。

3時までにお昼ご飯を食べようと思っていたのですがこの思わぬトラブルで結局時間が取れず、そのままレコーディングに流れ込みました。
全部で14曲。そのうち僕の担当分は6曲です。僕は短い曲をたくさん、という感じ。他の二人はもうちょっと長めのものを少ない曲数で、という感じです。

1曲目のレコーディングは僕の曲。ストリングス・セクションは打ち込みなので、生録音はフルートとクラリネットです。今まで2度やったフィルムでのレコーディングの経験を生かし、質問が出そうなところは初めから指示をすることでスムーズに終了。
他の曲も基本的にはそんなに時間をかけずに録ることが出来ました。
ただ、ギターの人が何度かハマってしまったことがあり、そのときは何度も何度もやり直しでした。

レコーディングの時、どのタイミングでその曲を良しとして次に移るのかが僕には難しいです。
リズムが難しいような曲はなかったので、音楽を合わせるのは結構容易いんですけど、必ず起きてしまうのが”ミス”。もちろん完璧に出来るのが理想ですが、特に長い曲は1カ所や2カ所はミスが出てしまい、気になってしまうんですねー。大きなミスではなくても、音の粒が揃っていなかったり部分的に走ってしまっている人がいたり・・・。味のある、人間味のあるプレイと言える範囲内ならもちろんいいんですが(それがあってこその生レコーディングですし!)その範囲を越えてしまっているものもチラホラ。
でも時間は限られているのであまりこだわって曲が録音しきれない、なんていう最悪ケースに持ち込むわけにはいかない。こういうのは経験でつかんでいくものなんでしょうね。

それから、自分の頭にあるイメージを演奏者の人に英語で説明する時に少しだけ手間取ったことがありました。ブースとの会話も英語だけど、こういうのってネイティブ同士の日常会話なんかに比べれば断然楽。
それでも日本語に比べたらやっぱり緊張してたんだろうなと思います。2年もいるのにねえ。

まあそんなこんなで夜10時。合計7時間に渡るレコーディングセッションは無事に終了!
やっぱり最高に楽しい時間です、音楽が形になっていくのは。
作曲は一人で籠ってじっくり考える作業。レコーディングは自分の”耳”を頼りに一瞬の判断力が要求されるリアルタイムな作業。心地いい緊張感がたまらないのかもしれません。

終わったあとは疲れていたのですが開放感を味わうために普段は電車に乗るところを45分ほど歩いて家に帰りました。ふ〜ぅ。


その次の日は朝からミックス作業です。
朝10時に集合。前日録音したものを聴きながら、各楽器間の音量バランスを整えたり音に残響を加えたりといった作業をします。場合によっては打ち込み部分のMIDIデータを編集したりもします。
また、今回はテレビの仕事なので、会話・ナレーションと合わせて音楽を聴いたり、あえてショボいスピーカで聴くといった作業も。

スピーカによって全然聞こえが違うので、どこで最終調整をするかというのが難しいです。
例えば僕の曲ではハープがアルペジオを弾いているパートがあったのですが、それをかなり音量大きめにしないと安いスピーカでは音が聞こえない。そのスピーカで調節した後に、良いモニタスピーカでもう一度聴いてみると今度はハープがあまりに不自然に大きい。そんなようなことがありました。
結局は妥協点を取って完成としました。

それにしても、このミキシングというステージは僕大好きです。
だって、「そこはピアノもうちょっと下げて、リバーブは深くして」とか言うとエンジニアがサササっとやってくれる(笑) まあたまに自分で操作したいな−と思ってしまうこともあるんですが。
この日はかなり発言力を持てた気がします。Eric先生が僕の言うことをすごく同意して受け止めてくれて、なぜか他の人の曲まで最終的なOKを出すのは僕になっていたような。耳には自信持っていいかな、とちょっと思っちゃいました。ええ、すぐに壊れる安い自信ですとも(笑)

なんだかんだで8時間もかけてようやくミックスが終了!
これにて僕たちの役目は完全に終わりです。あとは、これをテレビ局のディレクターがちゃんと気に入ってくれればという最後の壁があるのですが、近日中にオンエアになるはずなんです。どうなることやら。
とりあえず、僕を選んでくれた先生の期待には応えられたのではないかなと思います。

それにしてもやはり実践はいいですね。学校で勉強するのももちろん僕には大事で、実践からだけでは学べないことをたくさん学べていますが、今回のことでまたもっともっと学べた気がします。
先ほど今回の仕事で学んだことをノートに書き出してみたら、かなりの項目になりました。

作曲に関しては本当にまだまだです。
いつもは勉強のためにちょっと背伸びをして作ろうということを心がけていますが、今回は今の自分から出るものを出してみようと思って取り組みました。その結果、かなりシンプルな曲ばかりになってしまい、「もしかしたらこのくらいバークリー来る前でも出来たんじゃ・・・・」と少し不安になってしまったり。良くも悪くも僕っぽい曲たちです。
でも多分実際はそうじゃないんだと思います。何気ないところで勉強の成果が出ているんだろうと信じておきましょう!

以上レコーディングとミキシングについてでした。
作曲中は苦しいし、冗談ではなく逃げ出したいと思うのにこの充実感があるから辞められないんですよねー。
とりあえず少し休憩します。
協力してくれた全ての皆様に感謝!!!!!!!

Cimg0884


P7120008_3


P7120016_1
P7120017_1

P7120019_3


P7120020_2

P7120021_1
P7120022_1
Cimg0892

| | コメント (2) | トラックバック (0)

大詰め

いよいよ仕事も大詰めです。

連日の打ち合わせと何度かの手直しの末ようやく作曲を終えました。
次は録音のためにスタジオに持って行くDPのデータの整理とスコア・パート譜の作成。今回のような複数の作曲家で仕事をしている場合、扱うファイルのフォーマットなどを統一しなければならず、普段よりも気を使わなければいけないことが多いです。

レコーディングは12日木曜日。途中休憩一時間はさんで合計7時間の耐久レコーディング!
今まで授業では一度に一曲しか録音していないのですが今回は僕の担当分だけで6曲。楽しみなのはギターかな。今回多くの曲で使っているギター、打ち込み音色では生の良さには到底かなわないので、今作っている打ち込みのデモに比べてレコーディング後はぐっとよくなることに期待です。反面、僕はギタリストではないのでもしかすると人間にはプレイできないような譜面を書いてしまっていないかどうか不安です。
実際にギターを手にもって抑えてみたり、ルームメイトに聞いたりして何度も何度も確認したので大丈夫だとは思うのですが。

そしてそれよりも、一緒に仕事しているステファニーが心配・・・。彼女は授業も僕より多く取りながら同じ仕事をこなしているので本当に忙しそうなんです。
まず徹夜明けで昨日の打ち合わせに登場。そしてレコーディング直前だと言うのに、3分ほどもある長い曲への修正注文をバシバシ先生につけられていました。これから譜面も用意しなくてはいけないのに・・・大丈夫でしょうか。がんばれー!!!

もう一人一緒に仕事をしているフレディは、5曲担当があるうちまだ2曲しか持ってきていない!しかもその2曲も映像ファイルを作らずに曲だけ持参。
それじゃあ意味がないのだよ!(怒)映像につける曲なんだから、映像と音楽がどう絡むかが問題なのに。
もう修正する時間もないので、彼の曲はぶっつけ本番て感じになりそうです。

さてさてどうなることやら。

そういえば明日は指揮法の試験。練習全く出来てナ〜〜〜イ!ピンチです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

5thセメスターファイナル日記⑤ テスト

今日はテストがいっこだけ。
ノートパソコンを持ち込んで、提出はワードとエクセルのファイルを提出です。
ハイテクになったもんだねえ。

出来は、まあまあかな。
問題がすぐに理解できなかったり、なんと書いて良いか迷ったりはしたけど大体出来たと思う。

これであとはプロジェクトがふたつ!
ジャズ・カウンターポイントががひとつ。今から2時間半で終わらせる。メロディに対して3管でオスティナートをつけるこの手法、どこかファミコンチックで楽しい。
Contemporary Techniques of wriitingがひとつ。 ノーアイディア、イェット。

それにしても”プリン”が食べたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

5thセメスターファイナル日記④ スクリーニングセッション

今日は朝イチからヒストリーのテスト。
一夜漬けで勉強しようと思ったらその一夜すらも途中で力つきて寝てしまった。
この授業はとりあえず通ればいいやと思って軽視していたのだがまんまとそれが形に出た。
おかげでテストではスコーーンと人名を勘違いしてしまい、とある一連の問題を全てミスったっぽい。
まあいっか。

11時にそのテストが終わり、次は4時40分から、前回作ったアメリカンコメディドラマを先生と一対一で観るスクリーニングセッション。
もてあました時間をどう使ってやろうかと思ったが結構いろんな友達に会ってリラックスできちゃった。
タイ人から前回お手伝いした仕事のギャラをいくら支払えばいいか教えてくれと言われたのだが、非常に困った。
なにせお金の相場が全然違う国だし。でもアメリカに来てるような人だし。
君の方で決めてくれ、と言っておいた。

さてスクリーニングセッション。
僕が最後の一人で、4時40分から5時だったのだが前の人のが長引きまくって5時から開始となり、先生も時間がないと焦る中で10分ちょっとだけのセッションになってしまった。コラコラコラー!
で、苦戦したプロジェクトだったけど、基本的に先生はFIne, Fineの連発。「アメリカのこういうドラマは普段観ないから苦労したんだ」と言うと、それでもドラマにしっかり合ってる、とかいつもと同じようにすごくいいよ、とか歯の浮くような台詞の連発・・・。とはいえ2つくらいの細かい指摘は受けた。納得いくものだったので今後の参考になる。
今回すごく恐れていたのが、コミカルすぎる、と言われることだった。コメディだからと言ってコミカルにしすぎたかもしれないと思ったから。でもOKだと。
改めて自分で観てみると、まあアリかなという気になって来た。

映像に合わせて音楽を作るとき、音楽を強調しすぎないことと同時に映像に迎合しすぎないことを考える。
おおげさすぎる音楽は邪魔になるが、ただ映像に合わせて流れてるだけの音楽を書くのもよろしくない。
もちろん場合にもよるが。
アニメーションなんかでは意図的に音楽の前面に出てくる割合を大きくするのもいいと思う。こないだやった仕事では割とそういうことも意識して作った。

とにかく、映像が伝えきっていないことを伝えられるような、そんな音楽が書きたいなと思う。
でもなかなか難しい・・・。

さてあとはプロジェクトふたつとテストひとつ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今度は

来週にはトーマス・ニューマンが来て学生相手にクリニックをやるとかいう噂。
トーマス・ニューマンですよ!「ショーシャンク」や「ファインディング・ニモ」の音楽を担当した男。

最近有名人尽くしだなぁ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

4th semester review

忘れないうちに、忙しく充実した4セメスター目のレビューを。

[Techniques of Tonal Writing Arthur Welwood]

いわゆるTraditional Harmony3。
とにかくこのおじいちゃん、Arthur Welwood先生には苦戦させられた。
まず宿題が多い。正気か?ってほど出た時もあった。そしてグレードの付け方も厳しい。
アナライズでも2カ所も間違えればAマイナス。「自分はまずAは出さない」と言ってたしなあ。
曲も、正しいことをしていても良くなければAマイナス止まり。
また物忘れ、気まぐれなところが結構あって、それに振り回されることもしばしば。
アナライズの課題を提出日じゃないはずなのに提出させられたり・・・。まだ見直してないよー。

また、黒板を使わずにしゃべりだけでやっていくので、それがきつい。しゃべる文章は大丈夫なのだが・・
クラシック和声は例えばこんなコード進行の書き方をする
Ⅰ6・Ⅳ6・Ⅶ43/Ⅵ・Ⅵ・Ⅱ43・Ⅴ42/V・Ⅴ7・Ⅰ
これを口頭で言うと One six, for six, seven six four of six, six, two four three, five four three of five, five seven, oneとなる。
ローマ数字とアラビア数字は発音では同じなのでたまに混同、混乱してついていけなくなるのだ。これは僕に限らずアメリカ人も同じ。しかも口頭だとどこがコードチェンジのタイミングなのかがわからない時があるぞ。

モーツァルトの曲に関するレポートの課題で、5つ質問があるうちのひとつが「Does Mozart change the harmonic rhythm from one variation to another?」というのがあり、意気揚々と「Yes, he does.」と書いて出したら5点中1点しかくれなかった。もっと詳しく書けと。
Doesで聞かれたらDoesで返す、と俺は中学の時に習ったのに!!!!
いや、うすうす感づいてた、もっとちゃんと書かなければいけなかったことは。おかげでその課題ではバークリー生活初、屈辱の評価Cをゲット。今でも後悔。

そんなこんなでかなりstressfulだった授業。こう書いてると悪いことばかりのようだが、この先生は音楽家として造詣が深く、授業内容も深く、今思えば非常に多くのことを学べた有意義な授業だった。
たくさんやらされたアナライズは頭がおかしくなりそうになったが、クラシックの偉大な作曲家がどういう意図でひとつひとつの音を選んだのか、それがわかっていくようで心地よかった。
無駄な音なんてひとつもないんですよ、と誰かも言ってたな。
そんななので、ドラマの「のだめ」見てても正面から楽譜に、音楽に向かいあうのだめや千秋を見てるとついつい感情移入してしまう。

