音楽

発信

最近、LAにあるとある小売店で自分の曲を流してもらっています。
これがなかなか好評で励みになります(^^)

ふつう自分の音楽に対して、一般の人からの素直でダイレクト反応をもらう機会って結構ないんですよね。コンサートにしてもCDにしても、あるいはHPで曲を流すにしても、「これが自分の曲だから聴いてよ」っていうのが制作者のスタンスです。感想を求めても、そのとき聴いてくれた人は自分(制作者)が作った曲だと分かっているのでコメントする時も気を使ってくれます。

てなわけで、”何も知らない人が、なんとなく耳に入ってきた僕の音楽にどう反応を示すのか”、もっと言えば、”買おうという気が起きるのかどうか”というのをちょっと確かめてみたいという思いから、お店でかけてもらうことにしたんです。

そこは基本的に音楽を扱うお店ではありませんが、小さなCDコーナーがあり、そこでいつもは和風、癒し系の音楽をひっそりとかけています。基本的には買い物をしている人の耳に自然に届くBGM、的な役割をしています。ですが、たま〜〜にその音楽に反応を示して、置いてあるCDを買っていく人もいます。そういうわけで素の人の反応を見るには絶好の場なんです。

まだ試してみて数日ですが、その反応が思った以上にあって、それが嬉しい!です。
これは売ってないの?と聞いてくる人が結構いて、実は自分の作品だと教えると、「売るべきだよ」、と真剣に言ってくれる人、絶賛してくれる人、ゲームミュージックの作曲家を探しているので連絡先を教えてくれという人、曲を結婚式に使いたいという人などなど。

自分の作品の授賞や、仕事の場合はクライアントの満足度というのも励みになることですが、これはまた違った感じで励みになりますね。自分の音楽が人の心にまで届いてることがわかるという。

そんなわけで、映像音楽だけでなく早くもっと「自分」の音楽を世の人に聴いてもらいたいし、作っていきたいという想いが強くなってきました。
まずはピアノアルバムでも作ろうかな。

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現役作曲家

職探しの一環で何人かの現役ハリウッド映画音楽作曲家と会いました。

やっぱり皆オーラがあるねえ。そして非常に優しくて、人間的にも魅力的。

年に何本もA級の映画を抱えて誰よりも忙しいはずなのに、ゆったりとしていて余裕を感じさせる。

すごいなあ。


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学生アカデミー賞ノミネート!!!

つい先日までの最悪の運気はどこへやら。
卒業式の日に、嬉しいニュースが届きました。

以前僕が音楽をつけた学生のフィルムが、Student Academy Award(学生アカデミー賞)にノミネートされたそうです!!

 

アニメーション部門の、Simulacraという作品です。

すごい!アメリカの大学が対象のためか日本での知名度はそれほどなさそうなのですが、アメリカの114の大学がそれぞれ代表作が出し、アカデミーの会員によって審査されるという、35年も続いている由緒ある賞です。
この音楽をつけた時、映像制作者の人にはずいぶんと喜んでいただいたのですが、まさかこんなところに導いてくれるとは思いもしませんでした。音楽そのものの受賞というわけではないですが、このような学生としては世界最高級の達成に自分も関わることが出来たなんて・・・。

受賞のセレモニーは6月7日にロスアンゼルス、ビバリーヒルズにあるSamuel Goldwyn Theaterで行われます。アカデミー賞をを取れば、この金色のオスカー像の立つ映画館で作品が映し出されることに!!
6月7日といえばNY、カーネギーホールで行うコンサートの次の日。 映像制作者の人にはぜひ一緒に参加しようと言っていただいているので、かなりの強行スケジュールになりそうな感じです。

ドキドキドキ・・・・・・・・。

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痛みを伴ったレコーディングセッション(長文)

書こうかどうか迷ったのですが、やはり今後の反省という意味も込めて書いておこうと思います。先日のレコーディングセッションのこと。

レコーディング前日夜。
指揮の練習をしようかなとも思ったが、まずは全然取れていない睡眠をたっぷり取ろうと思い、1時には寝ることにする。
レコーディングは夜7時からなので、朝起きて練習しても時間は十分ある、と。
演奏者に明日はセッション7時からだよ、と念のためメールを送った。
ひとつ不安だったのはクラリネットの人と連絡が取れてなかったこと。バスーンの演奏者にクラリネットを探してもらうよう頼んであり、その人のメールアドレスを分かり次第送ってくれと頼んであったのだが連絡がなかったのだ。ちょうどオンラインだったのでメッセンジャーでバスーンの人に聞いてみるも返事なし。本当は全員にパート譜を前もって渡しておきたかったのに、クラリネットはしょうがないと諦め、就寝。


当日朝。
よほど疲れていたのか11時半くらいまで寝てしまった。それでも、パート譜などは全部出来ていたし、たくさん寝てスッキリできたので、頑張るぞーという気持ちになれた。
何となく早く学校に行っておきたくなったのでご飯食べてシャワーを浴びて、パソコン持って学校へ。メディアセンターというところで予定通り楽譜に指揮をしやすいように書き込みをして、指揮の練習。4曲ほど練習したところでお腹が空いたので同じフィルム学科の友達とランチへ。このとき時間は午後4時。美味しいサンドイッチを食べてるところで、バスーン奏者から電話が。嫌な予感を感じつつも取ると、

「今日行けなくなったので代わりの人を送ります」

ハァアアアアアア!!!!!??こっちは一ヶ月前からお願いしてるんですよ!!!1週間前にはパート譜も渡してあるわけですよ!前もって見ておいてもらえるように。今回はお金も払うことになってるし。
ブチ切れ寸前、心の中で「コイツは二度と使わない」と決めつつも、来る人がとても上手いプレイヤーであれば構わないと返答。代理の人からすぐ電話が行くようにする、と言われる。そして次に

「クラリネット奏者が、パート譜が来てないって言うんだけど」

ハァアアアアア!!!!?連絡先教えてもらうの待ってたんですけど!!!聞けば、昨日のメッセンジャーで返答したと言う。あとで確認したけどやっぱり来てない。さらにクラリネット奏者はバークリーに来たことがないと言う。
クラリネットの電話番号を聞き、すぐかけてみた。

繋がらない・・・・。
何度かけても繋がらない・・。メールと留守電と吹き込み、待機。
バスーンの代理からも電話なし。

これはクラリネットが現れない可能性もあると踏み、速攻で代理のクラリネットを手配。一緒にご飯を食べていた友達が偶然にもクラリネットの友達がいるとのことで、その人にメールをしてもらい、もし現れなかった場合に来てもらうように頼む。これで最悪の事態は回避できるな・・・と少しだけ安心。

その後学校へ戻り、指揮の練習をしようと思ったものの演奏者が来れるかどうか決まらないのでとても集中できず、ソワソワしてバスーンとクラリネットからの連絡を待つ。

しばらくして、さきほどのバスーンの人から電話。

バ「代理の人から電話あった?」
僕「いや、ないんだけど」
バ「えー・・・、わかったそれじゃあ私が行きます。」

ちょ・・・・・・来れるんですか!安心のような怒りのようなよくわからない感情に支配される。最初からそうしてください!

その後、クラリネットから連絡が来て、来てくれるとのこと。パート譜を見たいからセッションは7時だけど6時半にバークリーに行きますと言ってくれた。いい人そうだ、良かった。これで演奏者は何とかなった・・・・。

ここでどっと安心してしまい、指揮の練習がおざなりになってゆく。時間ももう全然なく、あっという間にクラリネットがやってくる6時半に。待ち合わせ場所に行くとメガネをかけた香港人だった。話すとやっぱりいい人だ。
指揮の練習はもっとしたかったけれど、他校の人を呼びつけておいて自分だけそそくさと指揮の練習をするのもと思い、パート譜を渡した後軽く雑談。

セッション15分前。
寡黙なスキンヘッドのエンジニア、スコットに最後の確認。
そこで、DPファイル(今回の全ての作業を行っている作業ファイル)につけたPunches and Streamers(映像につける目印)はスタジオでは見れないと言われる。DP上ではQucik Timeムービーを扱うがスタジオでは別の仕組みで映像を出しているらしい。
ええええっ・・・・前日にスタッフに確認して、DPでつけておけば大丈夫と聞いていたのだけど。。。。
しょうがないのでその場でその映像に目印をつける作業をやってもらうように頼む。

そうこうしている間に演奏者が続々と集まる。おぉ、バイオリンのパメラって黒人だったのか。

演奏者をスタジオに入れ、パート譜をお金を渡す。「お金は渡すけど、でもまだ帰らないでね」とか話しつつ、指揮台に立つ。
するとやっとスコットがやってきて、マイクのセッティングがまだ出来てないから一旦全員出てくれと。この時点で7時。
そこからマイクをセッティングし、改めて演奏者が全員入ったところで7時15分くらい。

焦ってしまい、挨拶もろくにせずに録音を始めることになった。

1曲目。
まずは生音じゃなくて打ち込んだチェレスタの音から曲が始まる。ヘッドフォンからはその音とクリック(メトロノーム)が聞こえる。
3小節目からバイオリンが静かに、うっすらとイン。5小節目からピアノ。この辺は良かった。
その後、他の楽器が入ってくると、想像していたのと全然違う音がする。演奏者はみんなちゃんと弾いてるように聞こえる。でもヘッドフォンごしの音量バランスがむちゃくちゃなのだ。ストリングスのセクションなどは、打ち込みと生を重ねるということをやっているので打ち込みの音と生弦の音が両方聞こえてくるのだがなんだかごちゃごちゃとしてよくわからない。
フルートやクラリネットはもれてくる空気の音がめちゃくちゃ入って来て演奏自体は間違ってないのに非常に気持ち悪い。そう、演奏者は上手いはずなのに気持ちよくないのだ。
動転したのと、前述の理由による指揮の練習不足で5/4拍子を見事に振り間違えた。
とりあえず通しで終わらせるも、どうコメントしていいのか迷い、「もう一回やりましょう」みたいなことを言って再度録音。
また5/4を間違える。ビオラのDaveとバイオリンのPamelaが顔を見合わせて笑っとる・・・・。

その後はどんな指示を出したのかあまり覚えていないのだが、確か木管の人たちに細かい演奏方法についての注意点を言ったと思う。ヘッドフォンごしの音は当てにならないのでブースの方に行って録音した音を聴いてみる。すると細かなミスなどがよくわかる。レコーディングでは一人ちょっとしたミスをしたらやり直しになるということもあって、何度か録音。
後で見たらその曲を8回も録音していた。そりゃ「まだやるの?」って言われるわ。

聞こえてくる音は相変わらず良くないが、ミスらしいミスもなくなったところで2曲目へ。
3時間のセッションだがこの時点ですでに8時前だったと思う。
2曲目。フルートが基本的にメロディを取るのだが、表情のつけかたが何か違う。それから空気の音が相変わらず強く、それが楽器のせいなのか(珍しい木のフルートを使っていた)演奏のせいなのか、音域が高すぎるせいなのか、はたまた機材のセッティングのせいなのかが確かでないながらも「空気の音をなるべく少なくして」ということを伝え、3回くらい録音して終了。

3曲目。
作曲に一番苦労した長めの曲だ。まず演奏を開始してストリングスのスタッカートが短すぎることに違和感。でも1回目から演奏を止めるのは極力避けた方がいいのでとりあえずは通す。どうもリズムが奇麗に合ってない・・・。この曲は途中でテンポチェンジが多い。映像の曲は映像とタイミングを同期させるために細かいテンポチェンジも大胆なテンポチェンジも多いのだ。クリックは正確無比に刻むが、僕の指揮はそれに合っていない。練習不足だ。そういえばいつもは1曲か2曲のために2時間は練習して、楽譜を見なくても指揮が出来るようにしていた。今回は8曲もあるし急激なテンポチェンジが非常に多いのにそれに見合った練習が出来てなかった。前述のトラブルのせいもあるが、作曲で死ぬほど何回も聴いてるから大丈夫だという過信もあったんだろう。でも指揮はフィジカルなものだから、やっぱり練習はもっと必要だったのだ。結局その後もクリックに合わせる指揮をすることでいっぱいいっぱいになってしまった。
そのせいか、ピアノがソロになる場所で大きくズレる。
2回目。演奏が始まった途端、さっきストリングスのピチカートが短すぎると思ったのに言うのを忘れていたことに気づく。当然また短い。
2回目が終わったあと、ファーストバイオリンのMichaelが「このフレーズはもっと長くした方がいいのかな」と言ってくれた。さすが、良い演奏者は作曲家の意図を汲み取ろうとしてくれる。
Michaelもそうだけど、Annaというもう一人のバイオリンの人も素晴らしかった。セッションの間中何度も「ナオト、ここはこっちの方がいいかな。こういう弾き方で合ってる?」と意見を求めてきてくれて、 気づかなかったことにも気づかせてくれた。すっごく嬉しかった。