最後のプロジェクト、ノクターン(夜想曲)の作曲ではついに先生から「Excellent! 君は素晴らしいハーモニーセンスを持っているね」と言われて本当に嬉しかった。次の日に会ったときもまた「昨日のノクターンは良かった」と、この物忘れのはげしい先生がw言ってくれた。
このノクターンは習作と割り切ってラスト部分など意図的にショパンをimmitateしているんだけど、授業を取る前には絶対出来なかったクラシカルな響きが出せたところもあり、この授業の有意義さを実感できた。

[Writing for Woodwinds Linda Chase]
木管楽器の書き方を習う授業なんだけど・・・授業ではひたすら曲を聴いた。それもほとんどが無調性の現代音楽。先生はかなりのハードコアで、尺八や、武満徹さんの曲なども多く聞いた。いろんな作曲家を知れたのはいいんだけど・・・。
それぞれのプロジェクトに演奏者を呼んで演奏してくれる機会があるのは嬉しかったが、彼ら初見があまり強くないのでうまく鳴らせず。ファイナルでは4人来るはずの演奏者が二人しか来ず、ピアノで代用する始末。
木管楽器の特性はまあよく分かったけど、2単位分、すなわち1550ドル分の価値はない。。と思う。
成績はすこぶる甘そうなので、単位取りたい人はどうぞ・・・。

[Advanced Counterpoint Arthur Welwood]
思えばこの先生の授業を二つも取ってしまったのがこのセメスターを特に忙しいものにさせた。
とはいえこちらはTonal Writingほど宿題は多くなく、大変ではない。
ただ、最後のプロジェクト4声フーガは少し苦戦した。
4声とかになっていくと響きが充実してきてハーモニー大好きの自分としては楽しいのだが、僕はどうしても縦重視の作り方になってしまう。
この授業で改めて自分の弱点を気づかされた。
最後の授業、みんなのフーガをクラスで聴くというときに疲労のピークのせいか大寝坊してしまい、聴けなかったのが残念。1時間遅れで駆けつけたら先生が授業を終えて階段を降りてくるところで、そのまま先生のオフィスへ行きフーガ最終チェックをしてもらい、最後に握手してお世話になった挨拶をした。
結局この先生には、週2回の授業以外にもほぼ毎週オフィスアワーに通い詰めて本当にお世話になった。

[Analysis of Dramatic Scoring Joseph Smith]
一番エキサイティングだった授業。
映画音楽の作りを分析したり、実際に映像に合わせて曲を作ってみたり、ラブ・テーマやメインタイトルなども作る。先生は楽しくてとても良いけど、ちょっと甘すぎるかな。
この授業の作曲では、今まで習ったクラシックの知識やジャズの知識、打ち込みなど全てを総動員させる。それが楽しく、それ以外に映画音楽的なテクニックも具体的に習えたし、「フィルムスコアリング学科にして良かった!」と思えた素晴らしい授業だった。
音を無駄に増やして厚くするのではなく、たった一音の効果的なタイミングでの入れ方が雰囲気を大きく変えるということなどジョンウイリアムズのスコアから学んだことも大きい。
他の学生からの自分の曲への反応がわかるのも楽しかったし、クラスの中で大体誰が出来るのかもわかったw

[Synth Application&computer for Film scoring Sheldon Mirowitz]

DP(デジタルパフォーマー)の使い方を習う。
新しいソフトでちょっととっつきにくい部分もあったがシーケンス操作はもう何年もやっているからある程度勘が働くし、たいがいのことは出来るようになった。なかなか素晴らしい機能のあるソフトだ。
しかし、バスの設定などキューベースに比べると断然面倒くさいし、字が細かくて見づらい、ベロシティが見えにくい、ソフトウェアインストゥルメントで作ったmidiパートをオーディオにするときにいちいちリアルタイムで録音しなければならない、などなど不満も少しはある。Logicと並んで業界標準のソフトだし、これからは主力になるだろうと思って慣れるために結構頑張った。
テンポルバートで打ち込んだピアノに、改めてリアルタイムでテンポをタッピングしてテンポを設定できるのが素晴らしい。簡単にスコアに出来るしクオンタイズも出来ちゃうぞ。
映画音楽に必要な機能も満載。

ミッドタームは試験があり、渡された譜面を打ち込んでミックスしてオーディオ化。100点ゲットー。
ファイナルプロジェクトはETのオーケストラスコアを打ち込みんで同じくミックス。
打ち込みそのものよりETのスコアを分析して楽しんだ。
一気にいろいろ習うので、シーケンサ慣れてない人にとってはかなり大変な授業かもしれない。
僕でもミックスに関してはもらったハンドアウトとにらめっこで、きっちり理解するのが大変だった。

[Private Lesson Bob Winter]
Bobはジョンウイリアムズと10年以上もボストンポップスで演奏してきたすごいおじいちゃん。
今までのプラベの先生と違って僕に出来ないことをじっくりと見て、ゆっくり説明してくれて本当に良い先生だった。演奏したりさせたりするよりもしゃべることが多い、と嫌う学生もいるようだが、どうせ30分しかないのだからその方がいい。
左手でアクティブなベースを弾きながら右手でコードやテンションを押さえつつメロディを弾く、というのが習った主な内容。楽譜見てすぐになんて今も全然弾けないが、素敵なボイシングをたくさん習った。
たくさん練習したのに最後の試験ではボロボロにミスった・・・。

[Score preparation and Instrumentaion Rick Applin]
教えることが本当に上手なRickによる、オーケストラの授業。
Counterpoint1でさんざんお世話になって良かったのでまた彼のクラスを取ることに。
一応楽器法は一通り習ったけど、1セメスターで習えるオーケストラって限界があるな・・・。いろんなことをやる代わりに、ちょっと内容は薄いかも。とはいえ実際にピアノからフルオケのスコアを書いてみて学べたことは多かった。
何十人もの演奏者がいるオーケストラ、これは本当に時間をかけてこつこつスコアみて自分で勉強していかないとなー。
この授業取ったらオケが書けるってほど甘いもんじゃありませんw
月曜は授業がなしで休みだったのだが、結局この先生のオフィスアワーに通い詰めるため毎週学校に行っていた。

以上。書き物系が多く、プラベも重いのでかなり大変なセメスターだったけど楽しかった。
今回は、今までバラバラに習ってきた対位法、和声、ジャズハーモニー、ピアノなどが全部結びついていくのが実感できたのがなにより素晴らしく、やり甲斐があった。
前にも書いたとおり、授業の内容を超えたところでの成長も感じられたし、バークリー最高って感じです。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

素晴らしかったセメスター

たった今オーケストレーションのプロジェクトを提出して今セメスターの全てが終わりました!!
疲れたーーーー!!今回ばっかりは本気で終わらないかもしれない、と思いましたが何とかなってしまうものです。

休日返上でひたすら、今まで以上にプロジェクト、勉強、練習の毎日。
クラシックでは厳しい先生の授業が二つあり、フィルムは先生は甘いものの課題はがっつり。気を抜く暇が全くありませんでしたが駆け抜け続けることが出来て感無量です。

このセメスター、本当にいろいろな意味で素晴らしい4ヶ月でした。

まず、授業の中で学生全員の作品を聴くような機会が多く、そこできっちり好評を得られたこと。
そしてその自分の曲がきっかけとなって話しかけられ、友達になった人が何人もいること。
こちらの学生は反応を本当に良く返してくれて有り難いです。しかもちゃんと耳を持った人だからいい加減なものには反応しないんですね。
それと同時に、他の学生の曲を聴くというのも非常に良い機会でした。
特に日本人は、与えられた課題を忠実にきっちりこなそうとする人が多いように思えますが、一方で他の国の学生はお題、決まり事を破ってまで面白いものを作ろうとする人が多いんですね。
ノクターン(夜想曲)を作る課題で、「これは、ドラキュラ城か?」っていう曲もありました。そりゃ夜は夜だけどさあ。
レベルは学生によってまちまちですが、個性豊かで面白い!
ちなみに僕にとっては言われたことは確実に守り、その中でどこまで面白いものを作れるかという挑戦でした。

この反応を見るということ、学生の曲を聴くことによって、音楽の作り方そのものの考え方が確実に変わったのを感じます。
それは、「なんとなく作っては絶対にだめ、狙いを明確に」っていう、書いてしまえば至極当たり前のことなんですけどね。僕がやりたいような仕事にあたっては、言われたことを守ることももちろん大事ですが、アイディアこそが一番大事なんだぞって教えられた気がします。

そして言うに及ばないのが勉強。
ひたすらクラシックのアナライズや楽器法、対位法、映画音楽のアナライズとシーケンスソフトの練習をやり続けました。
いくつかの授業は厳しい先生だっただけにストレスでもありましたが、終わってみれば、どれだけたくさんのことを学んだんだろう!たった4ヶ月なのに、日本で会社に行きながら何となく過ごしていた4ヶ月とは密度が桁違いです。4ヶ月ってこんなに長かったんだ。

そして多くのことを学んだ挙げ句にわかったのは、まだまだ全然足りないぞ、ということだったりします(笑)
バークリーで死ぬ気で卒業まで頑張り続ければプロとして恥ずかしくない知識、実力がつく、というわけではないということ。もしかしてある程度そういう実力がついていたとしても、自分ではそうは感じないでしょう。
確かにいろんな技術は学びました。しかし、これは生涯の営みとして音楽と向き合っていくための”地盤”に過ぎません。”学ぶための学び”といったところでしょうか。
例えばハーモニーのクラスで、アナライズの仕方を習いました。でも大事なのは、それを用いてどれだけ多くの曲を自分で分析してみて自分のモノに出来るか、ということなんです。
そして、分析してみようと思うのは自分がその音楽を面白いと感じるから。感じなければせっかく良い材料があってもスルー。どれだけ音楽に貪欲でい続けられるか?そこが肝心です。

オーケストレーション、楽器法、全てにおいて同じことが言えるでしょう。だからいくら授業を頑張っても最後のところは自分次第。
無論、地盤を固めるという意味で今ここで精一杯勉強をやりきることは最重要項目です。


そんなこんなで長々と書いてしまいましたが、改めて今ここで勉強できていることに、両親をはじめサポートしてくれた友人や先生達、全ての人に感謝します。ありがとう!
ここで学んでいることは何よりも大きいです。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

オーケストラデビュー!

一昨日の話ですが、ついに作曲家として人生初、生フルオーケストラデビューを果たしました!!

会場はSt.Cecilia教会。
学校のそば、というか同じ建物の中に教室もあるのですが、教会の本堂に入るのはこれが初めて。
思ったよりも大きくて綺麗な教会で驚きでした。

写真は教会の外観と、中での直前リハーサル中のもの。
Dsc00046_1
Dsc00049_1
Dsc00058


前のセメスターは学校の小さいホールで20人くらいしか客がいなかったそうだけど、今回は会場が教会、しかもドアを開けっ放しにしていたせいか通りがかりの人も結構入ってきたようで、大きな教会がしっかり埋まっておりました。

入ってまずびっくりしたのが、リバーブ(残響)のすごさです。
響き合う効果のせいで、あのオーケストラでもそれなりにごまかしがきいて聞こえてしまっていたのが驚きです。
本当は音楽をやるための場所ではないので、向いているとは言えないのですが・・・。
反面、その効果のせいで僕の曲はちょっと悲惨なことになってしまいました。

そのひとつがメロディ消失事件。 
メロディが他の楽器にかき消えてしまうという状態・・・。前に座っている弦楽器の人数が多く、特にコンサートマスターの子がガン弾き(笑)するので音量的にアンバランス、さらに主役のフルートが弱々しい音を出していたこと、そして残響の効果のせいでメロディどこ?という感じになってしまいました。
もう一人上手いフルートの人がいたんだけどその人はピッコロにまわってしまったのが運の尽きでした。
本人としては大きな音で鳴らしているつもりなのですが、他の音にとけ込んでしまいました。
直前のリハーサルでそれに気づき、指揮者と打ち合わせて急遽フルートが聞こえやすいように他のパートを少し削ったりして本番に臨みました。いくらかはマシになりましたがやっぱり聞こえづらい。僕は一番前の席で聴いていたのですが、後ろだとまたちょっと違ったのかもしれませんけど。

とはいえ、フルートがメロディではない部分は練習の時よりもずっとましに聞こえたと思います。
何よりも実際に生で音を出してもらって、コンピュータの打ち込みではわからないオーケストレーションの勉強になったのは本当に大きい。
フルートやリバーブにも問題がありましたが自分自身のオーケストレーションの問題にもたくさん気づかされました。
メロディと同じ音域でカウンターメロディ(メロディと一緒に鳴る第二の裏メロディ)が入っているようなところはことごとく上手く鳴らない。
リハーサルの時にも感じていましたが特に本番の会場ではそれが顕著に出ました。
あのままのオーケストレーションでやるとすれば、相当シビアなバランス感覚が指揮者と演奏者に要求されます。自分自身ではシンプルな曲だと思っていたけど、実は相当シビアです。そしてそれは今回のオケではちょっと望めなかったかな。

一方、他の学生の曲も2曲あったのですがどちらも本当に素晴らしくて、技術もセンスも良く、しかもあの教会でもしっかり鳴らせていました。
リハーサルで毎週見ていましたが、複雑なことをやっているようでも実はスッキリしてて、その時その時で主役が何であるのかが非常にわかりやすい。スコアをもらうよう約束したので見てみるのが楽しみです。

結局出来としては決して満足のいくものではなかったけど、それでも終わった後に、何人かの人にすごく良かった!とかスコアをくれないか、と声をかけてもらいました。みなさんありがとう。

写真は本番中の様子。
P1010007

今回オーケストラを体験するにあたって、おかげさまで本当に多くのことを、このブログでは書ききれないほどのことを学びました。
さらに、いろんな国の友人が出来たことも大きいです。それも挨拶とかうわべだけの会話だけではなく(この国はそれが多すぎる)、真剣に音楽の話が出来るような、同じような目標を持つ優秀な友人です。


出来はどうあれ、間違いなく人生の節目となる日だったと言えるでしょう。
関わった全ての人に、ありがとう!
さあ、来年は次のステップを目指してまた動きます!!新曲書くぞー。

最後に、指揮をやってくれたHaim(「ドラキュラ伯爵みたいだ」とはルームメイトのぶるーさんの談)との写真を。
この日は睡眠2時間&6時間ほぼぶっ通し授業の後なので僕はや・・・やつれとる!
一応せっかくの晴れの舞台だったのにな(笑)

P1010013

| | コメント (5) | トラックバック (0)

いよいよ明日本番

オーケストラに僕の曲が演奏されるのがいよいよ明日になりました。

誰にも日にち言ってなかったんだけど、学校行ったらポスターが結構たくさん貼ってあって僕の名前もしっかり"Winner"として出てました。
おかげでクラスメートだけど話したことがなかったアメ人にまで「明日やるんだってー?」と声をかけられる始末。
演奏家として人前に出ないとバークリーでは地味になりがちだけど、こうやって作曲家として存在を知らしめられたのは嬉しいですね。

あとは演奏者、指揮者の人に頑張ってもらうのみ!
演奏は学校のすぐそばの教会で行われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

期末!

本格的に忙しくなってきた。

あと2週間で学校が終わるが、その2週間でやることをメモ。

・4声フーガの作曲(現在Episode1(転調を含む推移部)まで終了)
・ショパンのノクターンをアナライズ
・ノクターン作曲(現在8小節)
・木管4重奏の作曲
・コンサートのレポート
・指定に沿った形で映画用のメインタイトル
・映画音楽のアナライズ
・E.TのオーケストラフルスコアをDPで打ち込み・ミックスまで
・ピアノ曲をフルオーケストラに編曲
・ピアノ(ドリアン・フリジアン・エオリアンスケール、アルペジオ、2曲暗譜)

ちょ・・・これ終わるのか?あ、終わらせるのか。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

最近の授業

しばらくいろんなことに壁を感じてかなり滅入ってたんですが、最近なかなか調子が良いです。

滅入って、もがいたからこそちょっとずつ見えてきたものがあるのかな。
上を見れば本当にきりがないけれど、確実に一歩階段は上ったかな、という感覚があります。

友達が前の記事にコメントしてくれていた通り、壁を感じることこそが成長の兆しなのかもしれません。
この先もずうっとこの波を繰り返していくんだろうなあ。一歩上がればまたずうっと先に次の階段が見えちゃうんだから。一歩ごとに長〜い踊り場のある変な形の階段って感じでしょうか。

後に良い展開が来ると、経験からある程度わかっていても、やっぱりもがいてる時期は辛いもんです。


さて、最近の授業について少し。
フィルムの授業、”Analysis of Dramatic Scoring”はカーチェイスの課題を無事Aをもらって終わり、Love Themeに突入しました。ラブ・スィーム。

例として渡されたスコア(というかリード・シート)は、ニュー・シネマ・パラダイス!!
きたこれ!!!
尊敬してやまないモリコーネ先生の名作です。オープニングテーマと、息子エンニオ・モリコオーネの息子アンドレア・モリコーネの愛のテーマ。
譜面を見ながらモリコーネの偉大さに唸る。

で、今回の課題はLove Themeを作ってくることでした。

やっと、素直に綺麗な曲が書ける・・・・・・・〜〜〜〜〜〜〜・・・〜〜〜〜!!

思えばバークリーに入って以来、自分の好きなジャンルを作るよりも習った新しい技術を使った課題ばかりやっていたので、こういうのは本当に久しぶりで嬉しかったです。

とはいえ他の課題もあり時間もないのでパパっとピアノで作曲。
ABAのフォームで、とかモチーフの使い方に少し指定はあるものの楽しんで作れました。
出来は自分の中では78点ってとこでしょうか。改善の余地はまだまだあります。
でもこういう曲だと、自分の中に何が美しくて何が美しくないか、という絶対基準がちゃんとあるのでどこをもっと改善すべきか、というのが分かるんですね。とはいえどうすればより美しくなるか、は簡単に出るものではないのでそこはまた格闘なんですが。

今日その課題を持って行ってクラスで全員のラブテーマを聞きました。
なかなか凝っているものから、「これのどこがラブ・テーマ・・・?」という謎の曲まで(笑)あって楽しめました。
授業の後、Liamという授業中にこれでもかってくらい先生にしゃべる男が、一番良かったよ!って言ってくれました。
授業中はしゃべりすぎで軽く困ったちゃんなんですが、誰であれ反応が来るのは嬉しいです。音楽にダブルスタンダードはないんですから!(by小澤征爾)

こちらの環境って、良ければ良いってすぐみんな言ってくれるし、意図を持って書いた部分にはちゃんと反応してくれるのがすごくありがたい。聴きながら良いコードがあればすぐその場で「Nice chord! I like it!」とかね。
何となく曲を作るのではなくて、どこを聴かせたいのか、何が面白いのか、それをどこに配置するのか、をちゃんと意図して作ることが大事です。
口で言うほど簡単じゃないし、まだまだうまく出来ないけどその心がけは常に持っていなければだめ。
うまくいけば必ず反応が返ってきます。

もちろんアメリカなので、何でも褒める的な部分もあります。でも本気で思っている時は反応違うから分かる。これはまあ日本でも同じですね。

だから、こちらも他の学生で良い曲があればちゃんと積極的にそういうレスポンスを返してあげよう、と思います。

さて授業の内容の話に戻ります。
この授業では実践的に映像音楽で使える技を習ったり聞いたりするので相当面白い!
フィルム学科は、ほぼ映像との同期とかそういうコンピュータのテクニカルなことを扱うと聞いていたので前は学科選択を悩んでいたのですが、ちゃんと音楽的なことにも言及されていてこれこそが僕が勉強したかったことだ、という感じ。
この授業は出来たばっかりで昔はなかったクラスなんだそうですが、よく作ってくれた!と言いたいです。
次のセメスターは「Dramatic Scoring」という授業もあるのでこれまた楽しみです。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

オケストラリハーサル第一回

バーケストラ(バークリーオーケストラ)の第一回僕の曲リハーサルに行って来ました!

今週はただでさえ課題ラッシュだったのにフルオケのパート譜を全て用意という大仕事が舞い込み、倒れそうになりながらの一週間。でもなんとかパート譜を仕上げました。
フィナーレでスコアをパートに一発変換、というほど事は簡単ではないので時間かかりましたね。

さてさて、7時からリハなのでパート譜配りや打ち合わせなどを考えて6時45分に教室に到着。
演奏者はまだ少ししかいなかったけどとりあえずそこにいたピアノとパーカッションとトランペットの人に挨拶して軽く注意点を説明。

リハーサル予定時刻の7時。
続々とオーケストラのメンバーが登場・・・・・・・・・しない。
結局半分くらいのメンバーを欠いたままリハ開始。
最初に指揮者のHaimが曲の説明をした後、僕もみんなに紹介されて拍手を受ける。こういうのは・・テレるね。
で、簡単にみんなに挨拶。難しい曲じゃないと思うのでリラックスして弾いてね、というベタな感じで。

さて音出し開始。
いやベースいないし!お〜〜〜い!あ、っていうかところどころメロディを担当するオーボエもクラリネットもいないっ!
ベートオスティナートがキモの作品でベースいなかったら成り立たないですー。。とうとう僕の曲が終わるまでベースはshow upせずでした。他の人相当やりづらかっただろうな。曲聴いたことないわけだし、曲の全体像を知らずにどうして演奏できましょう。。。
まあここまでメンバーを欠くのはさすがに珍しいらしいので来週に期待します。

さて肝心の音はと言うと、指揮者の人が頑張ってくれたおかげで最初はまあグダグダだったのも少しずつ良くはなっていきました。練習が始まってしまえば、指示を出すのは全部指揮者なので僕はひたすらメモしながら聴くだけ。
でも自分が指揮をしていたらあそこまでちゃんとまとめきれていたかどうか・・。そういう意味で、演奏家とのコミュニケーションの取り方、そしてどこが最も直すべきかというポイントをすぐに見極められる判断力はもっと身につけなきゃな、と思いました。

初回ということもあり、しかも楽器が揃っていないということでまだとても「やっぱ生は違うなー!」という感動を覚えるまでには至らなかったですが、なんと言うか”生の感覚”というのはおぼろげにつかめたような気もします。
良いこともありました。"expressivo"と楽譜に書いてあるバイオリンのメロディのところでかなりベンドのかかった弾き方をしていて、それが僕の想像の範囲外にあった弾き方だったのだけどすごく人間らしい音だったんですね。これは引き出し増えた感じがしたな。こんなに変わるものなんだ。

今日は決して良い音だったとは言えないけど、楽器が揃って、あとはみんなが個人練を少しでもしてくれればうまく鳴るはずだ、という想像はできました。
まあその個人練をしてくれるのかどうか、そこまでのモチベーションがあるのかどうかが微妙なとこなんですが・・。

とにもかくにも、何十人もの人が自分の曲を演奏してくれるという機会は学生時代になかなか作れるものではないので、今はひたすら皆さんに大感謝です。

| | コメント (3) | トラックバック (2)

バークリーオーケストラで演奏されるかも・・・?

Tequniques of Tonal Writingのアナライズの宿題、ピアノ使わずにやったら5時間かかってしまった・・・。
いつもクラシック系の宿題をやる場合、頭で音をイメージする訓練のために極力ピアノを使わずにやっているんだけど難しいです。
細かい音が入り交じってる場合、どれがコードトーンでどれがノンコードトーンかを判別するのが(どの音をその箇所のハーモニーと見なすのか)が難しい。ピアノで弾けば一発でわかるんだけどなあ。
アナライズなどをする時、僕のやり方では、まず軽く頭で歌いながら理論を使ってやってみる、わからないところはしっかりとソルフェージュで頭で歌ってみる、それでもきつければピアノを弾く、というようにしてやっています。
これからもこういうやり方でやるべきか、それとも最初からピアノ使ってぱぱっとやってしまった方がいいのか悩みます。

アクチュアリー作曲する時はピアノ使うわけだし、頭で鳴らす訓練ってどこまで必要なのか?


それはそうとして、この間バークリーのオーケストラクラブがコンサートで演奏するオケの曲をオーディションで募集していたんです。
本当は新曲を作りたかったけど作る時間まではないので、前に作った曲「風時間」を出してみよう、ということで締め切り日ギリギリに提出しました。

そしたら、昨日、クラスが何度か同じになったことがあるイスラエル人のHaimが興奮して話かけてきました。
先生やオーケストラの主要メンバーで聴いたけどGreatだった、と。
キャッチーでオーケストレーションも良く出来てるし、ちょっとジョンウイリアムズっぽい、とか。言い過ぎ(笑)
なぜこやつが聴いたのか?と思ったら、どうやらHaimは指揮をやるそうです。たしかにイヤートレーニングが同じ授業だったんだけどものすごい耳と記憶力が良かった覚えがあります。いつのまにそんな活動を・・・。今はフィルムスコアリング用のコンピュータの授業が一緒です。

で、募集した作品の中から演奏されるのは元々一曲だけ。
で、僕のはRunner up、つまり2番目、しかもとても一番の人とクローズだったそうです。
そしてそれは曲のクオリティの問題ではないようで。
今回の募集の目的というのは、3曲あるプログラムのうちの一曲を募集するというもので、2曲は募集前からすでに曲目が決まっている。ベートーヴェンのシンフォニ−7番と、もう一曲は映画音楽です。そして募集したオリジナルを合わせて3曲になるんだけど、僕の曲は映画音楽っぽいのでもう一曲の映画音楽とコンセプトがかぶってしまうらしいのです。
そして曲が少し短いと。

ただ、オーケストラとしてはとても演奏したいので、なんとか一曲分の時間を空けてプログラムに組み込めればいいと思ってる、とのこと!
オケは毎週練習をしているのだけど、その練習がうまく好調に進めば演奏してもらえるチャンスが来るかもしれません。是非演奏したいので全力を尽くしてなんとかやってみる、とアツい言葉をもらいました。嬉しかったなあ。

今回がだめでも次のセメスターで出来るかもしれないし、生のオケを体験できたらこれに勝る喜びはありません。
チャンスカモ〜〜〜ン

| | コメント (5) | トラックバック (0)

4セメスター目、一週間終了

金曜が休みになったので、4セメスター目の最初の一週間が終わりました。
わりと閑散としていた夏に比べ、9月の学校は鬼のように人が多い。いや、「鬼」は別に人が多くない。
一週間目からヘビィー。。。
何がヘビィって2時間ものの書き物系授業、しかもクラシック尽くしなのですよ。
そして、今回取る授業から、フィルムスコアリングやクラシックコンポジションの人くらいしか取らないような授業ばかりになる→クラシックコンポジションの人数はすごく少ない→フィルムだらけ→フィルムは何学期目にどの授業をとるかがかなり固定されている→どのクラス出ても同じ顔ぶればかり見る、という状態です。
書き物系7つ取ってるよ、と友達に言うと必ずcrazyと言われます。そうかもね。。