なんとか3曲目を録音し終え、4曲目。ここでトラブルが発生した。
まず、カウントインのクリックが通常2小節、8拍分聞こえてから演奏開始となるのだが、7拍のクリックの後で打ち込みの音が再生されてくるのだ。そんなバカな。
スコットがなんとか直そうとしてくれたがチェロのJoshが7拍でも大丈夫だよーと言ってくれたので、そのまま続行することにする。
しかし、演奏を始めると再び変なことに気づく。入ってくるはずのないところで打ち込みの音が入って来たりするのだ。
これはいよいよおかしい、ということでブースに行ってファイルを確認すると、ファイル上の音の位置がパートによって変なところに移動している。全部のパートが移動しているならその分だけずらしてしまえばいいのだが、そうではない。そしておかしなことに8小節目くらいには通常通りに鳴るのだ。スコットが、とりあえず7小節目に1拍増やして録音すれば何とかなる、とか言っているのだが混乱して意味がよくわからない。英語で早口で、しかもややこしい問題なのでいよいよ混乱。10〜15分ほどブースにいたがうまく解決する方法が見当たらず、4曲目は後回しにして次に進むことにする。この10〜15分は痛い。

5曲目。
3拍子のダンスの曲だ。
出だしでフルートの高音トリルがあるのだが、イメージでは小さい音で鳴っているのだが実際鳴らしてみるとかなり音量が大きいしリズムも怪しい。曲が終わったあと「元々トリルができない指使いの場所なので難しい」と言われる。実は前日に別のフルーティストに確認して、変則的な指使いをすれば出来ることは知っていたのだが、それでも音量は大きくなってしまう場所なのでオクターブ下げて吹いてもらうことにした。
それ以外はダンスが終わるところまでは問題なく出来たが、ダンスの後大きくテンポを落とし、5/4の拍子になって音楽は続く。指揮ミスる。
「指揮に従えばいいのか、クリックに従えば良いのか」とクラリネットから言われる始末。めっちゃくちゃかっこ悪いよ。。。
でも2回目、3回目は何とか持ち直し、とりあえず終了。Michaelに「良い曲だね」って言ってもらって焦ってる気分がちょっとだけ和らぐ。

6曲目。
最も長い曲。だがテンポは基本的に一定だし曲の作りはシンプルなので1回目でちょっと違うなと思ったところをいくつか指示して2回で終了。
バイオリンの強弱の付け方をもっと強くしてほしい気もしたのだがヘッドフォンで打ち込みの音と重なって聞こえてくるバイオリンの音はそもそもあまりにもか細く、聞こえていないだけかもしれないと思い指示すべきかどうか考えた後、しなかった。
でも本当はバイオリンだけで弾いてもらって確認するべきだった。もう時間も残り30分を切っており、そんな余裕もなかったのだ。。
トリルは全音か半音かを聞かれた。そういえば、セッションの前に全てのトリルは全音トリルだ、と言おうと思っていたのを忘れていた。楽譜に書いておくのが一番だったのだが。

7曲目。
テンポ50の超スローな曲。
オーボエの音色が美しい。。。大したフレーズじゃないんだけど、オーボエソロの持つ力ってすごい。哀愁を帯びた世界が広がる。メロディよりもまずどの楽器に歌わせるかが大事だ!って昨日先生が言っていたのもわかる。
さてこの曲、途中で32分音符のストリングスの駆け上がりフレーズがある。駆け上がりなどは楽譜上は難しく見えてもストリングス奏者の得意とするところなので問題ないはずだった。
だけど、これはただの駆け上がりではなく、まず全音トリルから始まりそこから滑らかに駆け上がりに繋がる。さらに、ファーストバイオリンが駆け上がりを始めた次の拍でセカンドバイオリンが3度下で駆け上がり、そしてそのまた次の拍でビオラも駆け上がりに加わるという作曲をしていた。これがぜんっぜん合わないのだ。完全にバラバラ。
というわけで、ストリングスだけで何度も何度もそのフレーズだけを練習してもらった。その間、Annaがコンマスのようにみんなに「こうしたら?」と言ってくれたり、ビオラのDaveも同じように提案してくれたりと頑張ってくれた。結局、まだ少し納得いかないながらも大分マシになったところで、時間もないので全員で録音。やっぱり疑問の残る演奏になってしまったがもう残り30分しかないので終了。Annaがちょっと不完全燃焼っぽい顔をしていた。。。

8曲目。最後の曲。
僕が見る映像になぜか6曲目の映像が出とる・・・・。スコットに聞くと、「君が出したファイルがこうなってるんだよ」と言う。本当にそっけない男。。そしてそんなハズはない。僕は2ヶ月間ずっとこのファイルと戦ってきたんだ。間違いなんてありえない。
それから前述したpunches and streamersがついてない問題を慌てて解決。本来見るはずの映像は出さず、黒画面にpunches and streamersだけを出すという強引な方法でなんとか乗り切る。
でも最後のシーンで映像が見れないなんて・・・・。
ともかく演奏へ。
クラリネットの表情が思っていたのと違ったのだが、スコア上での表情のつけかたがそもそも間違っていた。スコア上では本当に細かいことなんだけど、でも演奏すると全然違う。直してもらう。
それから最後の方で気持ち悪い和音が鳴り、ビオラに音を確認してもらう。ピアノはばっちり。
で、もう一度録音して終了。
みんなから拍手が出かかるが、あわてて静止させる。だって4曲目がまだ終わってない!

ここで残り15分。

再びブースに行き、4曲目のファイルを見る。やっぱりぐちゃぐちゃ。
何がどうなっているのかわからないが、手作業でデータを元のあるべき場所に戻すことに決める。10分費やしなんとか復旧。

残り5分でスタジオへ戻る!
録音開始。が、ダメ!!この曲は一番テンポチェンジが激しく、難しい曲なのだ。テンポ80から87、そして2小節だけ60になって84へ、とかそういう感じ。
やはり指揮もうまくいかない。
けど2回目は指揮はなんとか出来た。が、フルートが大きくはずしてしまった。。
でもこれはしょうがない、元々2回で出来る曲だとは思ってない。

と・・ここで時間終了。
ここで大きな間違いを犯す。とりあえずフルートだけ残ってもらって録り直しをして他を解散させることにしたのだ。他の人にお礼を言い、みな部屋から出て行く。バイオリンのAnnaは、「私はさっきの演奏ちょっと納得いかなかったから私も残って付き合うよ」と言ってくれた。本当にいい子だ・・・・。

僕はまたブースに行き、スコットに「フルートを録り直したい」と伝えた。でもスコットにはこう言われた。
「それは無理。他の楽器のマイクがもうフルートの音をたくさん拾ってしまってるから今からひとつだけ録り直ししたところで前のフルートの音も入ってしまうよ。」

ガーン・・・・そりゃそうだよな・・・。考えてみれば当たり前なのだがとにかく焦りすぎていた。だが演奏者はもう帰ってしまっている。
「ok...that's it」と言い捨ててスタジオに戻り、これでおしまいと伝え、レコーディングは終了した。4曲目はちぐはぐな演奏のまま終わってしまった。
Annaは「今回は時間があんまりなかったし、私たち(ストリングス)がもっと普段から一緒に演奏しているグループだったらもっとうまく出来たんだけど。でも良い曲だった。完成系が良いものになるといいね」と言ってくれた。本当に出来た子だ。。。

このようないっぱいいっぱいのセッションだった。
3時間、慣れない10人のセッションで10分以上のフィルム音楽を録音するというのは考えてみればかなりの挑戦だった。ハリウッドのプロだって3時間のセッションで9分の音楽しか録音しないのだ。そこに来てトラブルの連続。辛かった。

その後の2時間でスコットがミックスをする。いつもはこの段階でエンジニアに注文をつけまくるのだが、彼が結構ミックスが上手いなと思ったこともあってあんまり今回は注文をつけなかった。疲れ切っていたこともあったし。録音の時にヘッドフォンで聴いていた最悪の音とは大分違って、それなりに聴けるものにはなっていたので、少し驚く。ヘッドフォンの音との違いは今後のためにもよく理解しておこうと思った。それにしても演奏者は頑張ってくれてたんだなあとも思った。思えば全然うまく仕切れなかった自分が演奏者に助けてもらったというセッションだったのかもしれない。感謝。
だけど、4曲目は取り返しがつかない。
本当は皆に無理をしてもらってでもあと1回か2回録音するべきだったのだ。お金を払ってプロとして演奏をお願いしている以上、絶対に10時には終わらせなければいけないという思いがあったし、実際の現場だってそういうものだとは思うが、それでもやっぱり。あと10分あれば何とかなったはずだ。
僕は普段ほとんど後悔というものはしない。けど、今回ばっかりは後悔してる。

いつもなら爽快感でいっぱいのレコーディング後の帰宅も、今回はどんよりとした気分での帰宅となった。

次の日。スコットがミックスしたデータを持って先生に会った。
先生には、スタッフの人が僕のセッションへの評価をしたノートがすでに届いている。
そこには書かれていない、開始前に演奏者のことで焦ったことを僕からも話した。

こう言われた。

「大変だっただろうし痛みもあっただろうけど、悪いこととして捉えては絶対にダメ。今回起こったことは、今あなたに見せておくために起こるべくして起こったことで、いつかは学ばなければいけなかったこと。それが今起こっただけだよ。遅かれ早かれ起こるはずだった。今すぐではないけどいつかこのことに感謝する日が来るはず。大切なのはそこから学んで次に活かせるかどうかです。それから、障害ってのはいつもあるものだってことを理解しておくこと。そこで混乱せずに、決断をしっかり下してブレないこと。水の流れる川に石があるのを想像してごらん。石は障害。でも『なんで石がこんなところにあるんだ!』って水は文句言わないでしょう。常に問題は起こるし、それを解決する手もあるんだよ」

なんだかカウンセリングみたいになってた。よくある言葉だし、今までこれを何回もいろんな人に言ってきたんだろうなあとか思ってしまうが、覚えておこうと思った。
今は、2ヶ月全力をかけてやってきたものが満足に仕上がらなかったという遺憾の思いがまだ強すぎてすんなりと受け止めてられないのが実情だけど。

その後に出来たものを先生に見せる。
「レコーディングで大変だったという割には、木管の演奏はすごく良いし、思ったより全然良かった。けどストリングスの音がせっかく生の音を混ぜているのに打ち込みの音ばかり聞こえてくる。ミックスし直すか、演奏の表現の問題であるならば学期が終わってからでもストリングスカルテットを雇って重ね録音して本物のストリングスサウンドにしなさい。あなたは作曲の能力は素晴らしいし今回たくさん学んで曲に反映させた。このままの音じゃもったいない。私はまだギブアップしないよ!」
とか言われた。私はギブアップしないって・・・僕の曲なのにw

正直、ストリングスカルテットを雇ったりスタジオを取るのはお金もかかるし、現実的ではない気がする。。とりあえず自分でミックスして何とかしてみようと思う。
結局、「おつかれさまー、good work!」的な雰囲気もなく、この日の授業は終わった。
複雑な心境だ。。。

DPファイルのトラブルに関しては未だに原因不明。確認のために次の日に自分が学校のコンピュータに置いたファイルを学校で開いてみたら、まともだった。やはり僕は間違ってない。スコットが何か手違いをしたとしか思えない。スコットに聞きにいったら「I have no idea。もし他の人に同じ問題が起こったら知らせるよ」と突き放された。

そんなわけで、終わった!という気分もまだ味わえずにいる。結局、自分のせいでダメだったこともあれば、自分はパーフェクトな仕事をしたはずなのに上手く回らなかったこともあってそれがより複雑な思いにさせる。
これが良い思い出となる日が来ることを願って止まない。


ミックスのし直しもはやくやってしまいたいが、新しい課題もあるし、仕事も入った(またもアニメーション)。
気持ちを切り替えて次へ進まなければ!!!!

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ラスボス前

細かい直しをのぞくと、あと最後の2小節で作曲が終わり。
ここに来て何かやる気が消失中です。

ルームメイトと話したところ、RPGをやっていてラスボス到達直前まで来てやる気がなくなる症状と酷似していることが判明しました。

プレイヤー集めはあとバイオリンが一人見つかれば終了。ビオラ・オーボエ・バスーンがちゃんと見つけられたのは幸運でした!

やる気消失と言ってもやらなきゃ。
待ってろスノーマン、すぐ楽にしてやろう。

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Sibelius

今日は楽譜制作ソフトのお話。

最近アメリカでも日本でもFinale(フィナーレ)からSibelius(シベリウス)に移行する人がとても増えています。
僕も最近シベリウスに乗り換えたのですが、こりゃ素晴らしい。フィナーレを習得するのに費やした莫大な時間を返してくれって言いたくなっちゃいます。

シベリウスの利点としては
・よく言われている通り、操作が直感的でわかりやすい
・フィナーレのようにツールを切り替える必要がない
・ほとんどの機能にショートカットが割り当てられているし、自分で作ることも出来るので覚えるとサクサク。
・音符を選択し、Yを押すとその場所から再生することが出来る
・テキストを打つにもいろんな種類のテキストの属性があり(タイトル用、ヘッダー用、小節番号用、演奏技術用など)それを使い分けることでパート譜作成の負担などが激減。新たに属性を作ることも出来る。
・ハープのペダルマークをシベリウスが自動的に分析してつけてくれる!(超便利!)フィナーレにもプラグインであるのかも?
・移調楽譜で、移調楽器の音をクリックして確認する時にちゃんと実音で鳴ってくれる。
・レイアウトの調整が、グイグイっとドラッグするだけで出来るので簡単

フィルムのスコアは特殊な情報も多いのですが、それらを入れる方法ももうほとんどわかりました。
うーん、終わりました、フィナーレの時代。

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アニメと音楽1

難しいな、アメリカのアニメに曲をつけるのは。

ディズニーとか見ているとアニメに曲をつけるというのがどれほど技術のいることかがよくわかる。
コロコロと変わるシーンに合わせて、途切れさせずに続けながら曲調を次々に変えていく。アニメーションでは実写映画よりも細かく細かく、映像と音楽が合致する。特にディズニー作品は、映像と音楽のシンクロの仕方が半端ではない。
必然的に変拍子も転調もテンポチェンジも多くなる。それでいて違和感なく曲として成立させるんだから、まさに職人芸の真骨頂だ。

まあ、シンクロの具合が多ければ多いほど良いのか、というとそれはまた別の問題になってくる。これについてはいろいろ考え中でまとめきれてないので別の機会に。

それから、今作っている作品は小さな少年が主人公なのだがそこで気をつけたいのは、「大人から見た子ども」という視点で音楽を書かないようにすること。
以前任天堂のHPで、「マリオはかわいいんじゃない。かっこいいんだよ」って言われてそれまで悩んでいた作曲者がはっとしたという話を読んだけど、それと似たようなことだと思う。

かわいい子どもが動き回っている、というのは大人が見た視点。子ども自身にとってはちょっとしたことでも大冒険だったり、驚きだったりするんである。そして音楽は、子どもの心情そのものをダイレクトに表現するべきであるはずだ。大人の視点を入れてしまった時点でその曲は「子どもっぽい」音楽になってしまい、途端にウソくさくなるのだ。


今書いている2曲目がそうなってしまっているようにOTL
言うは安し、行うは難し。









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マリオーーー

マリアの次はマリオが熱い。

今月発売されたwiiのソフト「スーパーマリオギャラクシー」は、BGMが生オーケストラなんだそうな。
どこかに音源ないかなーと思って探してみたら任天堂のページにオーケストラ収録の映像とともに音源があった!というわけで聴いてみた。

そしたら、いいわーーー。

フツーにかっこいいし、これに合わせてぜひゲームしてみたい。
特別オーケストレーションがすごいとかいうわけじゃない(必要でもないんだろう)けど、ゲーム、そしてマリオのことをめちゃめちゃ考えて作ったんだろうなあ。
今までのマリオとは少し音楽性は違うんだけど、わかりやすく良いメロディと、爽快感はちゃんと継承されてる。

2回目のテーマでメロディがちょっと変わってリディアンになるあたりとか、ベタなんだけどこんなに効果的にはなかなか聴かせられんよ。すごいなあ。
ほんっとメロディって大事。

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マリアーー

バークリー生はこの一週間でマリア・シュナイダーの虜にされてしまったようだ。

彼女の音楽に今までになかったほど感動し、頭の中が真っ白な人や、恋に落ちてしまったような人が続出している。。。

これだけの力を持つ音楽家って他にいるんだろうか。

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ありえない・・・。マリア・シュナイダー

もうだめ。

今日、マリア・シュナイダーのコンサートに行ってきた。

そこには、音楽の全てがあった。

今までここボストンで一流ミュージシャンの演奏を数えきれないほど聴いてきたけど、間違いなく今日のは一番良かった。

全部の曲がprogramaticで、もうフィルムスコア。

曲はどれも素晴らしい。でも生じゃなかったらここまで感動できないだろうな。

しなやかで美しい、指揮。音楽としゃべりからにじみ出る人柄。

日本に来ることはそうそうないだろうし、ボストンにいられて本当に良かった。

これが”音楽”だよ・・・。

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映像3つアップ。

学校で作ったものを3つほど一気に下にアップしました。
映画音楽学科なのにテレビものばっかりですが・・・。

先日アップしたAliasとはちょっと違って、音楽が主張しないように、映像の雰囲気を壊さないように心がけて作っています。
どれもちょっとずつ、Sync Pointがあります。普通に映像を見ている人はまず気づかないでしょうけどw でも一部のアニメを除いてSync Pointってそんなもんです。

余談ですがハリウッドの映画をSync Pointを意識して観ると、恐ろしいほどの数なされていることに圧倒されますぞ。

なんでこんなにアップしているのかというと、忙しいゆえの現実逃避です。

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ハリウッドと日本のフィルムスコアリング考察

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うまくいかん!

今書いている映像用の曲が、いまひとつうまくいかず苦戦中。

お葬式のシーンで、フィアンセを失った女の人の哀しみを表現する曲なのですが。

技術的なこと、特にストリングスの書き方などは昔は出来なかったような音使いが多少出来ているものの、曲に肝心な魂がこもってない感じがする!!小手先だけで作ってるような。
というか自分自身がシーンに感情移入できていない。

ううむ・・・こうなったら俺もフィアンセを手斧などで・・・・。

いやいや失言。第一そんなものいないし!

これは、授業で一度通して観ただけなので映画のストーリーそのものがよく頭に入ってないからかもしれないなぁ。

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打ち合わせのヒヴィ

前回書いたとおり、とあるTV番組の音楽を書かせていただくことになったので最近は毎日それの打ち合わせです。
フィルムスコアリングの学生であるStephanieとFreddie、それにEric Reasoner先生と一緒にやっています。
Stephanieがリーダーとして動き、3人で合計15分相当の音楽を書きます。レコーディングは7月12日に決定しました。

打ち合わせの内容は、曲をどこで始めてどう終わるか、楽器編成はどうするのか、打ち込みを加える場合どうやって3人の音の統一を計るか、などなど。
でも打ち合わせは大変です。アメリカ人はさすがにディスカッション慣れしていて発言が早いし、こちらは内容を理解するので精一杯になってしまいます。初日のディスカッションはどうにも上手く絡めないまま終わってしまい、ちょっと凹みました。が、その後家でビールを飲んで凸りました(復活しました)。

そして本日の打ち合わせは、Stephanieと二人だったのでやりやすかったです。
一対一なら何とかなるんですけどねえ。

TV番組はドキュメンタリー風なので、音楽自体の重要性はそれほど高くないと思います。
それでも映画音楽と同じように、ちゃんと絵に合わせてシンク・ポイントを作ったりすることになりそうです。ドキュメンタリーでそこまでするのか!と軽く衝撃を受けました。でも日本でもNHKなんかはちゃんとやってるそうな。

次は月曜までにMock Up(打ち込みで作る仮音源)を作ってまた打ち合わせです。
頑張るぞ〜〜!

あ、そういえば一昨日でここアメリカに来て2年が経ちました!
少しは成長したんでしょうか。でも人間的にも音楽的にもまだまだ成長の余地がアリアリアリアリアリーヴェデルチ。
卒業までもう一年もありません。悔いのないように頑張ります!

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アメリカTVのお仕事ゲッツ!

今朝は電話の音に叩き起こされました。
寝ぼけ状態で出てみると、かけてきた人は何とフィルムスコアリング学科の学科長、Eric Reasoner先生。
ちょっとやってもらいたいものがあると言われ、意味がよくわからないままに午後に先生に会いに行くことになりました。というわけで12時半に先生のオフィスへ。

話を聞いてみると、アメリカのとある街を紹介するTVプログラムのために曲を書いてみないか?との依頼でした。
その番組は、一度ありものの音楽をつけて既にオンエアされたらしいのですが、音楽を作り直してもう一度オンエアするそうです。そこで音楽をバークリーの学生にやってもらえないか、と会社の方から依頼が来たそうです。
フィルムスコアリング学科の学生が3人ピックアップされて、約15曲を3人で分担して作ることになります。
今はちょうど時間があるし、何よりも経験になる、ということで快くOKさせていただきました!

Eric先生は、大人数で受けるようなクラスを一度取っただけなので僕のことは覚えてるハズないんだけどなあ、と思って不思議でした。でもどうやら、前学期に習っていたDon Wilkins先生が僕のことをEricに推薦してくれたようです!
番組の内容が、その前学期の授業でやったプロジェクト(課題)と似ているようで、その時のプロジェクトの出来が特に推薦していただけるきっかけになったのだとか。真面目にプロジェクトもやっておくもんだなぁ。何が起こるかわからない。
そのプロジェクト、個人的にはあんまり出来に満足していなかったのでちょっと微妙な気分ではありますが。

今回のお仕事は最終的に生レコーディングも行い完パケを仕上げます。
まだ納期はフィックスされてませんがかなり急ぎになりそうです。

しかし、ダルーンとした日々にこんな形で終止符が打たれるとは思いませんでした。
初のアメリカTVお仕事、ドキドキ・・・。期待に添えられるよう頑張りマッス!!!

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トーマス・ニューマンのクリニック

今度は先日の記事でも触れましたが、映画音楽作曲家のトーマス・ニューマンがやってきて学生相手のクリニックを行いました。
トーマス・ニューマンは映画音楽界では有名なニューマン一族の一人で、『ファインディング・ニモ』や『ショーシャンクの空に』の音楽を担当した、”超”がつくほどの大物。
彼が会場に現れた時は学生が皆エキサイト!すごい歓声でした。
ディズニー音楽は僕がいずれ目指して行きたい方向でもあるし、ショーシャンクは人生のベスト映画トップ3には必ず入る大好きな作品。というわけで僕もご多分に漏れず大興奮でした。


彼はかなり見た目が若くてまずびっくり。ここまで若いとは・・!割とかっこいい外見、というかキザかな? 
早口でよくしゃべるしゃべる。脂の乗り切った感じ。こんな人が映画音楽作っているんだなあ・・・。
メインは学生の質問にトーマスが答えるという形で、ここぞとばかりに飛び出す学生による矢継ぎ早の質問に、実践的な見地から答えてくれました。
他には、『ファインディング・ニモ』のオープニングを会場のスクリーンで見たりもしました。音楽の素晴らしさと、その作曲者がすぐそこにいるということに感激・・・!
『ショーシャンク』の話をしている時は、「良い主題の映画に音楽をつけられるということは幸せなことだ」、というようなことを言っておりました。そりゃそうだよなあ。
映像や話自体が大したことない作品のレベルを底上げできちゃうのも音楽の力だけど、出来れば良い作品と巡り会いたいものです。確かにショーシャンクは素晴らしい。
ラストのあたたかい音楽は本当に幸せにさせてくれるし、明確なテーマがあり、完璧なシナリオと完璧な音楽がマッチしたまさにお手本のような作品です。
いつかは自分も・・・。

それにしてもハワード・ショアにトーマス・ニューマンと立て続けにすごい大御所の話を聞けるなんて、本当に恵まれた環境です。
なんかアメリカって、大物でも一般人との壁をあまり感じさせない。
小さいところでライブやって、終わった後待てば話も出来るし、映画音楽作曲家にしてもこうやって学生相手にクリニックをやってくれたり。学校がお金使って頑張ってるってのもそりゃあるだろうけど、それでもやっぱオープンだと思います。

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アニメーション作品に音楽つけたよ

アメリカでの初お仕事です。
タイ人の友達のお兄さんのお手伝いで、4分ほどのCGアニメーション作品に音楽をつけました!
編成は完全なフル・オーケストラで、全て打ち込みで完成させました。

思った以上に時間のかかる、大変な作業でしたが、楽しかったー!
ショートフィルムなので、たった4分ほどの中で起承転結の全てがあります。音楽も同じように起承転結を短い時間の中に収めなければならず、劇伴音楽においてのその作業は今まで経験したことのないものでした。
曲数的には2曲なのですが、1曲の中でも早いシーン展開に合わせて曲調が変わっていくので、実質的には6曲分くらいのアイディアを繋ぎ合わせた感じになりました。

アニメーションということで、普段のフィルムスコアリングではあまりやらないようなミッキーマウシング的なこと(細かい絵の動きに音楽を同期させるテクニック)を試してみたりもしました。
もっと改良したかったなという点はいくつかあるんですが、今まで得た知識と技術をフル稼働させて今出来ることは自分なりに精一杯やりましたよ。

なんとか昨日完成させてファイルを送信。
先ほど依頼人の方からとても嬉しい返事をいただきました。音楽にとても満足してくれたそうで、さらに同じような仕事をしている彼の友達からも僕のことを紹介して欲しい、というようなことを言われたそうです。

プレッシャーもありましたが、貴重な経験をさせてくれた彼に感謝!本当に良い勉強になりました。
やはり実践に勝るものはないですね。
今後もこうして日本以外の人とも一緒に仕事していけるといいな。

それにしても映像に音楽をつける作業は面白い。
それは映像に命を吹き込むことと同じなんです。

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Howard Shore来校!