ではひとつずつ授業に出てみた感想などを。
月曜日
【Scoring for Strings】
Tibor Pustzai
ストリングスの書き方を学ぶ授業。ずっと楽しみにしてた授業。
第一回目から休講でした。オイオイ。

火曜日
【Techniques of Tonal Writing 】
Arthur Welwood
ひとつの曲をいろんなクラシックのスタイルで書くという授業になりそう。
今回はモーツァルトのシンプルな曲を、10パターンほどのスタイルに編曲されたスコアをもらい分析をした。
難しそうではあるが、こういう編曲術は将来役立つかも。
Traditional Harmony1,2 Traditional Counterpoint 1,2を終わらせなければ取れない授業だけあって難しくなってきた。緊張〜〜〜〜。
先生はおじいちゃん。と言うとすっごくやさしそうな柔らかい感じの人をイメージするかもしれないが、ビシバシ当ててくるし眼光も鋭い感じ。授業はわかりやすく、きちんとオーガナイズされていると思う。

【Writing for Woodwinds】
Linda Chase
ウッドウインズだけに焦点を当てた授業。プロトタイプの授業という扱いになっているので認知度がまだ低いらしく、クラスはなんと自分入れて4人だけ。しかもうち一人は一緒に取ったおがちんである。
4人だから授業内で発言する機会も多くなるだろうし、きつそう。
でも実際に演奏者を連れてきてくれるっぽいし、自分の作品も吹いてもらえそう。
先生はとても雰囲気が良いがかなりコアな女性。
なにせ元々はフルート奏者なんだけど尺八に興味を持って習ったり、初回の授業でいきなり武満徹さんの曲を聴かせてくれたりとかなりアツい。
ちなみにInstrumentation and Score Preparationというオーケストラの楽器法を習う授業も今回取っているのである程度内容がかぶるかもしれない。オーケストラ全ての楽器の楽器法を1クラスだけで習えるはずもないと思うので一緒にこれを取るのは有効なのではないか、と思ったわけだけど、さてさてどうなることやら。
ストリングスの授業を取ったのも同じ理由。こちらも内容がある程度かぶりそう。
とはいえ1セメスターでこれら全部取るのは欲張り過ぎかもしれないです。パンクしそうになったらこれかストリングスを次セメに回します。

水曜日
【Advanced Counterpoint】
Arthur Welwood
早速3声のカウンターポイントに入りました。
ついこないだ、さあカウンターポイントがっちり基礎から頑張るぞー!と思って1を取ったのにもうアドバンストに。
猛スピードな気がしてしまいます。でも3声をちょっとやってみた感じ、2声のほうが難しい。制限が多いほうが難しいのかねやっぱり。そう考えると4声だけで名作をたくさん産み出したファミコン音楽ってやっぱすごい。
この授業では4声のフーガまでを習う。ジャズの勉強とか指揮とか演奏とかしながら対位法を一年できっちり4声フーガが書けるようになるまで修めるって、やっぱりかなりハイペースだよなあと思う。
先生はTonal Writingと同じArthur Welwood。

【Analysis of Dramatic Scoring】
Joseph Smith
映画音楽の分析の授業。ついにフィルム専門授業がやってきました。ドキドキ。
今回はソングフォームについて、など習ったがいまいちピンと来なかった。
おそらく映画音楽を聴いてどこでどういう風に曲調が変わるか、とかを分析していく授業なんだと思うけどまだよくわからない。
先生はスタートレックなどにも仕事で関わった人。

【Computer and Synth Apps for Film Scoring】
Sheldon Mirowitz
デジタルパフォーマーの使い方を学ぶ授業。
やっぱりDPになるのね、トホホ・・・。今まではSonarとCubase,そして最近MacになったからLogicを買って勉強していたというのに、よりにもよって唯一最も使ったことのないDPを今後は使わされるようだ。ソフトウェア音源の何も入っていないDP。買わされたKontakt2は重すぎてPowerbookG4では全然使えないし、どうしろと言うんでしょう。Reasonは生楽器系には向かないし。日本からわざわざ持ってきたXV-5080がここで役立つのか?
何はともあれまずは操作に慣れないといかんです。
先生は、映画音楽の先生というよりは自分が映画に出演したほうがいいんじゃないかと思えるほどオーバーリアクションに話すかなり強烈な人物だ。
だけど、特にデジタルものの概念の説明は素晴らしくうまかった。DPの具体的な使い方以外は全部知ってるようなことばかりだったんだけど、自分はあんなにうまく説明できないなと感心してしまった。

木曜日
【Instrumentation and Score Preparation】
Rick Applin
1セメスターぶりのRickの授業。
オーケストラの楽器全ての楽器法、楽器同士の組み合わせなどを習っていく。
教材として、定番ともいえる「展覧会の絵」などを使っていく。
今まではストリングスに半分を費やし、後半半分で他の楽器についてやっていたらしい。
ミッドタームでストリングスのプロジェクト、そしてファイナルでフルオケのプロジェクトだったそうだ。
でも、今回からストリングスの比率を下げることを考えていたらしく、クラスメイトも皆それに同意したので小さめのプロジェクトを4回やり、バランスよく教わっていくことになる。
スコアは持ってきたらいつでも見てくれると言っているし、授業も1対1でスコアを見てもらう時間を設けるようなシステムになるようで楽しみ。
やはりRickは先生としての経験が長いだけあって、(このクラスの誰が産まれるよりも前から教えている、と言っていた!)生徒がどう考えるか、考えがちであるかなどをよくわかっているので説明が非常にわかりやすい素晴らしい先生だ。
地味と言えば地味な先生だがなじむ。実になじむぞ。僕のこともちゃんと覚えていてくれた。
この先生のやり方は、作曲ではなく既存の曲をオーケストラアレンジする、という方式を取る。自分の曲よりもむしろ他人の曲、しかも自分があまり好きでない曲などもやった方が勉強になるからだそうだ。納得。
Andrew Listという先生は逆で、もっと作曲をさせるらしい。だからそっちの方が良ければ先生を変えたほうが良いと言っていた。僕はRickの考え方に納得したのでやはり彼の授業を取る。

【Private Lesson】
Bob Winter
今回はレジストレーションしたのが遅かったので授業なし、来週からになってしまった。
おじいちゃん先生で、授業を取るのは初めてなのだが何せジョン・ウイリアムズとボストンポップスで演奏をするような人。楽しみ。
僕はジャズピアニストになりたいわけではないので、自分の学びたいことをきちんと伝えてやってもらおうと思う。
それはずばり、いろんなキーへの対応とコンピング。


以上。
クラシック漬け、しかもアドバンストのクラスばかりで不安いっぱい。今セメはバークリー生活の中で肝になるセメスターな気がする。StringsとWoodwinds以外の5つは全てフィルムスコアリングの必修科目だし。
普通の人、というか卒業を急がない人はこのうちの3つだけ取って次に2つ取る、というのがスタンダードな取り方なんだけど僕はそうはいかない。
でも一週間受けてて思ったのは、英語へのストレスは大分減ったということ。
いきなり質問されてしかも自分の考えを話さなければいけないようなものだと焦って聞き返してしまったりもするが、授業の聞き取りは基本的にあまり困らないかな。

さて定番の台詞で締めくくりますかね。
頑張るぞー!


| | コメント (0) | トラックバック (0)

4セメスター授業〜I'm gonna die〜

始まりました、4セメスター目が!
今回の授業は以下のような感じですが、何かドロップするかも。

・Techniques of Tonal Writing
・Instrumentation and Score Preparation
・Advanced Counterpoint
・Scoring for Strings
・Writing for Woodwinds
・Analysis of Dramatic Scoring
・Computer/Synth applications for Film
・Private Instruction(Piano)

えー、2時間ものの書き物系が7つにプライベートレッスン・・・。
しかも書き物系はほぼクラシック系。
なんか春学期は書き物3つで死にそうになってた覚えがあるんだけど今回はその倍以上の7つ。

まず最初の一週間受けてあまりに無謀だと思ったら少し減らします。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

夏セメスターのまとめ。

早いなあ。
バークリーに来てもう3セメスターが終了。
全部で7〜8セメスターなので、早くも折り返し点にたどり着いてしまいそうです。
そういえば最近授業関係のことを書いていなかったので夏セメスターの授業のことを書いておきます。

【1.Conducting1  Varelie Taylor】
指揮法のクラス。右手での4/4の振り方から始まり、変拍子の振り方、左手でのダイナミクスや楽器へのキューの出し方を学んだ。
4/4を振るだけでも、拍の頭が明確にわかるように振るのは意外に難しい。何度も言われたのは、Gravityを感じて振れ!ということ。物が落下するような加速度で腕を降ろすことで落下地点にたどり着く時間を予測させる=拍の頭のタイミングを予測させることが出来るのだ。
振って練習した曲はMaurice Ravelの"MA MERE L'OYE"と"Petit Poucet"、そしてBeethovenの"Symphony No.7 in A Major, Op92"。
授業では毎週のように皆の前で振り、終わった後に先生に「どうよ?」的な聞かれ方をする。
キューの出し方などは家で準備しておけば問題ないのだがとにかく右手で力を抜いて重力を感じて振れということを何度も言われた。

皆の前で振る時は、教室内で面白いシステムを使う。
教室にはパソコンが6台(だったかな?)、半円を描くような配置で並んでおり、自分はその円の中心あたりに立ち、各パソコンをオーケストラの楽器と見立てて振る。
例えば自分の左側にあるパソコンは1stヴァイオリン、といった感じ。
それぞれのパソコンのシーケンサーに楽器の場所に合わせた曲の演奏データが入っており(例えば左側のパソコンはヴァイオリンのみのデータが入っている)、他の学生が指揮者に合わせてそのパソコンのキーボードで拍をタッピングすることで演奏が再生される。
キューを出す時などはその楽器を担当してタッピングしている人に向かって出す。

先生は妙にいつもアツく話す魔女のようなおばさん。個性的。
テストの説明などもすごく早口でササーっとしゃべってしまうので辛かった。
だけど、テストの後には良かった点と悪かった点についてのコメントが書かれた紙を渡してくれる。これは有り難い。
グレードが厳しいという噂があり、テストはミッドタームとファイナル両方ともAマイナスだったが総合的にはAをもらえた。

指揮はマッスルメモリー、いわゆる筋肉の記憶を必要とする、つまりは自転車の運転のような?ものなので日々の練習が必要だが曲をちゃんと振れるようになった時はかなり楽しいものがある。
次の次のセメスターでConducting2を取ります。

【Contemporary Ensemble】
アンサンブル。トランペット、アルトサックス、ドラム、ベース、ギター×2、ピアノ、そしてチェロという妙な編成。
アクチュアリー、単位合わせのために取ったという感じ。
それなりに楽しかったし、最後には学校でリサイタルもやったが、演奏自体よりも毎回の授業で先生がどう音楽をまとめていくか、というやり方を見るのが面白かった。
スコアを全く使わず、その場その場でアレンジしていく感じで進めていった。

【Harmony 4  Steve Rochinski】
ある意味今回一番大変だった授業。
Secondary dominantからのDeceptive resolution(偽終止)、 Non-Dominant functionのDominant7thコード、Contiguous Dominant、モードからのModal Interchange(借用和音)、Modal songの書き方、Pedal pointなどを学んだ。
先生が厳しく、天才系の匂いを漂わせる先生で、まず使う言葉が難しい。そして黒板に書いたものもすぐ消してしまうし、それでいて今までのハーモニーのように宿題を出してチェックしてもらうようなことがなかったので自分では理解したつもりでも意外に穴があったりすることにテストの後で気づかされたり。夏は短いせいかreviewをする時間なども全くなかった。
ハーモニー4はみんな苦戦していたよう。僕にとってもこの授業は難しく、今まで楽勝だったのに混乱させられることが多かった。
書き物系、理論系の授業で初めてA−を食らってしまった。
プロジェクト2回提出と、ミッドターム、ファイナルの2回試験あり。

でもとりあえずこれでジャズハーモニーの授業は完全に修めたことになる。アドバンスのクラスもまだあるのだが、ほぼ理論的なことは理解したと思う。ほぼ、というのはハーモニー4で一部アンクリアなことが少しあるから。休み中に見直す。
さて、あとはどう使っていくかですね。
理解することと使えることは全く違うので、これからがジャズハーモニーの真の勉強の始まり!とか言ってみたりする。

【Traditional Harmony 2   Scott Fessler】
クラシック和声第2弾。
7thコード、セカンダリドミナントから始まり、その他特殊な和音を学ぶ。
Neapolitan, french aug6, German aug6, Italian aug6など。
Neapolitanなどは、一方ではハーモニー4でフリジアンスケールからのモーダルインターチェンジコードと習っていて同じコードでもアプローチの仕方が違うのが面白い。
先生がボソボソしゃべるのがちょっと難点だったが、良い人オーラ出しまくりの人で、きちんとマメに宿題もチェックしてくれるのは良かった。
残念なのは、ソプラノが与えられてそれにハーモニー付けをする、いわゆるソプラノ課題の練習が全くなかったこと。
それこそが一番役に立つと思うんだけど、ベースからの和声付けのみ、テストもそれのみだったので、毎週鬼のように宿題が出た前回のトラディショナルハーモニー1に比べると楽だった分少しやり残したような感が残る。

【Traditional counterpoint 2  Don Mcdonnel】
CanonやDouble counterpointの作り方を前半で学び、後半はバッハの分析、そしてインベンションを真似て曲を作った。
バッハのすごさに唸らされる授業。
毎回難しいと感じつつもなんとかついていけたし成績も良かったが、先生には少し不満だったかな。悪くはないのだけど。
でっぷり太った良い人なんだけど、オフィスアワーなどで質問しに行くと、「さっさと手短かに答えて切り上げよう」という匂いがプンプンする。
課題には間違いさえしていなければ「ンーン、スーパー!スーパー!」ばかり言う。おかげでその口癖がうつった。
対位法をやっていると、禁則は犯していないがあまり美しくないものが出来てしまうことも多々ある。自分がちゃんと良いと思えるものを作るためにはもっともっと訓練がいる。
インベンションのアナライズをプレゼンするなど、苦労もあったが曲の展開のさせ方を学ぶという点では本当に多く学べたと思う。

それにしても先生達は学生の課題をチェックするのがなんであんなに早く出来るのだろう。いくら経験豊富とは言っても驚異的に見える。
今、フランス人の友達の対位法を見てあげているのだが、僕はとてもあんなに早くチェックできない。


と、こんな感じでした。
ほとんどがクラシックなクラスばかり。
次のセメスターはさらに専門的なクラシックのクラスが増えます。対位法などは4声のフーガまでやることになるもよう。
濃密な秋になりそうです。


| | コメント (4) | トラックバック (0)

撃沈と思いきや

先日に日記で撃沈だったと書いてた対位法のテストですが、しっかりA取れてましたー!和声も同じく!
おかしいな、こんなはずじゃなかったんだけど。
なんだかんだ言ってちゃっかりちゃんと出来てるタイプだったっけ俺?
そういや前のセメスターも全く同じことがあったような。
ミスしたのは、声部間のインターバルを書かなきゃいけないのを完全に忘れてたってのだけでした。
眠かったからな〜。

思った以上に今まで勉強した分が身に付いているのでしょうか。
ま、それでも良いものを書く、という段階までは出来なかったと思うし訓練まだ足りないと思うのでこれからも続けていくぞー。
一日一題カノン、今のところしっかり続けてます。
ハーモニーをどうコントロールしていくかが肝かな。マイナーキーが苦手。

カウンターポイントは来週にバッハのインベンションの分析を皆の前でプレゼンテーション。
韓国人のクラスメートと組んでやります。
そしてファイナルテスト。
そしてファイナルプロジェクト。
プロジェクトはちょっと面白そうで、人によって違ったモチーフや展開の仕方を指定され、インベンションを作るというものです。
テストの点によって難易度を決められてるらしい。
「君にはこのスペシャルなのをあげようね」と言って8/9拍子のやつを渡されました。

それにしても東京芸大とか行ってる人はこんなのを高校時代に勉強し終えてるんだからすごいもんだ。

でもバークリーはこういうのをやりながらジャズもちゃんと学べるからいい。「も」っていうか元々ジャズの学校なんですけどね。
どちらも、すごく楽しい。

夏は短いので、もうすぐにファイナルウィークがやってきます。
今までと同じく、「俺頑張った」と思えるよう頑張ろう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

眠い頭で対位法はやるもんじゃない

最近近況をあまり書いていませんでしたが、今週はミッドターム試験でした。夏学期は短いのであっという間に試験期間です。
今日対位法の試験を終え、とりあえず一区切りしたところで書いてます。

今日はプロジェクトや勉強が追いついていなかったので30分ほどしか寝ずにそのまま試験へ。
これが失敗の元でした。
試験は、用語の説明とバッハのインベンション2・8番のアナライズ、そして対位法課題3曲。
まず分量にノックアウトされました。2時間で終わるのかこれ!?案の定クラスメイトのほとんどが時間切れになるまで教室に残り、必死に解いていました。(こちらでは自分が終えたら試験時間内でもさっさと退席するのが普通です)

対位法課題はLiteral Canon(平行カノン)、Canon by inversion(回転カノン), Double counterpoint(日本語で何て言うんだ?)の3つ。
自分でも信じられないくらいアホな話なのですが、眠気で頭が全く働いてなかったらしく、カノンを作ってるのにいきなり4小節目くらいからカノンをやめてフリーカウンターポイントを作っていたりして時間を無駄に消費。
あとは時間のなさに焦って、落ち着いてやれば出来るはずの対旋律が全然綺麗に作れず撃沈。
一応超大急ぎで全部書いてきたけどきっといっぱいミスしまくっていることでしょう。例えミスがなかったとしても音楽的な良さを追求してる余裕はなかったので面白いものが出来ているはずがない。
「ああああ俺がバッハだったら・・・」とか思ってやってました。
情けない試験の幕引きでした。


眠くて頭が働かなかった、なんて、それまでしっかりやってこなかったツケが回って来ていただけの話なので言い訳にもならない。
それにもっと日頃から解く訓練をしていたらいくら眠くても出来たはず。

悔しいです。

これから毎日一曲でも作って訓練する。

俺は、やります。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

夏セメって・・・

今回のセメスター、どうも先生があまり当たりとは思えない感じが。。
前のセメスターがある意味良すぎたのかな。

授業始まって最初のうちしばらくはadd&drop期間といって、先生が気に入らなかったり時間割を変更したい場合に自分で変える事ができます。
なのでいろいろこねくり回してみたんですがいまひとつ。
夏は良い先生が少なく、クラスも少ないので選択肢自体があまりないのが痛いですな。

街自体もなんとなく夏休みムードが漂っていて、街も自分も少し緊張感が欠けてる感じです。
あぁ、もうちょっと時間があれば夏は休みにしてしまうのに・・!!


| | コメント (3) | トラックバック (0)

8.private lesson

週に一回、30分のプライベートレッスン。
これが僕には一番の負担。
1セメスターの間に、リードシートから自分なりにジャズを弾くのを一曲、楽譜に全てノーテーションが書いてあるジャズを1曲、ジャズメロディックマイナースケール、トラディショナルメロディックマイナースケール、ハーモニックマイナースケールを全キーで、マイナーでのⅠーⅣーⅤーⅠ、ⅠーⅥーⅡーⅤーⅠを決まったヴォイシングで全キーで弾く、、、以上を練習しなければならない。

先生はLaszlo Gardony。
バークリーの先生の中でもNo.2くらいだとか。前も書いたがこの人の書く曲は本当に好み。
せっかくのプライベートレッスンなのだから自分のやりたいことをやっていきたいのだが、テストに向けての練習がやること多いのでそればかりになってしまったのが残念。
次セメスターではプラベを取らずに、でも最後のテスト用の練習はあらかじめやっておいて、その次のセメスターでプラベを取りつつ自分のやりたいことをやってもらおうと考え中。

テストでは、スケールなどかなり練習したのに「テンポが不安定」などと書かれBを食らってしまった。
でもプライベートレッスンの総合評価としてはA−がもらえた。

今セメの授業はこのプラベがA−であとは全部A取れた!
次も頑張ります。
書き物系なんかは習った事と外れてなければAは取れるけど、それは最低条件としてやっぱりもっと良い曲を書いていきたいです。良い成績を目標なんかにしちゃあかんよな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

7.comping3

コード弾きの練習。
ⅡーⅤーⅠがメインだが、左手でベースを弾いてはだめだしうまくテンションノートを入れなくてはいけない。
ⅡーⅤーⅠについてはかなりこれのおかげで出来るようになった。
でもオルタードテンションを入れろ、みたいな指定があるといきなりテンパる。
それからⅡーⅤーⅠばかりやっていたのでまだ変な進行の曲には全然対応できない。
もっとやらないとなあ。作曲に役立つし。

先生はJosh Rosen。
一見厳しく見えるが、ちゃんと一人一人の伸びしろを見てくれている感じがする。
要求することは難しいが成績の付け方は甘い。なんで俺がAなのよ。
すごく良い耳を持っているし、George Gazoneなどとも一緒によく演奏しているようだ。
毎週のように遅刻してくるのが×。
悪くはなかったけどもう取らないかな。もっと上手い人にとってはいい先生かも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

6.comping1

コード弾きの練習。

コンピング2を終わらせてるにも関わらず、もっとベーシックなところからしっかりやっていきたかったので取った。
トライアドコードから始めるので最初は本当に簡単。
最終的には9th系のテンションまでを習う。左手でベースを弾けるので楽。
両手でのルートを抜いたコード弾きが苦手なのです。
楽勝だったけど意外とミスりやすいコードなどもあったので弱点が少し補強できたかな。

先生はSuzanna Shifter。
なぜかいっつも旅行者のようなでかいカバンをカートで転がして持っている謎のおばさん。
でもきっちりした性格の人で毎週しっかり課題を出してくれるので良い。多分次も取ります。
アッパーストラクチャーコードについて凄い人らしい?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

5.introduction to film scoring

ハリウッド式の映画制作のプロセス、映画音楽制作のプロセス、そしていろんなタイプの映画音楽の機能などを学ぶ。
毎週授業の中でいろんな映画を見て、音楽がどういう役割を果たしているかなどを話すのだが、英語が聞き取れないとなかなか辛い授業。先生はあまりホワイトボードに書いたはせず、学生と先生がボンボン意見を言う形式で進められていく。
宿題はComplete guide to film scoringという本を毎週一章ずつ読んで来る。
英語の本ってぱっと見たときに何が書かれているかわかりにくいので、日本語でぐちゃぐちゃに書き込みをしまくってました。このように。

P1010574_1


P1010575_1


プロジェクトは2つ。このプロジェクトがインターナショナルの人には辛い!
英語で書かなくちゃいけないから。

一つ目は、映画の1シーンを見てそこで使われている音楽がどんなタイプかを分析するというもの。
学校のメディアセンターにいくつかの映画の1シーンクリップのたくさん入ったDVDが置いてあって、8つくらい?の中から二つの映画を選択して分析する。
名作、「ショーシャンクの空に」と、それから「ジュラシックパーク」にした。
分析とは、例えばこの曲はキャラクタの心情を表しているのか(どういう心情を表しているのか)、動きを表しているのか、それとも時代や文化の背景を表すためのものなのかなどをまずタイプ分けする。
その後に音楽的にどんなテクニックが使われているかなどを分析する。テンポはいくつか、楽器編成は?和音は?メロディは?などなど。
ここの分析は褒められたが英語が少しわかりにくいと書かれてしまった。。。

二つ目のプロジェクトは、Boston Universityの作ったショートフィルムを見て、どこにどんな音楽を自分ならつけるか(Spottingと言う)をプロと同じようなやり方で行う。
これがまたクセモノで、なんとも形容し難い映画だった。世にも奇妙な物語的な、ある青年に起こったちょっと不思議な事件、という感じなのだが怖い系ではなく微妙にファニー。
17分あって、字幕がないのでまず3回ほど通しで見て英語を理解し、その後音楽を決めるために何度も何度も見返した。学校でしか見る事が出来ないので、学校でまず見てメモを取る、そして家でちゃんとした英譜に書き直し、書き直ししているともっと見返したくなる、、というようなループ発生。結局かなり時間をかけたな。
同じ課題をやっている人たちを学校で見たが、みんな1時間くらいでサラサラと終わらせていた。英語に難がないとはいえなんでそんな早く出来るんだ?
音楽の入るタイミングなどは、家で実際に映画を見て研究してみたりもしたが、難しい。
なんでここで音楽がないんだ?というような箇所も注意して見ていると結構あるのだ。
結局17分の映画に11曲入れる、という形にした。
でもじっくり考えるほど良いタイミングが見つかるような気がして面白い作業ではあった。
音楽そのものがいくら良くてもふさわしい場所にふさわしい音楽が入ってなければ意味がない。音楽を実際に作る段階に到達する前にこれだけあるんだなあ。とても良い経験だった。

先生はEric Reasoner。
Music editorとして実際にハリウッド映画の制作に関わってきた人だ。
現場の話をいろいろしてくれるので面白い。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

4.arranging2

5ホーン(トランペット、アルトサックス、テナーサックス、トロンボーン、バリトンサックス)のアレンジ法。

各楽器の音域・移調の仕方から4パートソリ、5-part soli、3-part soli、2-part soli、spread voicing, guide tone line, approach noteなどを学ぶ。
Soliとは、複数の管がハーモナイズされたフレーズを弾くこと。
Spread voicingは、パッド的に複数の管でコードを鳴らす方法。
Guide tone lineはコードの3rd,7thの音を中心に対位法的にメロディに対するカウンターラインを作る方法。
Approach noteは、弱拍にあるアプローチ的な音の扱い方。