映画音楽界の大御所、Haward Shore(ハワード・ショア)がなんと学校にやって来て講演をしたのだよ!
フィルム学科の人がみんな聴きに集まって、David Friend Hallがごった返しました。

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写真真ん中がハワード・ショアァアアアアア。
むむ、このメガネはエンニオ・モリコーネのかけているものと同じでは・・・?これでは、まさかこのメガネに偉大な作曲家になるための秘密があるのではと疑わざるを得ない。
ちなみに向かって右がフィルムスコアリング学科のchairであるEric Reasoner, 左が今僕が授業を取っている先生で、メールをするとそれが例え日曜であってもとんでもないスピードで返してくれるDon Wilkins。

Haward Shoreは一昔前なら「セブン」や「羊たちの沈黙」、そして近年ではなんといっても「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのサントラを作曲しています。バークリーの卒業生。
最初はなんかモゾモゾとしゃべるし気難しそうに見えたこの人ですが講演が進むにつれて話のテンポが良くなり、彼の音楽歴、仕事でのスタッフとの関わり、作曲の手順など非常に興味深い1時間半となったのでした。

印象的だったのは、かなり音楽を数学的、幾何学的に考える人だったということ。
Interval(音程)、そしてがShape(形)が大事であり見た目が美しいスコアは音も美しい、と語っていました。
オーケストレーションをする時は紙と五線譜で書くが(コンピュータに打ち込んでシミュレートはしない)、オーケストラの音を頭で想像するというよりは各楽器の音量や音域を計算する作業だというようなことも言っていたと思います。
インターバルを常に考えて書いており、もはや調などは考えていないそうです。フィルム音楽の世界では楽譜に調号を書かないのが普通なのですが、(ひとつの調に長くとどまっているということの方が稀なため)やはり彼も何十年もそういうやり方でやっているそう。自分が今どこの調にいるかということは意識していないそうで、その話はとても興味深かったです。
なぜなら、僕が今最も挑戦していることだから。映像の音楽をつけていて難しいのは、ひとつの「調」に縛られていては自在にムードを作り出すことは出来ないということ。自由にいろんな調を、場合によっては無調を駆け巡れるようにならなくては。
というわけでその自由な世界を目指すべく、最近曲を書くときは調性を意識しすぎない、ということを意識して(?)やっています。そうすると、今まで自分の作曲のやり方が全く成り立たなくなってしまうことがあります。
情けないほど闇雲になって適当にピアノを叩いて偶然気持ち良い音が鳴る瞬間を探したり探しきれずに結局自分のよく知っている世界にもどって書いてしまったりと、四苦八苦。
そんなもんだから、曲の完成度自体は下がってしまっている時も。。
が、ずっと足踏みしてたところでようやくやっと新しいスタート地点に立てたような(でも、立てただけです)気はしている今日この頃です。

そういえばハワード・ショアは絶対音感は持っていないそうです。
アメリカ、というか日本以外だとオーケストラや指揮をする人でも絶対音感なしっていうのはザラのようですな。
日本は異常に絶対音感所持者多すぎ。理由はヤマハ。


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新しいMacと映画音楽

新しくMacBook 2.0Ghzを購入し、使い始めて2週間ほどになるが、こりゃ確かに速いわ!

今まで1トラックだけでもガタガタいっていたKontakt2など、試しにDP上で8トラックほど作ってさらに映像と同期して再生してもちゃんと動く。
フィナーレなども、範囲選択した時に一瞬感じなければいけなかった間を感じなくて済むようになった。
MacBookのコストパフォーマンスはすごいなと思う。
MacBookProと性能的にそう違いがあるとは思えないのに、値段は断然安い。PowerbookG4を売ることで殆ど追加投資することなく買えたし、お買い得だったな。

そんなnewマックをたずさえて、ここ最近はフィルム尽くし。
今セメはこれまでそんなに忙しくなかったのににわかに多忙モードになった。
学校の課題も実践的なものが増えてきて、映像に曲をつける課題が多くなってきた。
前回レコーディングした曲の評価が帰ってきて、Excellent! 96点をいただいた♪
マイナスされた4点に関しては、自分がよかれと思ってやったことが先生の意見と合わなかった、という類いのものなので気にしない。
レコーディング後に先生と一対一のミーティングもあり、「他の学生は音を書きすぎてしまう傾向がある中、君のは適切だった。ドラマティックムードを作るセンスがあるね」などど、結構なべた褒めで少し気持ち悪かった。
まあでも音の密度に関してはすごく気を使ったし狙い通りいったのは嬉しい。

今はNYの学校でCGアニメーションの作品を作っている人の手伝いで音楽をつけている。
アニメーションなので、割とシーンにキッチリ合わせてSync Pointをつけても違和感がない。これは難しいと同時に楽しい作業だ。実写ものでこれをやるとコミカルすぎて違和感が出てしまうので、アニメーションならではのワザだ。 うまく出来るといいが。
今年に入ってからずっとディズニーのアニメーションなどを見て研究しているのだが、本当にディズニーの音楽はよく出来ていて素晴らしいと思う。
Sync Pointだらけなのにちゃんと音楽が音楽として成立しているんだもんなあ。いつかこんなのが出来るようになりたい。

さてこれからJazz Counterpoint、3ホーンのレコーディングに行ってまいりまーす。


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超絶!上原ひろみさんコンサート

ついにやってきました、ピアニストの上原ひろみさんがボストンに!

Sculler's Jazz clubでのコンサートの1st stageを観てきました。
友達が教えてくれなかったらうっかり見逃していたところでした、危ない危ない。
今回は新アルバム「Time Control」のツアー。アルバムの中の曲を中心にやっていました。

彼女の演奏は、本当に本当にすごい!
すごいエナジー、そして超絶技巧!ただ手の動きが速いだけじゃなくて恐ろしいほどに粒の揃った音は鳥肌もの。どれだけの才能があってどれだけ練習したらああなれるんでしょう。
ラッキーなことに席がピアノの左側、しかもひろみさんから数メートルの距離だったのでずっと彼女の手の動きを見ていられました。
そして曲もものすごくカッコイイ。クラシック・ジャズ・メタル・ロック・プログレと何でも好きで聴くというだけあって彼女の曲のジャンルはとてもひとつには収まらない。
個人的には「Time flies」という曲が気に入りました。アメリカに来てもう7年も経つんだなあ、という気持ちを曲にしたそうで、懐かしさを演出するような笛のような音色のシンセが最初にメロディを奏で、しっとりしたアレンジで始まります。それでも結局はひろみ節になっていくんだけど(笑)。

サポートメンバーも素晴らしい!
特にベースのトニー・グレイは、ほれぼれするほどのしなやかな手つきで速いソロをこなしつつ土台をしっかり作る。
ギターはデヴィッド・フュージョンスキー。バークリー付近でいつも僕が昼ご飯を食べるタイ料理屋でよく見かけます。噂には聴いてたけどなかなかに変態的なギターでした。

大興奮のコンサート終了後、ほんの二言三言ですがひろみさんとお話ししました。
本番中は叫びながら野獣のように弾いている彼女ですが、話すととっても礼儀正しい女の子!
写真を一緒に撮ろうと思ったらカメラが電池切れ・・・。一緒に行ったケンに携帯のカメラで撮ってもらうも、暗くてよく映らず。無念・・・!!

そういえば彼女は僕と同い年なのです。同じだけしか生きていない子が世界を飛び回って活躍しているんだもんなあ。尊敬します。
活躍しているということよりも、スタンスに尊敬。彼女の信条は、「努力、根性、気合」だそうです。好感持てるわー。
インタビューやブログを読んでいても、音楽へのひたむきな思いが伝わってきて、魅力的な人だというのがよく伝わってきます。

再来週のNYも行こうかな。

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ヘコんだり浮き上がったり。

現在Techniques of Tonal Writingという授業を取っていて、それはそれは毎週大変なんですが、今回の宿題はDeliusという作曲家についてのレポートでした。
ちなみにDeliusは、1862年に生まれた作曲家で、クラシック音楽にブルースやジャズ的なものを取り込んだ第一人者とも言える人物。先生のアナライズつきの楽譜をいただいたのですが、とてつもなく難解なハーモニーです。

レポート課題は、自分にとって最も荷の重い課題のひとつ。だって英語で書かなくてはいけないんですから!
綺麗な英語にまとめるためだけにも結構な時間を費やします。

さて、授業の開始時に提出したレポートがみんなに返されたのですが、その前にひとつ学生のレポートを読む、と言って先生がレポートを音読し始めたのです。「I was really impressed by Delius..」

ゲゲェー!!それは僕のだよ・・・。

そして彼、下手くそな英語の文章を最初から最後まで読み切りました。でもネイティブにサラサラサラ〜ンと読まれると、まともな文にちゃんと聞こえるから不思議。
どうやら、フィルムミュージックに関連づけた分析などが良かったようで、 Excellent!と言っていただきました!
この先生はくせ者で、なかなかAをくれないのですが、そういう先生だからこそ嬉しい。
同じくカウンターポイントもこの先生を取っているのですが(だから今セメは異常にきつい)、ミッドタームの3パートインベンションもGreatと言ってもらえました。
よしよし。でもどっちの授業も実際ついていくのが精一杯だから、もっと頑張らないと。


フィルムの授業はこれまた大変。今回の課題は前回作ったラブ・テーマのモチーフ(フレーズ)を使って、モチーフをいろんな方法で形を変え、合計5パターン作ってくる、というものでした。
これも授業で全員のを聞いたのですが、クラスメートからなかなか良い反応が返ってきました。しめしめ。
「Genius」という声すら聞こえたような・・・。それは明らかに言い過ぎですけど(笑)
でも、自分の満足度としては、本当にまだまだなんです。「あの人だったらもっと面白くやれるだろう」と思い当たる人が何人もいるし。

フィルムの授業は本当に楽しくて、今まで勉強してきたジャズハーモニー、クラシック和声、そしてピアノと全てを駆使する、駆使し甲斐があるのです。だってフィルム音楽はジャンルを選ばないですから。
思えば僕は、劇判音楽をやりたいって思っているからこそどんな授業の勉強も自分に必要だと思えて真剣になれるのかもなあ。いっつも新しい技術を習う度に考えることは「お、これこういうシーンで使える。しめしめ。」って感じですから。ある程度年齢を重ねてから、やりたいことを見据えてこのバークリーにやってきたことがすごくプラスに働いてる。


と、書くと良いことばかりのようだけど、実際結構苦しんでもいる。

さてファイナルがんばらなくちゃ。

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今更ながら・・・

フィルムスコアリングの授業もいよいよ制作に入ってきました。
初の制作課題となる今回は、"The Italian Job"という映画の映像を使ってカーチェイスのシーンの音楽を作っています。
とはいえ、初回ということもあってか、かな〜り作り方が指定されています。
最初は4つ打ちのバスドラムに同じく4分音符でベースを入れ、その上にストリングスのオスティナート、次のセクションはリディアンスケールを基調に木琴で2小節のフレーズを作り、その後ホルンでメロディ・・・・などなど、相当細かいです。
こんなん自分の曲じゃないじゃん、と思って最初はつまらなく感じていたのですが、指定されている内容から結構いろんな技術を知ることが出来て、面白く感じてきました。
そういえば曲作りを始めたばっかりの頃は真似をして覚えていったもの。今まで映画音楽的な曲は作っていても、きっちり映像と合わせた映画音楽はほとんどやったことがなかったので、初回はオリジナリティ云々よりもこうして作る方が何かと勉強になって良いです。

と、まあハリウッド流の映画音楽の作り方を教わっているわけですが、ミックスダウンも終わり一息ついたところで今は休憩にジブリの「耳をすませば」のサントラを聴いています。

ハリウッド的なのもいいけど、やっぱりこのサントラはもう最高・・・!
ジョン・ウイリアムズやハンス・ジマーなどをさしおいて僕の中では揺るぐことのない人生No.1サントラです。
久石譲さんのように強烈にメロディが目立つわけじゃないのだけど、洗練しつくされた奥深いアレンジで、何度聴いても飽きず、いつも癒してくれます。
木管や民族楽器の響きが美しすぎます。作品に合った音楽のスケールの大きさ(というか大きくなさ)がまたいい・・・。
奇跡的なクオリティだとすら思います。

こんなサントラが一枚でも作れたら、僕はもう死んでもいいや。

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オーケストラ尽くし!