この授業に関しては今までの貯金がほとんどなく、ゼロからのスタートだったので一番新鮮だった。
実は管での和音の積み方などはすごくロジカルで、なおかつ自分のチョイスで決められる領域もあるのでセンスが問われる。
この授業ではミッドタームとファイナルで2度のプロジェクト提出があり、作成した楽譜を持っていきバークリーのプロジェクトバンドというバンドに演奏をしてもらう。実際に生の音が聞けるのは有り難い。
が、この時期は皆がプロジェクトを抱えて持って来るので、すごくプロジェクトバンドが混む。バンドは1時間半くらいの間に16曲くらい演奏する時もあるので1人にかける時間が全然ない。
十時間以上もかけて作ったアレンジが、初見の一発録音で済まされてしまうのはかなり厳しいものがある。
ピアノなどは、コードだけ書いておいてあとはフィーリングだけ伝えて演奏者に委ねる「スラッシュノーテーション」などを使えばそれなりに弾いてくれる。だが、細かく楽譜を書けば書くほど、練習する時間もないのでぐだぐだになってしまう。本当は自分のアレンジなのだからやっぱり細かく書くところは書きたいのだが。
楽器演奏者を自分で集めなくても演奏してもらえるのは有り難いことだが、しっかりした音を残したいのであれば自分で集めて時間をかけて取ったほうがいいかもしれない。

先生はWinnie Dahlgren。
プロジェクトバンドのサインアップの時に間違えて「winny」と書いてしまったのは秘密だ。
学生の質問を先生が良く聞き取れないと、「Huh?」と言われます。
女性でとても親切、わかりやすいし良い先生です。きっちり学ばせてくれる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

3.Harmony3

ジャズ和声の3。全部で4なのであと一つ!
バークリー生全員が必修となるクラス。

この授業ではコードに対するスケールを主に習う。
ダイアトニック、セカンダリドミナント、ディミニッシュ、subⅤ(裏コード)などでどのスケールが使えて、テンションはどの音が使えるのか、どの音がアボイドなのかなど。
全く新しく習った事なので新鮮かつ面白かった。しかも別に難しくない。
今回ハーモニー3を終えた事でほとんどのジャズの曲を理論的に分析することが出来るようになった。

ただし!それが自分の曲に使えるかどうかはまったく別問題。
知識があるだけでは意味がない。

経験上、音楽が自分のものになるには、”耳で覚える” ”体で覚える” ”知識として頭で覚える”、ことが大事。
耳でまず感覚を知るのは音楽家として当然のこと。だが耳だけでは限界がある。
演奏して体に染み付いたものが一番アウトプットとして出て来やすい。ただし手癖に頼り過ぎる傾向がある。
そして知識によっては自分の感覚の外まで曲作りの幅を広げることができる。だが知識で得ただけで無理に使おうとするとヘンテコなものが出来てしまいがち。ここが音楽の面白さ。それでも理論的に合ってればバークリーの授業の課題ではAはもらえるだろうけど、そんなんじゃ意味ないと思う。
この3つをバランスよく高めて、初めてそれが自分のものになる。
ハーモニー2までは耳で分かっていることを知識として確認という感じだったが、今回あたりからは知識が先行している感がある。使いこなすためには耳と体を追いつかせる必要がある。


先生はEric Byers。
この人は教えるために生まれてきたような人。
クリアな質問への回答、そして授業中も一人一人に質問して来るので落ちこぼれの人もほとんど出ない。
まだ30代前半くらい?で若く、けっこうビジュアル系な先生だ。
宿題はあまり出さないけど、授業が最高にわかりやすいので困らなかった。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2.Traditional counterpoint1

2声対位法。
メロディ、ベースのみの2声で曲を作るが、それぞれが独立した旋律でなくてはいけない。

禁則が多く、和声と同じくパズル的。なおかつこれは耳も要求される。
僕は昔少し習っていたからまだ良かったけど、バークリーの他の学生はみんな結構撃沈していた。
ジャズの感覚とは全く違うからねえ。でもジャズ系の人もトラディショナル系の何かは必修として取らなくてはいけないのでそういう人が取っていたようだ。

これは面白かったーー。クラシックの科目ではあるけど、ポップス系のベースラインを作るとき、ストリングスのカウンターメロディを作るときなどにも役立つので価値の高い授業。
一番きっちりやりたい科目だったのでこれも時間しっかりかけてやった。

最初はメロディ:ベースの音価(音の長さ)の比率が1:1の非常に簡単なものから始まって、次に2:1, 3:1, 4:1。それが終わるとフリーカウンターポイントという自由に比率を自分で変えて良いというものに入る。その後Tonicizationというテクニック、そして転調までやる。
4ヶ月で習うにしては結構な量だ。対位法のみに専念できるのならまだしもこの他にジャズ系の授業や演奏なども同時やっているわけだから。
ラスト2週間で突入した転調とTonicizationから急に難しく感じられるようになり(転調はウィークポイントなのでこれから頑張りたい)、中間試験とプロジェクトは完璧だったのに最終試験はかなり手こずった。
最終試験は転調絡みのものばっかりで、出来たかどうかよくわからない、確認も出来ないまま時間が終わってしまった始末。
今までこんなに頑張ったのに最後でコケるなんていやー!!と思ってテスト後すぐに、「採点が終わったらテスト用紙返してもらえますか?そして出来ていないところを個人的に教えて欲しい」とメールを打ったところ、びっくり。「テストは他の先生が作ったものだしこれからも使うので返すことはできない。でも君は100点だから何も心配することないよ!」とのメールが返って来た!うおー良かった!テスト中テンパってはいたけどちゃんと出来てたんだ。マジ嬉しい。
ということはちゃんとわかってはいるわけだから、次はテンパらないように、あとは早く仕上げる訓練だな。

この授業の先生はRick Applin.
バークリーで使う対位法のテキストを書いた人。テキスト自体はちょっとわかりにくく、載っている例題も「この中には間違えているものとそうでないものがあるので自分で探せ〜」的な感じでしかも解答が載っていない。
だけど、授業がテキストを書いた人だと、テキストに書かれていてよくわからないことも安心して聞ける。
前も書いたがこの先生は面白いと言うよりは真面目な先生で、説明は非常にクリア。
ここでは大体の先生がそうなんだけど、この先生も相対音感の人だというのも僕には非常に良かった。
日本で対位法を習おうとすると大体先生は絶対音感。Rickは相対音感の人がどういう感覚でやったらいいのかを教えてくれて本当に助かった。
前は一生懸命固定ドで考えてやっていたので混乱混乱だったけど、耳が移動ドなのに固定ドでやるのは至難。
移動ドでの考え方を学んだ事ですべてがすんなり出来るようになった。
困るのは転調の時どこでドを移動させるか。ここがまだ慣れていないので今度聞きに行こう。
秋にまたこの先生の授業取ります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

1.Traditional Harmony and composition1

クラシック和声を習う授業。

4声(ソプラノ・アルト・テナー・バス)および3声の和声。
Parallel octave, Direct 5thなどの禁則をしないように注意しながら和音を組み立ててゆく。
何せ600ページあるテキストのうち200ページ以上をやる上にワークブックもあるので、宿題が多く一番時間を費やした授業。
具体的には、まず基本の禁則(Parallel octave, direct octave, direct 5th voice crossing等)を習い、トライアドでのルートモーション、1st inversionの使い方、2nd inversionの使い方(passing, cadential, pedal)、ノンコードトーン(Passing tone, Neighbor tone, neighbor group, suspention, retardation, appogiauras, escape tone) 、そして7thコード, そして曲の構成。

今までも多少は知識あったけれど系統立てて勉強するのは今回が初めて。特に気合いを入れた。
何せ、日本の音大を出ている人は高校の時とかにみっちりやっている内容。
自分がジャズとかよりはクラシック寄りでありながらしっかりここを勉強していないというのは結構コンプレックスでもあったので。

規則を守って作ることで今まで自分になかった美しい響きの感覚を覚えられたと思う。
僕は響きには敏感な方だと思うけど、内声の細かい動きとかにはまだまだ全然気を配れていなかったのだなと確認。和声はいわばパズルのようなものなんだけど、パズルを解くことで美しいものが出来るというのは何とも不思議であり面白い。
まだ音感のちゃんとついていない一緒に取った友達でさえ、このパズルを紙と鉛筆のみで解くことで、与えられたソプラノに奇麗なハーモニーをつけられるようになっていて驚き。
これは耳にだけ頼っていては絶対出来ないことです。
ノンコードトーンあたりからは規則だけでなく自由度も出て来るのでさらにやりがいあり。
ファイナルプロジェクトもまあまあのものが出来、先生からExcellent!の言葉をいただきました。


先生はMellisa Howe。
50歳くらい?の女性。この人はバイオリンを弾く人でバイオリンは正直うまくない。。。
だけど、教えかたは分かりやすく、質問への回答も非常に簡潔で明解。宿題やメールなどは受け取った次の日かその次の日にはしっかりコメントつけて返してくれるという人で本当に良かった。こういうことがマメに出来る先生は大好きです。
明るいし、本当に素敵な先生でした。次も取れたら取りたい。

良い先生というのは、インターナショナルで英語が難しい日本人の僕らが聞いてもわかりやすい解説をしてくれると思う。
日本でも、頭が良い人というのは難しいことを簡単な言葉で説明できるもの。それは英語でも同じなんだろうな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

対位法が難しくなってきたー

今日は朝イチからTraditional Counterpointの授業。
一時期日本で先生について習ってはいたもののどうも苦手だったので、初歩の初歩から教わるこの授業はとても役立っています。
習っていた分、他の学生よりは元々対位法的感覚も身に付いているせいかとてもやりやすい。


しかし最近少し難しくなってきました。
ちょっと前まで基礎だったのに、1〜2週間の間にあっという間にフリーカウンターポイント、転調なども入って来て「おやおや?」という感じ。

それにしてもRick Applinというこの先生、かなり好きです。
いわゆるアメリカ〜ンな感じの先生ではなく、冗談も言うことは言うのだがあんまり誰も笑ってなかったりする。
だけど教え方は非常に丁寧で分かりやすく、学生がどこでつまづきやすいかなども良く把握してくれているのが良いです。
というわけで今日も授業のあと20分くらい空いた時間を質問攻めしてきました。
つまづきがちな英語にもゆっくり耳を傾けてくれるので本当に助かる!
最後には「You're doing very well!」と言っていただきました。イェイ。

難しいと感じた時こそが頑張りどころ、成長しどころなのでここで振り落とされないよう頑張りまーす。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

春休みです

試験期間が終わってつかの間の春休みに入りました。

一週間ほどの休みなんだけど、休み二日目にして試験のものすごい疲れは吹き飛び、すでに飽き始めている自分がいます。
でもせっかくの休みなので、普段なかなか出来ない大掃除をしたり、曲を聞き込んだり、最近購入したLogicの使い方に慣れたりプチお出かけしたりと有意義に過ごすぞ!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

試験2日目

中間試験も2日目が終わりました。
昨日受けたテストはTrad.HarmonyとComping1。
コンピングは1と3の両方取っているのだがさすがに1は楽勝。99.4ポイントでした。100にしてくれよ〜。
それでも授業を取る前はろくに出来ていなかったこともあるので基礎固めということでとても役に立っています。
Trad.Harmonyは大変だった!2時間フルに頭使いっぱなしです。
禁則を破らないように慎重に慎重に、ひたすら慎重に解く。とりあえず前回の小テストのような悔いのある終わり方はせず完全にやり切れたので、ミスはあるかもしれないけど悪くはないはず。

今日はTrad.CounterpointとIntroduction to filmscoring.
カウンターポイントもハーモニーと同じく、やるだけやりました。禁則は一個も破っていないはずだけどミスがつきものの科目なだけにどう結果が出るかわかりませんな。
そして、フィルムのテスト。圭が言ってたけどまるで英語のテスト!!
用語の意味などを説明しなさい的な問題がもりだくさん。しかも明確な定義づけをしろ、とわざわざ書いてある。
一応全部埋めて来たけど、うまく説明できた自信はないです。
”Pre-Production”ですら一言でバシッと説明するのは難しい。このステージで何が行われているかは分かっていても。
アジア人がほとんどいないクラスなので、僕が一番最後まで居残ってテスト受けてました。(終わった者から帰って良いんです。)
授業も、毎回本を読んでくる課題も、テストも、英語圏の人にはさぞかし簡単なんだろうな。
やってる内容は別に難しくないんだから。


とにかく、ヘビーなテストが月曜火曜で終わったので少し安心。
あとはコンピング3のサイトコンピングと、金曜日提出のハーモニーのプロジェクトが山です。頑張るぜよー。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

フィルムスコアリング

今回のセメスターから始まった、Introduction to Filmscoringの授業が非常に面白い。

このクラスは、作曲や編曲ではなく、ハリウッドの映画作りのプロセスを音楽だけでなく全体的に学ぶ。
もちろん一番フォーカスされるのは音楽作りだが。

今日はスターウォーズのDVDについている特典映像をクラスで見たのだが、それが本当に面白くてワクワクして止まらなかった。
いわゆるメイキングビデオなのだが、スターウォーズの戦いの場面一分間に絞って作られている。
たった一分の映像のために、910人の「アーティスト」が関わり、およそ20000Human timeがかけられているというのだから驚き!
関わる職種は、カメラや衣装、CG制作の他、ライトセイバーを手作りで作る職人やロケでの食事の料理係まで多岐にわたる。
音楽の制作だけ見てもジョン・ウイリアムスやその周りのオーケストレーターなどの仕事のあまりのプロフェッショナルぶりには溜め息を吐かせられるばかりなのに、そんなプロフェッショナルが何十もの職種に渡って集まって一緒に一つの物を作り上げるって、本当に途方も無いほど素晴らしいことだ。
「映画は総合芸術」だとはよく言ったものだ。
これほど才能・技術・人手・時間の結晶とも言えるものを、映画館でたったの1800円で見れるってのはすごいことだよなあ。

なんてことをDVDを見ながらしみじみと思いました。
あぁ、自分も早くそんな物作りの現場に足を踏み入れたい。ウズウズする。

でもまずは自分の土台を固める事から。
一人、部屋で宿題のために五線におたまじゃくしをぽつぽつ置いている、そんな地味なことがいつか大きな素晴らしい作品を作り上げることに繋がっていくと信じて。
いずれスターウォーズで言うところの「ライトセイバーを手作りで作る職人」のような職人になる人も、今はまだカッターの使い方を学んでいるところかもしれないしね。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

Good Teacher

昨日つらつらと書いたわりにはちゃんと良い成績取れてました。一体。

ところでこのTraditional HarmonyのMelissa Howe先生は最高に良い!
この先生は女性でバイオリンも教えています。
今日質問しに先生の部屋まで行ってきたのだけど(先生がオフィスにいて学生の質問などに答えてくれるシステムがあり、全ての先生が週に1〜2時間は必ずこのオフィスアワーというのを持っている)改めて良いと思いました。

教え方が非常にクリア、どんな質問をしても分かりやすい回答が返って来る、Eメールを送ればすぐに返してくれるしテストや課題などはすぐに採点し次の日には学生用のメールボックスに入れておいてくれる。
加えて笑顔がキュートで明るくて、もうぞっこんです!!
いや、もう50歳くらいの人なんですけどね、本当いい年の重ね方してるなって思います。
若い頃はさぞかし奇麗だったんだろうなあ、今でも美人だけど。

この先生に限らず、教え方のうまい人は多いと思います。
こちらの授業では学生が少しでも疑問があれば授業中でも構わずにボンボン発言や質問をするので、先生もそれに答えなくてはならない。
そういう環境が先生の質問への対応力、ひいては先生自身の中での理解を深めているんでしょう。

先生は学生から学ぶ、とよく言われるけどアメリカでは特にそれがあるんだろうな。
お互いに学び合う、その密度が濃い。
教育学部出身としては本当に感心してしまいます。

とは言っても、「お前のプライベートレッスンじゃないぞ!」と言いたくなるくらい質問をずっとしてる(しかも他の学生は既に理解していることについて)、ちょっと極端な人もいるので要注意。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2セメスターの一週間を終えて

2セメスター目の最初の一週間が終わった。

今回取っている授業は
Harmony3
Traditional harmony and composition1
Traditional counterpoint
Introduction to filmscoring
Arrangin2
Comping1
Comping3
Private lesson

今回の先生は、全員当たりっぽい!
前回も前回で良かったのだが、今回はさらに良い。
説明の仕方がクリアで、宿題の量も適度。

今回は授業を全部朝に寄せてみた。(というか、そうなってしまった)
前セメスターは、午後に偏っており朝はのんびり寝ていることが出来たが、今回は真逆。
全ての日が遅くても午後1時までに授業が終わる。
これは、正解だったかもしれない。朝全て終わってしまうのですごく気が楽。
それから今回は、授業数を毎日大体同じになるようにした。
一日に多く集めて、他の一日を休日にする、という取り方もできたがしなかった。
一日に4つ5つと授業があるとその前日が異常に大変なことになり、結局夜更かし、生活のバランスが崩れるだろうと思ったからだ。実際、前セメスターは金曜日に授業が集中しており、木曜日の夜はほとんど眠れなかった。
逆に、次の日に午後に授業が一個だけ、という日などは気を抜いてしまいがち。何せ追いつめられないとやらないタイプだからw
常にコンスタントに、負担をかけずぎずに勉強する(ようなスケジュールを組む)。多分これが自分には一番いいと思う。

今後もこのようなスケジュールが組めたらいいな。
実際先生の善し悪しも考慮しなければならないのでそううまくはいかないかもしれないけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

楽しくなってきた。

いよいよセカンドセメスターの始まり。
イヤトレ、アレンジ1などの基礎科目を早めに終わらせられたのでいよいよ授業が少しずつやりたいことに近づいてきた。


昨日、今日で受けた授業はTraditional counterpoint(対位法), Traditional harmony(クラシックの和声), Introduction to Film scoring.
対位法は、働いている時に月2回ほど先生の元について勉強したので復習的な要素が大きくなりそうだが、クラシックハーモニ−はほぼ初めて。どちらの先生もかなり当たりっぽい。特にハーモニーの先生は、質問があればEメールをくれれば出来るだけ早く返す!と約束してくれた。しかもポップスの演奏もしている人なので、禁則の多いクラシック和声をポップスと比較しながら教えてくれる。こりゃいい。
そしていよいよ始まったフィルム系の授業。
今日はフィルムスコアリングにおける用語の説明、そして曲を聴いて場面をイメージしてみた後に実際に映像を見る、というようなことをやった。
実は日本にいる間にサウンドトラックをTSUTAYAで借りまくって、最近同じように映像をイメージしてみるというようなことをやっている。これがなかなか面白いしいいトレーニングになる。
このクラスはフィルムスコアリング専攻じゃない人も結構いた。


それにしても、バークリ−という学校の素晴らしさには感心することが多い。
まず、ある授業を取るためにはこの授業を取らなければいけない、というprerequisiteというシステムがあるので、同じクラスにいる人のレベル(能力という意味ではなく、バークリーでの学習レベル)のばらつきがない。
またそのprerequisiteの仕組みが非常にロジカル。
授業を受けていて「これは自分には難しすぎる」とか逆に「簡単すぎる」というようなことが少なく、レベルに合ったところからきっちり勉強していける。

そして、移動ドの徹底やソルフェージュの読み方など、勉強を進める上で基礎となる部分でバークリー流のコンセプトというのがあり、全ての先生がそれを理解しそれにのっとって授業をするため、どの授業でも同じ言葉で、同じ感覚で受けることが出来る。
もちろんそれぞれの先生なりの教え方ややり方はあるが、土台となるコンセプトは一致しているため無駄な混乱をしなくて済む。
ちょっと説明がうまく出来てない気がするが、「あの先生とこの先生で言ってることが違う」というような事態が起こりにくいのだ。
特に、固定ド(絶対音感)の人にとっては最初は辛いかもしれないが、移動ド(相対音感)で音楽を考えることへの徹底は見事。

なんか授業受けている時、いつもワクワクしている。
英語も、聞き取りの方はかなり楽になってきた気がするし、ますます面白くなりそうだ。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

成績出ました

バークリーの一学期の成績が出ました!

どきどきしながら見てみたところ、まあ納得の成績。
9つある授業のうち7つがA。他2つも一歩及ばずといった感じで悪くはなかったです。
評定平均は4が最高で、自分は3.8。とりあえずはOKか。

Aが取れなかったのは初見演奏と、ピアノのプライベートレッスンでした。
やっぱ演奏系は今まで真剣にやってなかった分大変だー!

課題、テスト、出席率などを平均して93点以上取らないとAにならないので、うっかりしていると意外とあっさり落としてしまいそう。気は抜けないな。
成績にはそこまで固執しない、とは良く言っているけど、それは他にやる事(仕事や、その時の授業よりももっと勉強や経験になりそうなサムシング)が出来た時に学校の成績を犠牲にすることは厭わないという意味。
勉強だけに専念できる状況である以上、良い成績はしっかり狙っていきたい。自分の土台作りにおけるいい指標になるし、これだけやってきたという自信にも繋がる。

来期も頑張るぞー!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

アンサンブルメンバーとお別れ

この一学期毎週一緒に演奏してきた「Shorn's ensemble」(ショーンは先生の名前。安易なネーミングw)アンサンブルのメンバーと最後の演奏をしました。

自分以外全員アメリカ人なんだけど、ほんっとーに彼らはいいやつだった。。
英語が分からなければ何度も言ってくれるし、会話の流れにいまいちついていけていない時も質問よく振ってくれるし、こちらの言うことにもよく耳を傾ける。
イケメンでリーダー的ベーシスト、Roryは僕のソロがうまくいくと必ず「nice!」と言ってくれたなあ。
彼は、ギターのEricがリズムをなかなかつかめなくて苦戦している時も、辛抱強く励ましてた。出来たヤツです。

決して演奏レベルの高いアンサンブルではないので、何度も学校以外でも練習したおかげでかなり仲良くなれたと思う。
最後お別れの時も皆で手を重ねて「Shorn's ensemble-!」と叫んでみたり、他のグループにはない奇妙な結束が・・・(笑)

彼らと毎週一緒にやることがなくなると思うとちょっと寂しいなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

楽しかったー!「MY STUFF」レコォディング

というわけで、ドラム、ベース、ピアノ、ギター、サックスの面々に集まってもらいレコーディングにかかりました。

いきなり決まったのでPowerMacの内蔵マイクで録音という非常に貧弱な録音環境しか整えられなかったのだけどとりあえず録音出来ることが嬉しい!
曲は今回のために作曲した「MY STUFF」。
ラテン風に始まり、Bパートはボサノバ風。そしてフュージョンチックなキメへと流れる作り。
良い曲を作ろう、というよりは勉強したことを試してみよう、という気持ちで作った部分が多い。キメのところでは最近知った4トニックシステムをちょっと形を変えて使ってます(リョウイッちゃん、気づいた?w)

この曲に費やせるのは30分ほどしかなく、通しの練習を2回ほどやっただけで即録音。
演奏者の人に、細かい点まで全部言っていると切りがなくなってしまうので、限られた時間内で特に重要な点だけを伝え、録音しました。でもこういう経験は仕事の現場できっと役立つはず。
それにしても、通し2回の練習だけなのにみんな良く演奏してくれました!ありがとーー!君たちサイコー!

僕は今までかなり打ちこみに頼る、自分の中で完結する曲作りをしていたので(それじゃ将来困ると思ってバークリーに来ました)、今回のレコーディングは新鮮、そして楽しかったー!
自分の曲を、自分は弾かずに聴いていられるので、弾きながらだと自分の演奏でいっぱいいっぱいになってしまうヘッポコな自分では聞き逃してしまう部分までしっかり聴ける。そして直して欲しい部分を演奏者に伝えてすぐにそれが反映される。生ならではの醍醐味!
やっぱ何でも生ですよ。何でも生。2回言ったよ。
そんなこんなで、録音環境のせいで音質は良くないもののなんとか無事レコーディングを終わらせることが出来たのでした!イェイ!
あと、終わった後「弾いてて気持ちいい曲だねー」と言ってもらえたのが何気に嬉しい。
やっぱりプレイヤーが楽しめなければね。


今回思ったのは、演奏者への注文を言う時にもっと的確な言葉で伝えられるようにしなければいけないということ。かなり抽象的な表現で(もっと荒々しく、とか(笑))言ってしまった部分もあり、作曲家としてはこれじゃダメだと思いました。抽象的に言う場合があってももちろんいいんだけど、しっかりとした音楽用語で説明した後だな、それは。「要は、もっと荒々しくって感じで」という風に。
フィルムスコアリングの専門的な授業に入ったら、もっと大勢のプレイヤーを相手に、しかも英語で伝えなければいけない(今回は全て日本人でした)。これはかなりの課題ですよ。
ともあれ、なんとかうまくいって本当に良かった!

昨日授業に持って行ってクラスの皆の前で聴かせつつ、先生がなぜかかなり気に入ってくれて譜面を持っていかれてしまいましたw
めでたしめでたし。


ちなみにその日は録音が終わるや否や、アンサンブルのファイナルに向けての練習時間がやってきたのでそのままスタジオにもう一度入り、練習。一転して全員アメリカ人環境へ。
そしてその後、そのアンサンブルメンバーのRoryとScottと一緒に、バークリーボブマーレーというのを聞きにフェンウェイのクラブチックなところに行ってきました。3年くらい前にバークリ−のクラスであった、ボブマーレーアンサンブルという授業のメンツが再び集まってやるライブ。店の中、アジア人僕だけでした。
めっちゃかっこよかったー!あんなにアツいレゲエがあるなんて。ホーン系やコーラスもいる豪華なライブでした。
やっぱバークリーはいろんな音楽が溢れてるから良い。
クラシック的なものを重点的に勉強するつもりではあるけど、だからといってクラシック専門の大学に行ったのでは味わえない世界がここにはあります。
いやー充実した一日でした。


そうそう、今回録音した「MY STUFF」は、今度ちゃんと録音環境を整えて、アレンジも少し手を加えてもう一度ちゃんとしたものを録音したいなと思ってます。
プレイヤーの方々、良かったらまたよろしく!!多分次回は全員別録りになるけど。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

レコーディングへ

ここのところ、Arranging1の課題でかなり四苦八苦して曲作りと譜面作りをやっていました。
とにかくフィナーレという楽譜作成ソフトが、シーケンサーに慣れている人間にとって直感的な操作を一切受け付けない非常にやっかいなソフトであるためやたらと苦労しました。でも業界標準のソフトなので絶対今マスターしておかなければいけない!