オーケストラ〜〜〜〜な日々を送っております。

まずは今日はオーケストレーションの授業でハープの使いかたを習う。
ラベルの「Introduction」というハープメインの曲でハープの可能性の大きさと美しさに震えました。
でもペダルを考慮して書かなければいけないハープは書くのが難しいです。
それから日本のとある書籍のハープの章で書いてあったことと先生の言っていることが大分違ったのでその本を持って行ってオフィスアワーで質問します。
本では、ハープは音をだすために準備、はじく、止めるの3つの動作をしなければいけないので書けることに制約が多いから気をつけろと書いてあるのだが、こちらの授業ではそういった制約についてあまり言われなかったので。

そして夜はボストンシンフォニーのコンサート。
前から楽しみにしていたコンサートだったんだけど、本当に本当に良かった!!!!
まず曲目が良い。

VAUGHAN WILLIAMS
『Fantasia on a Theme of Thomas Tallis』
SHOSTAKOVICH
『Cello Concerto No. 1』
PROKOFIEV
『Suite from Romeo and Juliet』

今回のコンサートは全部がフィルムスコアリング的というか、情景やストーリーを想像しながら聴けるものだったんです。

一曲目の『Fantasia』は先日ブログに書いた通り、オーケストレーションの授業で聴かせてもらって感銘を受けた作品。それがこんなタイミングで生で聴けるなんてなんてラッキーなんでしょう。幸せ。
それにしてもなんて美しい曲なんだろう・・・。
この曲は、ボストンシンフォニーのウリであるストリングス音色の暖かさを友人のHolstから聞いたVaughan Williamsがボストンシンフォニーに持って行った曲なのだそうだ。
新しい時代の曲なので使われているハーモニーの進行も古典的ではなく映画音楽的なものが多い。
ボストンシンフォニーにゆかりある曲だけあって演奏も素晴らしかったです。

2つめはチェロコンチェルト。ショスタコービッチ作曲ですが、そういえばショスタコービッチの最後のプライベートレッスンの生徒だったYakov Gubanovという人が今バークリーでクラシックを教えています。僕は今まで取れてないんだけど次回は是非取りたいなあ。
チェロを授業で習ったばかりだったこともあり、チェロのカデンツァの時など食い入るようにボウイングを見ておりました。
個人的にはバイオリンよりもチェロが好き。深い音色とポテンシャルの高さはやぱりすごい。

3曲目はバレエ音楽で有名なロミオとジュリエット。
全52曲の小曲からなるこの音楽を15曲やりました。
オーケストラの魅力を隅々まで味わえるような曲想の幅の広さで、感動しっぱなし。
さらに一曲の中でも様々なカラーを見せてくれます。穏やかな曲であったはずが次の和音一発で違った色になる、でも音楽的に全く破綻もしていなければサプライジングでもなく、自然に聴ける。
すっごく細かい単位で曲のカラーが変わるんです。
こういうやり方って映画音楽では必須だと思うけど、日本の劇判音楽ではあまり聴いたことがない気がします。
サントラを聴いていても、例えばこの曲は穏やかな曲、この曲は危機的な曲、という感じで一本調子なものが多い。
それは作曲家の能力もあるかもしれないけど、それ以上に映画製作自体の環境の違いのせいもあるんでしょうな。

いやいや、本当に大満足なコンサートでした。
フィルム学科の人たちも何人か会場で会いました。やっぱみんな好きなんだねーオーケストラ。
タダみたいな値段で上質なオケが聴けてホント僕らは幸せです。


そしてオケネタもうひとつ。

僕の曲がバークリーのオーケストラで演奏されることになりましたっ!

来週から早速毎週リハーサルです!
とは言っても・・・・・・実はこないだそのオケのリハを見にいったのですが。。。。
えーとなんと言ったらよいのやら。
まあその、あまりいいオーケストラではないですね。のだめに出てくるだめオーケストラばりに、「プォー」っていったり・・・ストリングスのピッチが全然合ってなかったり・・・挙げればキリがないようなないような・・・。

とはいえ!
やっぱり数十人が揃って自分の曲を演奏するというのは今までなかった経験。
本番は12月ですが、それまでリハーサルは毎週やるので指揮者(イスラエル人)とどうコミュニケーションをとってどう音楽をよくしていくか、打ち込みでならしていた音とどう変わるか、などなど勉強になることは授業以上にあるはず!!
生の感覚というものを僕はもっと知らなくてはいけないのです。

最後までうまく鳴らせなかったら本番は一人でこっそり見に行きます(笑)

さてこれからそのパート譜を用意しつつ、課題のフルートデュエット全3楽章とストリグスカルテットの曲を作らねば。

忙しい・・・・ゆえに充実っ!

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ボストンシンフォニー、カレッジカード購入

今年もボストンシンフォニーの季節がやってきました。

早速学生専用のカレッジカードを購入!今年は少し値上がりして25ドルでしたが、これで今シーズン行われる15個全てのコンサートに行くことが出来ます!
ものによってはオープンリハーサルしか見れなかったり、席が自分で決められなかったりといった不都合はあるものの、それでもこの値段は破格!

ボストンシンフォニーを一度でも聴きに行くつもりならこれを買った方が安くなるのでオススメです。
購入はこちらから出来ますよ〜!興味ある人は是非チェックしてみて!
1月にはホルストの「惑星」もやりますよ〜。
http://www.bso.org/series/seriesDetail.jhtml?id=2900002

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The Bad Plus!!

今日はRegatta Barで「The Bad Plus」の演奏を聴きにいきました。

ちょっと前にkokoに教えてもらったバンドですごく気に入っていたんだけど、今日のライブはもう本当にやばかった。
The Bad Plusはピアノ・ドラム・ウッドベースの3人の編成。

彼らの演奏は規則に則ったカオスであり(矛盾しているようだが)、世界。
たった3人の演奏なのに展開される世界は限りなくhugeだ。途中で、自分が音楽を聴いているのだということすら忘れそうになってしまいそうな、そんな感覚になった。
基本的にはクレイジーなサウンドだが時折現れる美しく哀しい音を聴くと本気で泣きたくなってしまう。
そしてたまに笑えるようなことをする。
一体何なんだあの音楽は。
ジャンルで言えばロックでありクラシックでありジャズでありプログレ。

あーかっこよかった。
こんなに興奮したライブは久しぶりでした。

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レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ

レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (Ralph Vaughan Williams, 1872年10月12日-1958年8月26日)というイギリスの作曲家のストリングスの曲をInstrumentation&Score Preparationで聴いたのだが素晴らしかったのでメモ。
聴いたのは「Fantasia」という曲。何とも映画音楽的で、15分ほどあるのだが聴いている間いろんな風景を見せてくれます。
彼は他にも9つの交響曲を残している。早速聴いてみることにします。


彼は組曲「惑星」で有名なホルストと親友だったらしい。ただ、「惑星」ほど有名な作品は残していないようです。
そういえば今シーズンはボストシンフォニーで惑星を演奏するという話をフィルムの先生から聞きました!毎年やるわけではないので、ボストンにいれるうちに演奏してもらえるなんてラッキーです。
これは行かなくちゃ。・・・と思ってボストンシンフォニーのページ見ていたら「Fantasia」も来月演奏される!

うまれて最初に好きになったオーケストラ曲は、父親が日曜日の朝に聴いていた「展覧会の絵」。
そして次に好きになったのが、小学校で音楽の授業で聴いた、このホルストの組曲惑星の中の「木星」でした。
これはオープンリハーサルも見に行かなくちゃあ。

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大自然の中でのオーケストラ タングルウッド音楽祭

友達と行ってきました、タングルウッド音楽祭!

ここ、ボストンにはボストンシンフォニーオーケストラという、小澤征爾が正指揮者をやっていた有名なオーケストラがあります。
ボストンの市内にメインとなるコンサートホールがあり、僕もしょっちゅう聞きに行っていました。前にも書きましたが、学生は25ドルで半年間全部のコンサートが見れるのです。本当に安い!
その上リハーサルを見ることも出来るのが良いところ。

さて、このボストンシンフォニーは夏の期間になると、ボストンから車で3時間ほど、NYのすぐ近くのLenoxというところに本拠地を移します。クラシックの他にジャズやポップスなんかもやります。
この期間はタングルウッド音楽祭と呼ばれ、多くの人が泊まりがけで、日帰りでコンサートを楽しみにやってきます。
今回僕が行ったのは「Film Night」というイベントで、要は映画音楽祭りですね。
フィルムスコアリング専攻の人間として行かないわけにはいきません。

ボストンでレンタカーを借りて(なんと30ドルくらいでした!激安!)、Mass-pikeというハイウェイをひたすら西に向かって走ります。NYに行く時に通る道とおんなじ。
この日は天気も良く、格好のドライブ日和!

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青空の下、広い道を爆走。ほんっとーに気持ちいい!!
3時間弱ほどして2番出口を出ると、そこはもうLENOXの街。ボストンと違っていかにもアメリカの田舎という感じの素朴な綺麗な街です。年取ったらこういう所に住みたいなと思わされちゃいます。
そこから20分ほど進んで行き、しまいには山の中に入り込み、係の人に従って車を駐車、会場に入りました。

会場と言っても山の中。どうなってるんだ?と思って山道を少し進むと大きく開けた芝生のスペースの中にコンサートホール発見!
山を切り開き、そこに大きいメインのコンサートホールと、少し小さめのセイジ・オザワコンサートホール、そしてお店や御飯を食べるところがあるという感じの場所で、本当に美しい場所です!
そして何よりも会場付近にいると、木や草の香りがしてそれだけで癒される感じのするような、そんなところ。


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こちらはセイジ・オザワホール。メインのホールの外観を写真撮り忘れてしまいました・・・。
昼の間ここでストリングスカルテットのプチコンサートをやっていました。
会場の外にもたくさんの人が芝生に座って自然と音楽の一体感を楽しんでいました。この環境にクラシックのストリングスカルテットが合うんです本当に!普段行くようなコンサートホールはもちろん音が良いですが、外で完全にリラックスした状態で聴くクラシックもまたよし!

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周りの様子。そういえば着いた時はもう夕方近くでした。

さて、周りも暗くなってきたころいよいよコンサートの始まり。
今回は会場内のチケットを買えなかったので、会場の外にある広い広い芝生エリアに椅子を置いて座りました。
遠いのであまりよく見えないのですが、芝生エリアは芝生エリアの良さがあります。
まず、食べ物を食べられる事!ワインが飲める事!そして開放感があることなど!


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この写真真ん中で指揮している人は誰でしょう〜。
なんと、映画音楽界では世界一有名な、ジョン・ウイリアムズその人です!!
「ジョーズ」「スター・ウォーズ」「E.T」「ハリー・ポッター」など超有名映画に素晴らしい音楽を書き続けている巨匠。遠くからでも背中が大きく見えます。。。
今日はこれのために試験中にも関わらずやって来たのです。
この日は前半が「メモリーズ・オブ・ゲイシャ」の音楽、そして後半は「スター・ウォーズ」の音楽をたっぷりと演奏してくれました。
「メモリーズ・オブ・ゲイシャ」はまだ映画を見ていなかったのですが、日本的な音楽(尺八奏者もいらっしゃいました)がここアメリカでこれだけの人の前で演奏されていることになんとも不思議な感覚になりました。
雅楽とか普段家で聞いたりはしませんが、曲を聴いているうちにまるで日本にいるような感覚になったり。日本で育っている以上、日本の音楽には思った以上になじみがあるんでしょう。
不思議な感覚を覚えると同時に、こういう音楽も映画音楽としてしっかり書けてしまうジョン・ウイリアムズの作曲の懐の広さには驚かされました。

さらに演奏者にはチェリストのヨーヨー・マ。彼はボストンに住んでいるそうなのでよくコンサートをやっています。
そしてゲストとしてなんとスティーブン・スピルバーグまで来ていて、35年来の戦友であるジョン・ウイリアムズから紹介されていました! もちろん彼は演奏しませんけど(笑)。ジョンが紹介した時は観客総立ちで拍手喝采。

そして後半のスター・ウォーズの音楽の時は、映像+ナレーション付きでの演奏!
ビッグスクリーンにスター・ウォーズの映像が流れ、間奏の間などに入るナレーションはなんと「ダース・ベイダー」のボイスアクターの人(笑)

演奏も素晴らしく、スターウォーズのメインテーマはもう鳥肌ものでした。
アンコールではE.Tのテーマまで演奏してくれる始末!
↓こんなちょっとした仕掛けも。

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自転車が飛んでいるゥウウ!!
ここでまた拍手喝采(笑)

いやー、本当に良かった。。。
また是非ここには訪れたいです。
ボストンにいる人はぜひ行ってみて!