で、もともとこれはバークリーの奨学金をもらってる学生がやっている「プロジェクトバンド」に演奏してもらって録音するために作っていたもの。
課題のために書いた曲は演奏の上手い学生に生で演奏してもらえるっていうナイスなシステムが出来てるわけですねー。いいよいいよバークリー!それでこそ来た甲斐があった。
んでそのために学校に完成した譜面を持っていったんですが。
「今週はギターとサックスは来れないよ」って!!えええええ!!?話が違う!!
なんでいきなりそんなことになってんの!?ありえない、ノーウェイ!!
他にも学校のスタッフ(STAFF。非STUFF)に話を聞くと答えることが毎回違ったりしてさんざん振り回されました。
始まったよ始まったよバークリー!!これだよアメリカ!!
学生がバイトでやってるスタッフなのでとにかくいい加減な部分が多い。


結局学校での録音は諦めなければならず、これにはかなり凹まされました。
今回は生でやってもらうことを念頭に入れて曲作りをしていたので、演奏者に任せようと思っている部分は打ち込みもしていないし音作りなんかも何もしてなかったので。
せっかく時間に間に合わせて譜面作ったのに演奏がないなんて悲しすぎる。
もう打ち込んでる時間はないし、第一、生録音を持ってくるのが今回の課題。
フィナーレの使い方がだいぶわかったし、作曲もやりたいこといろいろ試せたから今回は譜面提出するだけでいっか、、、と強引に自分を説得しかけてたところに朗報が!


何人かの友達がうちの近くのスタジオで練習する予定があるとのこと。
そこで演奏してもらって録音させてもらえば?というおがちんの一発逆転提案を受け、足りない演奏者をかき集め、なんとか録音に持ち込むことが出来ました!
マイクを持っていないのでノートパソコンの内蔵マイクでの録音、しかも他の曲も録音することになったので2時間で3曲という結構タフなスケジュールにはなってしまうものの、諦めてた身としては演奏してもらえるということになっただけでかなり嬉しかったです。しかもかなり凄腕の人たちがやって来てくれることになった!

・・・というわけでレコーディングについては次回。
しかし「!」マークの多い日記だな今回。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

次期セメスター授業決定(多分)

2006年春から受講する授業のサインアップを済ませました。
今回からは1セメスターと違って自分で授業を決めます。
こんな感じになりました。

Harmony3
読んで字のごとくバークリー式ハーモニー理論を学ぶ。必修。


Arranging2 
今回取っているArranging1ではドラム・ギター・ベース・ピアノなどを習ったので、次のArranging2では5ホーンのアレンジを学ぶ。ホーン系はあまり興味がなかったのだが取りたかったGroove writingがすでに満員になってしまっていたので。これを取ると、後にPercussion writingなどが取れる。
Film scoring学科では必修ではないが、contemporary writingでは必修。
フィルムにするつもりではいるが、まだ少し迷っているので念のため受講。


Traditional harmony1
クラシックの和声を学ぶ。
今まできちんと習ってはいないのでいいかもしれないが、テストアウトにも挑戦してみようかな。
バークリーではテストアウトと言って、授業が始まる前にテストを受けて点数が一定基準を満たすとその授業は取らなくて良いのです。んで余った単位を他の取りたい授業に回せる、と。
これはフィルムスコアリングの必修科目。


Introduction of film scoring
フィルムスコアリングを取る人が必ず最初に受けなくてはいけない授業。
これを受けてフィルムをやめる人も多いのだとか。


Traditional couterpoint
クラシックの対位法を学ぶ。
対位法とはひとつの旋律に対し、異なる別のメロディーを作る技術。
フィルムスコアリングの必修科目。


Keyboard Lab-Comping1
ピアノでのコード弾き。
1セメスターでComping2から始めたので1は本来取る必要はないのだが、2ですら難しかったので1を取ってみることに。
この授業はたったの0.5単位なのでこういう取り方をしてもあまり損しない。


Keyboard Lab-Comping3
同じくコード弾き。本当は1に専念して基礎をかっちり固めたいが、この授業を取ることによって次回からいろんなジャンルごとのコンピングの授業(ファンクコンピング、ラテンコンピングなど)を取れるので取っておいた。
コンピングは最もしっかりマスターしたい授業のひとつ。これが出来れば曲作るのも格段に早くなるから。逆にimprovisation(即興)は僕が将来やりたいことにはあまり必要ないので取りません。
あれもこれもと手を出していたらきりがない。目標を見定めて必要なものだけをピックアップしなければ。


Private Lesson
週1回30分のプライベートレッスン。
ピアノじゃなくて作曲のプライベートレッスンがあればいいのに。。。
このレッスンでもコンピングを集中的にやりたい。

以上です。
今回授業を決めるにあたって一番迷ったのはやはり学科。
FilmにするかContemporary writingにするかCompositionにするか。

フィルムスコアリングを専攻するつもりで来たけれど、フィルムの授業は作曲の授業はほとんどなく(作曲は出来て当たり前、という感じで進められるそうです)、どちらかというとコンピュータ系が多く、映像と音楽をどう合わせていくか、というテクニカルな学習が多い。しかし少なくとも日本では、そういう技術よりも作曲家には作曲の技術の方が大事な気が。
メリット:将来やりたいことは劇判だし、映像に曲をつける機会が多く与えられるのはいい。作曲の授業はあまりないが、自由選択単位の範囲でコンテンポラリーの授業からある程度作曲系を取ることが可能。作曲ではないがクラシック系の理論の必修が多い。
デメリット:肝心の作曲がおろそかになってしまうのは困りもの。ただ基礎科目のハーモニーなどをしっかり勉強すればあとの作曲は応用次第でいける気もする。

コンテンポラリーライティングは完全に作曲の学科。
メリット:魅力的な作曲の授業がたくさん。
デメリット:同じように劇判をやりたいという人が周りにいなさそうだし(周りの環境ってのは大事です)、映像を意識した曲作りをする機会はほぼないでしょう。そしてクラシック系はほとんどなし。フィルムの授業はフィルムの人にしか取れないので、自由選択からフィルムの授業を選択することは出来ない。


ちなみに今すぐ学科を決める必要はないので、Introduction of film scoringを受けてみてから3セメスターまでの間にじっくり決めようと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ファイナルウィーク突入間際。

っていうかもう突入したのか。

テストに加えてプロジェクト(作品提出)が3つあるのでかなり大変。
最近ほとんど寝てません。
あ、でも「寝てないぜー自慢」は嫌いです(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

プチオーケストラ・レコーディング見学

友だちのルームメイト(スペイン人)が、フィルムスコアリングを専攻していて、録音をやるというので見学に行ってきました。

プレイヤーは全員バークリーの学生。フィルムなのでよく見かけるようなドラム、ベース、ピアノ、ギター、ホーン楽器というような編成ではないだろうなと思ってました。んで行ってみると、、、なんと部屋には40人ほどのプレイヤーが!小編成とはいえオーケストラが揃っていらっしゃる。
ハープまでいたのには驚いた。バークリーでハープやる人なんているのね。超レア。
見学はハープの隣ですることが出来、普段なかなか見れないのでラッキー。

ただ、全体として演奏はイマイチだったかな。
管楽器はまだいいとして、バイオリンのピッチがめちゃくちゃ不安定。オーケストラの主役とも言えるバイオリンがあれではきついです。
それから、ジャズはかなり上手いというトランペットの人がいたのですがクラシック系には慣れていないらしく、思い切り吹いていたので他の音を相当かき消していました。やっぱりジャズのトランペットとクラシックのそれとでは違うんだな。
もちろんトランペットは音量が大きい楽器だから弱く吹くのは難しいのだろうけど、もう一人のトランペット奏者は周りとのバランスをちゃんと考えて吹けていたので、これは作曲者よりも演奏者の問題だと思う。

自分もいずれオケ用に書いたら絶対演奏してもらおう!
でも、その場合はあまり難しいノーテーションを書くべきではなさそう。もし難しい曲になりそうだったなら、かなり前もって譜面を渡しておいて十分な練習時間を与えることが必要。
バークリーは、ジャズはプロ顔負けって人が腐るほどいるけど、クラシック系はそうでもないっぽい。
演奏者のことを考えて作曲するのも作曲家の勤め、です。

それにしても全員学生とはいえよくあれだけ人数集めたものだ。
聞いてみると、どうやら演奏者の電話番号帳が出回っているらしい(笑)
そしてコミュニケーションは当然英語だから、英語で的確に意図が伝えられるようにしておかなくちゃ。

ともかくいい刺激になり、無事にLazyモードを抜けたのでした。ちゃんちゃん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

金持ちBerklee

最近バークリーの学費がめちゃくちゃ高い理由がよくわかってきた。
高いだけのことはあるんですよ。
教育の質の良さに限らず、設備やサポートが素晴らしい。

まず学校内ではどこでも無線でネットが使えるようになっている。

そして最近お世話になってるのがソフトウェアサポート。
もともと学校で買わされたマックには楽譜作成用ソフトのFinale、シーケンスソフトLogic Express, Garageband,音源のReasonなどが初期状態でインストールされているのだが、それらのソフトの使い方を教えてくれる講座がしょっちゅう開かれていてサインアップすることで無料で参加できる。
来週は1〜6まであるfinale講座を全部制覇して一気にマスターするつもりだ。
講座でわからないところがあってもラーニングセンターというところにはサポートしてくれる人がいるのでいつでも聞きにいくことができる。

他にも、僕の家のすぐ近くにはバークリー学生専用の練習スタジオがあり、夜11時まで当然無料で使用できる。
部屋の数も相当多く、ドラムセットつきのアンサンブルルームもそこらの東京の練習スタジオより断然多い!学校からちょっと離れてるせいもあってか、いつ行ってもだいたい空いている。
ピアノだけの練習室もたくさんあり、グランドピアノ、アップライトピアノ、キーボードの部屋が選べる。

本気で勉強しようとする人にとって、最高の環境が用意されてるのだ!学費は高いけど。
逆に言うとこれだけの環境を整えるためにはそれだけ金がかかるってことですな。
利用しつくさないと勿体ないなーと思うのです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

本日のライブ

BPC(バークリー・パフォーマンス・センター)にて、バークリーの先生主体のバンド演奏を聴きにいった。
ライブタイトルは「Beyound Visible Light」
編成は、テナーサックス、エレクトリックトランペット、バイアター(ビアター? プログレなどでたまに使われるギターバイオリン)、ベース、シンセサイザー、テルミン、ドラム、パーカッション、さらに打ち込みと映像付き。

1時間15分ほど曲調を変えながらノンストップで続けられ、妙に哲学っぽい抽象的映像が繰り広げられる。
ロックではないけどこの作りはまさにプログレ!
はっきり言ってほとんどの観客を置き去りにしたマニアックな音楽だったけど、確かな演奏力に裏打ちされた独特の世界観と、新しい音楽への模索は非常に新鮮だった。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

留学への決意

早くもバークリーから書類が届いて受理されたとのメールが入った。
こっちから出した問い合わせのメールは5件無視されたとは思えないほどのレスポンスの早さだ。
一体事務はどういうシステムになってるんだろうか。

さて。留学を目前にして決意していることがある。
音楽の勉強を死ぬ気で頑張るということ、日本人と固まらずにいろんな国の人と仲良くなるということは留学を決めた時から思っていることだから置いておいて。
最近決めた決意とはこれです。

スバリ、失敗しまくってやるぜ。傷つきまくってやるぜ。

自己主張の強い人間に囲まれて、多分まっとうな神経ではやっていけない場面に多く出くわすだろうということが予想される。
特に自分は気が弱いので、日本人でやってきたような、いかにも日本人的な遠慮をしているとあっという間に”背景のような人間”になってしまうような気がする。
でも引っ込んでばかりいるわけにはいかないのだ!
臆病っていうのは傷つくのが怖いということ。
克服するには傷つくのに慣れるしかない。免疫をつけるしかない。
臆病になって身動き取れなくなるってのが最悪のケースだと思うのだ。
それよりは、ひとつ失敗してひとつ傷ついた・・・それを経験値が1つアップした、やったぜ、と捉えてしまうようにすれば意外と気が楽になるのでは?とか思ったわけだ。マゾ的ですらあるかもしれない。
生き方を変えるってのは容易に出来ることじゃないだろうけど、この考え方は自分に向いている気がする。
旅の恥はかき捨て根性。
新天地だからこそ出来ることもあるだろうしね。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

提出~

先週届いた書類にやっと全て書き込みが完了!
明日にはまとめて学校に提出します。

英語の書類とかHP見てると目は痛くなるわ疲れるわでなかなか進みません。
漢字とカタカナとひらがなが程よくミックスされた日本語は一瞬見ただけでもなんとなく書いてあることがわかる。
それに比べると英語は不便な言語だなあと思います。ぱっと見じゃ何もわからないからね。
もちろん歌詞なんかにするときには韻を踏みやすいから向いているんだけど。

これを出し終わったらビザ取得の為のエッセイを書いたり本格的に準備しなきゃいけないことがたくさん。
旅立つ前にと、友達と飲む約束も増えつつありリアル~な感じがしてきましたわ。

最近いかにも日記日記したことしか書いてませんな。
「マイペース日記」とはいえ面白いことも書かんと・・・と、つぶやくのだ。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

きたきたきたきた

ついにバークリーから返事が来ましたー!
3週間で来るはずの返事が実に5週間半。
さすがアメリカ!いい加減!O型大国!!

とは言ってもまだ受理されましたっていう内容だけなので合否がわかるのはまだ先のようです。
とりあえずは無事受理されたようでよかった。
なんせむこうが書類なくすとかザラらしいので。
さすがアメリカ!いい加減!O型大国!!

| | コメント (2) | トラックバック (0)