ただし、行く時は必ず地図を持参もしくはカーナビ付きの車、もしくはバスツアーにしましょう。
方向音痴にも関わらず地図なしナビなしで行ったところ、帰りはがっつり迷いこみましたから!
ってかアメリカの道で迷ったらアウツです。夜は標識見えないし、そもそも標識自体が不親切。どこに行けば何があるか全然書いてません。
人に聞こうにも田舎なので店も何もなし。しょうがないのでヘルプミー!と言わんばかりに手を挙げて車を止め、人に3回ほど聞いてやっとハイウェイに戻ってこれました。
かな〜り疲れました。

あ、ちなみに芝生席だとチケットはたったの17ドルですよ〜。

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ヴォイシングを学ぼう

バークリーのジャズハーモニーって、書いてある音符からコードやその機能などをアナライズするというものはたくさんあるんだけど、自分でヴォイシング(どのように音を積むか)を作ってみるというような練習は授業や宿題ではあまりやらない。
でももっとここに力注いでもいいと思います。
ピアノがメインの学生はコンピングの授業などでボイシングの作り方を学びますが、ハーモニーの授業の中で機能やスケールをじっくり考えながら作るというのもあったらいいのでは。

同じコード進行でも先生がピアノで弾くヴォイシングと自分がやってみるのとでは全然美しさが違うんですよねー。
豊かな響きの上でコードのトップノートに何の音を持って来るかを考える事でメロディメイクにも幅が出そうな気がします。
ヴォイシングをおろそかにしてコードという”塊”だけで考えると、せっかく習ったいろんな響きを使っても不自然なものになりがち。コードは適切なヴォイシングをして初めてその美しさが表現できるのです。

そんなことを、たまたま先生が持ってきてくれた、Poly-chordやHybrid-chordをたくさん使用したピアノ用の小曲を聴いてつくづく思いました。


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定額聴き放題 Rhapsody レビュー

前回のナップスターの記事を書いた後、同じような定額聴き放題サービスをやっているところをいろいろ調べてみたところ、全部アメリカ限定なのですが結構いろんなところが始めていたことがわかりました。
ちらっと聞いたことはあったのですがこんなに本格的に始まっていたとは。

有名どころでは、Yahooやリアルネットワークスが提供するRhapsodyがあり、Yahooはなんと月5ドルのみ!rhapsodyの方はナップスターと同じく月に約10ドル。共に高音質、回数無制限で聴く事が可能
こちらの2社は日本でも音楽配信サービスを行っていますが、どうやらそれはあらかじめ選曲がされた「番組」を聴く、という仕組みなので聴きたい曲を聴きたい時に聴けるというわけではないようです。

さて、Napster及びYahooの方はマックには対応していないのですが、Rhapsodyはなんとマックにも対応していることを発見!早速10ドル使って試してみました。
まだ使用一日目ですが良い点と悪い点を書いていきます。

【GOOD!!】
・曲数が多い(200万曲以上)
・ブラウザで再生するので特別なソフトは必要なし。アカウント名を使ってネットが使えるどこからでもアクセス可。
・高音質
・月15ドルのプランにすれば、対応した携帯用MP3に曲を移すことが可能。曲ごとに料金は発生しない。

【SUCK...】
・曲数が多いのだが、契約上の問題からか抜け落ちているものもある。例えばビートルズの曲は全くない。
・マックOSの場合、曲のスキップは出来るが曲中の巻き戻し、早送りなどが出来ない。=曲の分析には向かない。
・マックOSの場合、曲の管理が出来ない。一定数聴いた曲の履歴はアカウントに残るが、もう一度聴こうと思ったらHPで検索し直さなくてはいけない。
・携帯用MP3プレイヤーに移せるのだがipodは非対応。お金を払って楽曲を「購入」すればipodに入れることも出来るっぽい。でもそれならitunes music store使えばいいじゃん、という話。
・所有欲は満たしてくれません。本当に好きなアーティストのは買いましょう。

こんなところでしょうか。
ポイントは、ダウンロードし放題なのではなくあくまでもストリーミングでの「聴き放題」だということです。
itunesに気に入った曲を入れていける、というわけではないのでそこは要注意。そんなこと出来たらいよいよ音楽業界どうなるのかっていう感じですが(^^;
ウインドウズの場合はjukebox softwareという専用プレイヤーソフトを使うことで曲の管理や早送りなども出来るのですが(とは言っても基本がストリーミング再生なのでitunesのようには快適にはいかないでしょう)マックユーザーが出来るのはブラウザを使って再生、停止、曲のスキップだけ。
あとは、今時ipod以外のMP3プレイヤーを買おうと思えるかどうか。
実はリアルネットワークスはipodで聴ける技術を既に開発済みのようなのですが、アップルともめてしまっているようです。itunes music storeのことを考えれば当たり前ですな。

さて、総合的に見ると、それでも月10ドルは十分払う価値があると思います。
気になる新譜や曲を高音質ですぐに聴けるのは素晴らしいです。

僕の場合、授業中に先生が参考として曲を流すということが多いのですが、それをもう一度聴こうと思ったらCDを買うか、学校のメディアセンターへ行って聴く(借りることは出来ない。。。)かしか今まではなかったので、家でそれらがすぐに聴けるのは本当に有り難い。
気に入った曲があったら他のアーティストの別アレンジを聴いてみることも簡単です。

ただし、外でも聴きたいという場合、そして細かく早送りや巻き戻しをしてじっくり分析したい、というニーズには応えてくれないのでそれは別で購入するなりして対応していこうと思います。

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Napsterがすごい

ネットでニュースを見ていたら、どうやら米ナップスターがドコモと組んで、携帯で150万曲を聴き放題、というサービスを計画しているようですね。

アメリカにいるもので、携帯のことは当面自分とは無関係そうなのですが、聴き放題というのはすごい。
調べてみると、ナップスターはすでに2003年からアメリカでPCでの聴き放題サービスを開始していたのでした。
itune storeと違って一曲いくら、ではないのです(ただし、オプションで一曲99セント、という支払い方も出来るようです)。
どうもナップスターというと未だにイメージが良くない(ナップスターは元々winmxやwiinnyなどのファイル共有ソフトの走りとなったソフトです)のですが。。。

サイトに行ってみると、お試し版が置いてあったので早速トライしてみました。
初めに言っておくと、このサービスはアメリカからのアクセスしか受け付けません。
しかし、調べてみるとタワーレコードと提携して日本でも今年4月から始める、という古いニュース記事を発見。
ですがタワーレコードのHPを見てみたところそれらしきものは発見できず。
一体どうなったのでしょう、知ってる人いたら情報下さい。

さて、お試し版はまずEメールアドレスなど簡単な個人情報を入力してレジストします。

・一曲につき聴けるのは5回まで
・音声が良くない(モノラル)

という制限がつきます。
それでも一曲まるごと聴けるということ、無料であるということ、そして何よりも200万曲という曲数はすごい!
気になる曲があればすぐにチェックできます。
200万曲というと、タワーレコードなどの店頭にある曲と同じかそれ以上の曲数ということになるんです。
要するに家に200万曲の試聴機があるのと同じということ。
アメリカのみのサービスなので日本の曲を聞けないのは痛いですが、参考資料として曲を聴きたい時にすぐに聴けるのは本当にありがたい。
検索が、アーティスト名・曲名・アルバム名の中のどれか一つからでしか出来ないので、絞り込み検索が出来ればもっと快適になるでしょう。

さてこちら、月に10ドル払うことで、上記の制限がなくなります。
音質が良いものを何度でも聴けるというわけ。
ただし、おそらくですが解約をするとそれまでに落としたものは聴けなくなるみたいです。だから”好きなだけダウンロードできる”というのとは少し意味が違ってきます。
月に15ドル払うと、携帯型MP3プレイヤーにそのまま落とし込みいつまでも聴く事ができるようになります。
ただしipodはダメ。対応したものでないとダメ、です。。。
その携帯型MP3プレイヤーからMP3データをPC上になんとか持って来る裏技なんかもやってる人はやってそうですが(笑)

さて、月10ドルで良い音質で好きなだけ聴けるなら安いもんじゃないか?これは登録するでしょう!!と思って早速登録を試みました。

だが、ダメっ・・・・・・・!!!

なぜかなぜか有料版はマック対応していないようです。無料版は大丈夫なのに、なぜ。
がっかり。
マック対応を待つか、ウインドウズ購入を検討するしかなさそうです。
やっぱりマックって何かと不便。特にこういうネット周りでは。
しばらくは無料版で我慢します。

それにしても、著作権とか一体どうなるんでしょう。
すごい時代になってきたもんです。

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Stylus RMX(機材情報)

ずっと目を付けていたドラム打ち込み用ソフトStylus RMXを購入しました。
打ち込み系をやっている人からすれば何を今更って感じだろうけど、最近僕は遠ざかっていたので新しいソフトにわくわくするのは本当に久しぶりです。
ちょっと目を離した隙にすごいのが出たもんだなあ。

このソフトのすごいところは、

・ループを扱うときにテンポを変えても音の劣化が少ない。
・シンプルな操作性(超重要)。
・ループを扱うソフトなのに柔軟性があり、即興的なことをさせることができる。ループのパターンをMIDIとしてはき出し、細かいノートのエディットも可能。
・充実したエフェクト
・元々入っている音素材が良い。

などなど。
特に2番目と3番目、操作性と柔軟性は目を見張るものがあります。
マニュアルといえるものは入っておらず、なんとDVDによるチュートリアルビデオがマニュアルになっていてすごくそれが分かりやすいんです。
これは、分厚いマニュアルがなくてもビデオで全て説明できてしまうほど操作が簡単だとも言えます。その分かゆいところに手が届かないんじゃないかと思いがちだけどそうでもない。
サンプラー的な使い方も出来、その時にはスネアドラムだけのピッチを変えたりにエフェクトをかけるといったようなこともすぐ出来る便利さ!
・・・と、思ったら、なんと「edit group」という機能を使うと、ループを扱いながらもそのなかのスネアだけ(正確には、選択したスライスの音だけ)ピッチを変えたりエフェクトをかけることも可能!!
こりゃ本当に革命的です。

そして、すごいのは柔軟性。
ループものは便利だけどパターンに変化をつけたい時にそれがやりにくかったり出来なかったりするというのが弱点。
このソフトではパターンを組み替えて違うバリエーションを作ったり、スライスデータの並んだMIDIとしてはきだして自分で細かくノートをエディットすることも可能。

これからじっくり試しますが、評判良いのがうなずける出来だな、ととりあえずは関心しました。
付属のライブラリでは生ドラム系の素材が少ないのは難点。でもXpanders libraryというのが何種類も出ていてこの中には生系もあるっぽい。

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チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲

ようやく腰痛がひいてきましたよ。
腰痛治ってきたはいいんだけど、ミッドタームが終わって休みもあったせいかものすごくエナジーがない。
授業にはついていってはいるもののたまに集中力が飛ぶ。なんか酒でもがっつり飲みたいワ。。。

さて、ノーエナジーではあるものの今日は半年近くも楽しみに待っていたコンサートがあるのでボストンシンフォニーオーケストラを聴きに行った。
内容はこれ。

Emmanuel Krivine, conductor
Joshua Bell, violin
MUSSORGSKY
Prelude to Khovanshchina
TCHAIKOVSKY
Violin Concerto in D, Op. 35
BRAHMS
Symphony No. 4

お目当てはチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲
ジョシュア・ベルのヴァイオリン協奏曲が聴けるなんて・・・!!
張り切って早めに出発し、2階バルコニー席の一番前をゲット。今日は例によって正式なコンサートではなくオープンリハーサルなので席は早いもの順なのだ。
この席はなにせオーケストラを上から見るような位置なので音としてはあまり良くないが、とにかく演奏者が近く、指揮も見やすいので気に入っている。
リハーサルとはいえ全曲ちゃんと一度は通しでやってくれたのが嬉しい。

ジョシュアのヴァイオリンは激しく情熱的で、そしてテンポの取り方が大胆で思わず息を飲んでしまわずにはいられないほどに素晴らしかった。超絶技巧の曲だけに多少の細かいミスはあったもののあれはすごすぎる。
まだ若い演奏者な彼だが、演奏にも非常に勢いを感じる。
Emmanuel Krivineの指揮もこれまた素敵。
これ、もう一度本番も行こうかな。
今回のコンサートはこの曲以外のムソルグスキーもブラームスも非常にメロディがわかりやすく親しみやすい曲ばかり。
ボストンはジャズばかりじゃないぜ!!

そういえばコンサート会場でクラスメイトのZacharyとばったり出会った。
彼はIntroduction to Filmscoringのクラスメイトで、前セメのイヤトレも同じクラスだった。ガンガン先生に質問するし、かなり出来るヤツ。
やっぱりフィルムの授業取ってるだけあってオケとか好きなんだな。今までバークリーの知り合いとここでは会ったことがなかったので嬉しかった。
ジョシュア・ベルのヴァイオリンの感想や、8月のジョン・ウイリアムズ指揮のタングルウッドコンサートの話などをした。

良いコンサートを見て若干エナジーが戻ってきたかな?
まだ本調子とまではいかないけど。

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FInaleについて愚痴を言うよ。

楽譜制作用ソフト「Finale」ほど、僕のストレスをためさせるソフトはない。

何なんだろう、この使いにくさは。
大体のソフトなら、今まで多くのソフトを扱って来た経験ですぐに使い方に慣れることが出来るのだが、このソフトは多少慣れても依然として作業スピードが遅いままである。
そういえば日本にいた時の知り合いも、「フィナーレをずっと使っている」と言いながら、その作業を横で見ていた僕は「なんて地味でノロい作業なんだろう」と思っていたものだった。
いくら高速ステップ入力やショートカットに慣れても、限界はありそうな気がしている。

例えばコードの入力。
音符の上でマウスをクリックをしてキーボードでコードを打ち込む。でも同じコード進行を他のパートにコピーすることは出来ないので(方法あったら教えてください)ピアノ、ギター、ベースといちいち全部入力しなければならない。馬鹿らしい。クラシック関係の人のユーザーが多いからか、この辺は不親切だ。
そして何より動きがトロい!小節を選択する動きをちょっと早くやっただけで反応してくれないのはどういうことなんでしょう。このPowerBookのせい?他の環境で使ったことがないのでちょっとわからないが、多分違うと思う。
他にもスラッシュノーテーションは全レイヤー共通でしか書けないだとか、再生中は何も動かすことが出来ないとか、プレイバックコントローラの巻き戻しを押し続けても譜面はスクロールしてくれないとか、言いたい事は268個はある。

もちろん、奇麗な譜面が作ることが可能、パート譜は一瞬で出来上がるなどのメリットも多く何より業界標準でもあるので今後も使っていくのだが、作曲の段階でこのソフトから作っていてはインスピレーションが逃げてしまうと思う。
やはり作曲段階ではロジックなどのシーケンサを使用し、MIDIを譜面用に整え(クオンタイズなど)フィナーレにMIDIデータをインポートする方法の方が良さそうだ。それはそれでフィナーレに読み込ませた時のデータの乱れの修正が大変なのだが。
ドラムなどは、レイヤーをうまく使い分けなければジャズ用の譜面を作るのは不可能なので1から打つ感じになるだろうか。

これならロジックの譜面機能の方が良いような。。
うーん悩ましい。

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PSE法緩和の署名

2001年より前に製造された電気製品などの販売を禁止する「電気用品安全法」(PSE法)が今年4月から本施行されます。
これにより、PSEマークのついていない過去に発売されたゲーム機や、ビンテージのギターアンプ、シンセ、またアンプや等のオーディオ機器(スピーカーは対象外)や、レーザーディズク等のAV機器が一切売買できなくなります。
このリサイクルショップ潰しとも言われる法律、これは音楽家にとっても、大打撃なことです。
いらなくなった機材は売る、というのが当たり前なのに。
昔の機器でいくつか買おうと思っていたものがあるのですがそれも買えなくなってしまう。
また、生産が中止されたビンテージものを入手することが事実上不可能になるのは日本の音楽と芸術文化の発展に支障をきたすことになります。

と、言うようにギャーギャー騒いでいる人が日本に大量発生しているのですが、そんな中、ついに規制緩和を求める署名運動が始まりました!
発起人はなんと坂本龍一氏や松武秀樹氏といった、電子音楽の先駆者達。

これは参加しないわけにはいきません。さっそく署名して来ました。
これをお読みの方も是非!

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作曲家、伊福部昭先生死去

日本の代表的な作曲家である伊福部昭先生が昨日亡くなった。

伊福部昭先生は映画「ゴジラ」の音楽などで有名であり、作曲法独学で学び、伝統的な日本の音楽に根ざした作品造りに取り組んだ巨匠の一人。同じく作曲家の黛敏郎などの師匠でもあり、東京音楽学校(今の東京藝術大学)や東京音楽大学で作曲を教えた。
彼の著書である「管絃楽法」は、日本の多くの作曲家がこれからオーケストレーションを学んでいる。
未だに傍らに置いて勉強、仕事している人も多いだろう。
自分も誕生日に友人からもらって、持っている。
僕がバークリーでプライベートレッスンを担当してもらったMarc Rossi氏も、お気に入りの作曲家の一人だと言っていた。
日本音楽会に彼の残した功績は計り知れない。

もう91歳だったそうなので、大往生と言ったところでしょうか。
ご冥福を心よりお祈りいたします。

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小曽根真さんコンサート

今日はバークリーの先輩であり世界的ジャズピアニスト小曽根真さんがBPC(バークリー・パフォーマンス・センター)にやって来てコンサートを行った。
基本はトリオ編成。ピアノ、ウッドベースにドラム。
後からトランぺッターでバークリーの先生でもある日本人のTiger Okoshiさんが加わった。

日本にいた時も小曽根さんのラジオをたまに聞いていたりしたのだが、生で見るのは今回が初めて。
本当に素晴らしかった。
テクニックもすごかったが、何よりも素晴らしかったのは圧倒的なまでの表現力の幅広さ!
ここでは学生でもプロ並みに上手い人はごろごろといるが、あの表現力は別格なものを感じる。大人の余裕とも言えるかもしれない。
どこまで緊張を高めてくれるんだ、という感じのものすごいインプロビゼーションをやったかと思えば、静かな曲では徹底的に繊細なタッチで聴かせる。間違いなく超一流の音。

曲も印象に残っているものが多い。
フュージョン的なもの、曲の途中で突如ウッドベースとピアノによるバッハのようなカウンターポイントが始まるもの、そしてペンタトニックを基調としたアジア的なもの。。。
アジア的音楽である、名前もそのままズバリ「Asian dream」、なかなか良かった。
ゆったりテンポで続くので、もっと変化を期待はしてしまったものの、シンプル&メロディアスなアジア的音楽をあの場で日本人二人だけで(この曲は小曽根さんとタイガーさんのみ)やってくれるというだけで日本人としては嬉しくなってしまう(とは言っても完全アジア仕様ではなく、ジャジーなアレンジもしてうまく融合させていたけれど)。

今日は本当にいい音楽を聴かせてもらいました。
小曽根さんありがとう。

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公開リハーサル

というわけで初めて行ってきましたボストンシンフォニー。

開始一時間前から、曲の解説があるというのでそこから行ってみようと思い、ホールに向かうとすでに大勢の人でごった返していました。チケットを渡し、さくっと中へ。
ホールはものすごく奇麗でなおかつ風格がある!小澤征爾の写真なども飾ってあり、やっぱり同じ日本人として少し嬉しくなってしまう。リハーサルは席が自由なので、せっかくだからと思い一番音の良く聞こえそうな位置に座ってみました。
こちらのホールは場所によってかなり細かく値段設定がされており、今日座ったところは普段なら一万円以上はしてしまうんです。なかなか取れるもんじゃないのでここぞとばかりに席をゲット。
曲目はこんな感じ。

Manfred Honeck, conductor
Gidon Kremer, violin

BEETHOVEN
Coriolan Overture

SCHNITTKE
Concerto grosso No. 5, for violin and orchestra

TCHAIKOVSKY
Symphony No. 5

アクチュアリー、よく知っているのはチャイコフスキーくらいだったんだけど、いやいや行ってみて良かった!
予想以上に楽しめました。
まずびっくりしたのが、演奏者が全員私服だってことね。よく考えたらリハだから当たり前なんだけど、コンマスがポロシャツで弾いているのにはものすごい違和感がありますですよ。
女バイオリニストは椅子の下にcoachのバッグとか置いてるし。

そして嬉しかったのが、公開リハってどんなもんなんだろうと思っていたのだけど、昨日ブログに書いたうちの前者だったこと!
ところどころ指揮者がストップをかけて指示を出して行く。同じ場所を何度もやり直したり、時にはストリングスセクションだけで弾かせてみたり。んで音がどんどん良くなっていくんです。
たまに、「あーそこはもっと金管ぐわっと出した方がかっこいいんじゃないのー」と思ったら同じような指示を指揮者が出したりしてなんかちょっと嬉しい。
これは将来オケを書きたい自分には良い経験になるなあとかなり興奮状態で見てました。
今回は音が良く聞こえる場所で聴いたけれど、すこし遠めになるので指揮者の指示が聞き取りにくかったのが残念。次回からは、弦に集中して見たいなら一番前、全体を近くから見たければ2階のバルコニーから、などいろいろ移動してみようと思います。しかも楽譜を持って行こう。

そして曲も、よく知らなかったもののとても面白かった!特に2曲目、おもいっきり現代音楽で和声とかもう意味不明なんだけどチェレスタ、ハープシコード、バスドラム、そしてオフステージのピアノなど編成からして面白い。
不気味な森の中をさまよっているようなイメージの曲でした。
全部で4楽章あり、楽章の最後は必ずオフステージのピアノが締めくくる。しかも生ではありえないような大音量+クラスターで。
ずうっといかにも現代音楽な難解な音楽なのに4楽章に最後だけ奇麗なハーモニーと超繊細&超高音域のバイオリン、そして美しいピアノソロで締めくくるのも印象的。

何より驚いたのは、リハーサルなので通しで弾くわけではないのにも関わらず、サントリーホールより一回りくらい大きそうなホールにほぼ満員の客が入っていること!
オーケストラが自然に生活に密着しているんだな。
日本では本番ですら満員になるようなことはあまりないのに。
7時半から約3時間、終わったのは10時半でした。

本番は11日。
最初だし両方見ちゃおうと思ってもうチケットおさえてあります。
楽しみ楽しみ。

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Sting

Stingの「I was brought to My Senses」という曲がかっちょいい!
7/8拍子で、Bパートのベースはまさに鳥肌モノ!!死ねます。
めちゃめちゃかっこいい曲なのにコード進行は美しい。そして音質も最高。

AパートとBパートの編曲が対照的であるのも特徴。
ベースパターンがこれだけ変化しても統一感があるのは、Aパートで弾いているギタ−のリズムがBパートのベースのリズムと似ていること、AパートもBパートも6・7拍目にアクセントがしっかりあることが理由かな?
曲を通してマスターリズムが保たれてるからでしょう。曲調に変化をつけつつも統一感をキープするのは難しく、自分にとっての課題なので良い勉強になった。

それにしてもこれが約10年前の曲とは。。。

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チャイコフスキー・ヴァイオリン協奏曲

ずっと生で聴きたいと思ってたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲・ニ長調作品35を聴きに行ってきました!

演奏は日本フィルハーモニー。バイオリンは川畠成道さん。
大好きな曲で期待を膨らませていったのですが、演奏はちと微妙でした。
バイオリニストが目の見えない方で、個人的演奏能力はすごいのだけれど何せ指揮者が見えないのでオーケストラとバイオリンが合わない!一生懸命オケが合わせていたのですが、やっぱりバッチリとかみ合ったものが聴きたかったなあ。
しかし第二部のムソルグスキー:交響詩《はげ山の一夜》・チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》は最高!ザ・劇伴音楽っていう感じで本当に素晴らしかった!

当日一緒に行った作曲家友達にもらった(ありがとう!)諏訪内晶子版のバイオリン協奏曲も家に帰って聴いてみました。
面白い演奏だけど、自分がいつも聴いていたフィラデルフィア管弦楽団の演奏がやっぱりマイベストになっちゃってるなあ。こちらはとても上品な演奏です。


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展覧会の絵

みなとみらいホールにクラシックコンサートを見にいきました!
今回の曲は
・リムスキー=コルサレフ「スペイン綺想曲作品34」
・ラヴェル「左手のための協奏曲」
・ムソルグスキー作曲、ラヴェル編曲の「展覧会の絵」

指揮は小林研一郎、ピアノは館野泉。
メインの「展覧会の絵」以外は今回聴くのがお初の曲だった。

「スペイン綺想曲」は年代の割にあまり古さを感じさせない曲で、演奏も非常に耳障りの良いと思えるものだった。
「左手のための協奏曲」は左手だけとはとても思えない!左手一本でオーケストラとわたりあっちゃうんだから本当にすごい。
ジャズっぽい部分もある、と解説で言われたが、ジャズというよりは間違えて弾いちゃった的に聞こえた部分が多く、曲の良さが十分に伝わっていない気がした。一緒に行った友達に聞いたところ、別の人が弾いているCDでは聞こえ方が全然違うそう。是非そっちも聴いてみたい。
左手だけで弾くこの曲は、手の親指を右手的に使い、他の4本の指を左手的に使うのだそうで、親指の使い方が重要になってくるそうだ。
「展覧会の絵」は小さい頃から聴いていたが生で聴くのは初めて。
オーケストラの勉強をする時に誰もが通る曲だ。
ラヴェルは魔術師と言われるだけのことはあって、まだまだ勉強不足の僕が聴いてもその多彩なサウンドには驚かされる。
今回は、隣に人がいないという幸運に恵まれたのでスコアを読みながら聴くことに初トライ出来たのも良かった。
途中金管がソロの目立つところで妙な音を出してたりしたけど(笑)全体的にはすごく聴き心地良かった。他の人の指揮も聴いてみないと。
そういえばこの曲lはなんと今まで20人以上がオーケストラに編曲しているらしい(元はピアノ)。しかし流石はラヴェル。他の追随を許していない。
そして実はこの曲、EL&Pがプログレバージョンとしてアレンジしていて名盤になっている。
CD持ってたはずで探したんだが消えてしまった・・。
オケ版と聞き比べてみるのも面白いかもしれない。


最近よくコンサートに行くが、こういう時間を持つことは本当に大事だなあ。
仕事でニセモノの音を毎日聴き続けているので特にそう思う。
ボストンではおそらくもっと安く見られるはずなので、出無精にならず積極的に聴きに行きたいものです。

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賞品

ガーリタンさんからコンテストの賞品が届きました!

賞品はシーケンスソフトウェアのCubase。
つっても知らない人には意味不明ですな。PC上で音楽を作る時に核となるソフトです。
丁度買おうかどうか迷っていたところだったのでラッキー♪
でもバージョンがいっこ古いやつでした。
そんな予感はしてたさ。

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千住明ブラボー!

劇伴音楽家で有名な千住明の個展コンサートへ。。
バイオリンに妹の千住真理子、ピアノに羽田健太郎とリッチな顔ぶれ。客にはお兄さんの千住博も来ていた。

曲は自分好みな癒し系の曲が多く、アンコール前ラストの「宿命」(砂の器のテーマ曲)はものすごい盛り上がりで退屈することがなかった。
大好きなコスモ石油のCMの曲が、千住明本人の何とも微妙なピアノで演奏されたのはちょっとアレだったが(笑)羽田健太郎のピアノ、千住真理子のヴァイオリンは素晴らしく、何とも贅沢なコンサートだった。

芸術家一族ってのがすごいなあと思うけど、仕事としてあの年になっても兄弟でコラボレートするなんて!
当たり前のように芸術のそばで育った彼と比べると、自分はつくづく一般人だと思ったり。
いや、別にそれで自分のモチベーションが下がったりするわけではないけれどね。
彼はこれまでプロとして音楽家になってから登録しているだけで1200曲以上書いているそうだ。
1200曲!クオリティを落とさず人気をキープし続けて書けるなんて。あんな穏やかそうな風貌でありながらバイタリティが半端じゃない。
まだ40代半ばだから、これからまだまだ活躍していきそう。音楽がどう変わっていくのか楽しみだ。


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映像音楽

ガーリタンオーケストラコンテストについてアメリカの掲示板で熱い議論がなされているのを発見した。

サイトにアップされている曲をトップ4も含めてほぼ聴いたのだがそのほとんどが映画音楽的であって、作曲のコンテストの結果としてはどうなのか、というスレッドが立ったのが発端。
彼曰く、映画音楽なのに映像がないということはパートナーのいないカップルのようなものだ、と。

乱暴な言い方ではあると思うけど、一理あるかな。
トップの人の曲などは、オーケストレーションや音色作り、ミックスにおいて非常にバランスが良い。
しかし明らかに映像を意識した作りになっていて、展開もストーリー性に富んでいる。富みすぎている。
聴いていて面白いしレベルが高いのだが、ひとつの作品として見た場合に、映像がついて初めて完成をみるものと感じてしまう。
風景や心情をイメージさせる曲は好きだけど、聴き手に想像をさせる余地がなくなってしまうまで展開をつけすぎてしまうと、今度は音楽だけでは成立しきってない感じが出てきてしまうのだ。
音楽が自然に映像を欲するから。
映画音楽のよくある手法を使っていることも原因のひとつかも。
音楽、作曲のコンテストで一位をとったのがこういう曲だと、このようなスレッドを立ててワーワー言う人が出てくるのも必然と言えば必然かもしれない。


さて自分はというと、映像的ではあるけど映像を欲するところまで行かない、メインイメージはあるものの人によってイメージするものはまちまちだというものを作ったつもりではあります。
もちろん、俺のほうがいいぜーって言ってるわけじゃ全然ないすよ。
先日ブログで書いたとおり上位に限らずみんな素晴らしく見習うところが腐るほどあります。
一位の人の曲も個人的にはすごく好きです。

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オケストラ聴いてきたよ

みなとみらいホールにてオケストラを聴きに行きました!
曲目は

・チャイコフスキー ピアノ協奏曲
・ドビュッシー 管弦楽のための「映像」より 第2曲「イベリア」
・ラヴェル   ダフニスとクロエ第2組曲

いやーどれも素晴らしかった!!震えました。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲は超絶技巧な曲なのだが、ピアニストの上原彩子の演奏は実に表現力豊かでCD等で今まで聴いていたものよりも聴き応えがあった。
この曲は今回のメインで、知っていたし譜面も買っていて第一楽章のみだが勉強もしていたので譜面と実際の鳴りを確かめることが出来、すごく勉強になった。
6月にはピアノ協奏曲よりも好きなヴァイオリン協奏曲を聴きに行くのでそれもめちゃくちゃ楽しみ!!

ドビュッシーとラヴェル、ドビュッシーの方は知ってる曲かと思ってたのだが両方とも今回お初の曲だった。これらは1900年代の作曲家だけあって響きも現代的で、サントラのような情景を意識させる曲。
これこそ勉強してものに出来れば将来役立つこと間違いなしだろう。スコアを買うことを決意しました。ここからは編成も一気に増え、生オーケストラの大迫力を思う存分に堪能。とにかく生はすごい!


今までは演奏会に行っても何となく聴いていた部分が多かったように思うが、この前自分でオーケストラの曲を書いたこともあったので集中力を切らすことなく聴き続けることが出来た。
「ここはフルートとクラリネットが重ねている音がする」とか「さっきと同じメロディだが今回はストリングスがオクターブ上で重ねられている」とか、そういったことを絶えず意識して聴いていた。

それにしても、オーケストラのコンサートをどれだけ楽しめるかはどれだけ事前に研究していたかによるんだなぁ。
今回のラヴェルとドビュッシーはとても曲が面白く楽しめたが、スコアを見ていたらもっと全然違う聴き方が出来たはず。曲を理解していればいるほど、ここはどのように表現されるのか?という聴きどころを自分の中でたくさん持つことが出来るからだ。
譜面上では表現しきれないことが実はいっぱいあって、指揮者の解釈によって演奏が全然違ってくるし。

ズヴァリ、曲の理解は聴く楽しみの量に比例する、と言っちゃっていいのかも。

オーケストラの曲の譜面を把握・理解することはものすごく大変だし時間のかかる作業だけど、その分聴いたとき楽しめる幅が広がっていくと思うとちょっとワクワクするのですよ。
今さら~~なことかもしれないけどそんなことを実感した1日でした。


これから来週、4月、5月、6月と4回もコンサートに行く予定が入っているので楽しみ!
楽しみを増やすためにも研究しておかねば。

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Glitter

やばいよ。
柴咲コウの2月に出た曲「Glitter」、最高。
柴咲の歌はまあどうでもいいとして曲が良い。久々にJポップで良いメロディの曲に会った気がします。
6/8拍子だってことも良く感じる原因かな?
作曲者は俺とほとんど年が変わらずときたもんだ。
劇伴もポップスも同年代作曲家の活躍が最近多くなってきたな。負けてられんよ。

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20代後半からのバークリー

バークリー音楽院で教授をしていらっしゃる竹中真先生のエッセイ。

http://takenakajazz.web.infoseek.co.jp/essay03.htm

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日本に帰ってあちこち行くと、どこへ行ってもアメリカに留学したいという人がいてよく相談にのっているのですが、よくされる質問に、「自分は20歳代だけどアメリカに行く頃には30の大台にのってしまうかもしれない。遅すぎないですか。」
というのがあります。
とんでもない。そのほうがいいんです。
バークリーの日本人の例を挙げると、全学生数三千人弱、そのうち日本人が三百人弱、だいたい十人に一人が日本人という異常な数字なんですが、現在40代が4,5人いますし、30代となると数えきれない。
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ということらしいです。
そういえばバークリー卒で僕の師匠である先生にも、「年齢的にも、時間と経済的に制約があることも、久保がすでに音楽で仕事しているということも、留学に理想的な状況だ」と言っていただいた。
そうかもしれない。
18歳で大学に入った時とは明らかに違う意識を持って勉強に臨めるから。
自分に何が足りないかも大体わかっているし、危機感も持ってる。
この年から行くことは日本の常識からすればかなりリスキーだと思うけど、そのことをよく理解しているからこそ真剣になれるというものです。
首席で帰るぜ。

と意気込むのはいいんだけど、願書提出から3週間ほどで来るはずの沙汰が4週間半経った今も一切ない。
やっぱアメリカ人はおおざっぱでのんびりなんだなぁ。
早くしてくだされよ、もう。

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これは夢なのか

とんでもないことが起こった。
どうなの?これ本当なの?

http://www.garritan.com/competition.html

ガーリタンオーケストラコンペティション入賞!!!!

しました!!
まじかまじかまじなのか???
いやありえない、初めてのオーケストラで初めてのコンクールでしかも世界のコンクールで大きい賞ではないとはいえ入賞しているなんて!こんな逆転が起こりうるなんて!
頭がぼうっとしてます。I don't know what to say,what to think!
信じられないけど本当みたいです。
なんか名前が「Nato Kubo」になってるけどこれは間違いでいいんだよな?
いやまてよ・・・、アラブあたりにナトクーボって人がいる可能性もないことはない・・・。
一応確認のメール入れておこう。

いやはやいやはや・・・。

いやはやいやはや・・・。


ちなみにRunner up winnerになった人の掲示板の書き込み見てみた。
以下転載。


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Oh.........my............GOD!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!

I WON!!!! Oh my GOD I WON I WON I WON I WON I WON I WON !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!


OK.....breathe, Craig, breathe.......OH MY GOD I WON I WON I WON I WON I WON I WON I WON!!!

I was sittin' here with baited breath all weekend waitin' for y'all to post them results, man!!!

WHOOOOOHOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ONE FOR DA PLAYAZ!!!!!!!!!

...does that mean I'm the only black person who won??

Too bad my bro, Chris, didn't win....but he sent a piano concerto and I don't think that would have been possible to perform as the piano part is really hard.

Aight then y'all and big ups to my man Gary Garritan! YeeeeeeaaahH!!!!!!

so what I win? Hehehe?

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盛り上がり方で負けた(笑)

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Song of X'smap

仕事でスマップの「Song of X'smap」を聴く。

去年のクリスマスに発売されたもの。
リズムがモータウン風なので昔のポップスっぽくて、懐かしくていい感じだなと思ったので作曲者調べてみた。

・・・・菅野よう子さんでした。

またアナタですか!!
曲のジャンルはバラバラなのに気になった曲を調べると彼女ということが本当に多い。
今回のは完全に予想外だったので驚いた。
なんでも作れるのね、この人は。

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チェロ生演奏

24日、たまたまだったのですがチェリスト溝口肇さんの演奏を生で聴くことが出来ました。

ジャズピアニストとの共演をしていたのですが、クリスマスイブにふさわしい癒しの音楽でしっかり楽しんじゃいました!
チェロの音は個人的に弦楽器の中では一番好き。
バイオリンはバイオリンで、きらびやかさとか情熱にピッタリな音色だけど、チェロはもっと深い響きだ。
弦をこすって音を出すという仕組みは同じなのに、音域が違うだけで見える世界がまるで違うから面白い。
クリスマスに響くチェロは周りの賑やかな雰囲気とか綺麗なイルミネーションとの対比でとても美しく深く聞えました。

でもクラシック出身だからかアドリブっぽいところはイマイチだった・・・と最後にぶっちゃけ。


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サトームセン

秋葉原の電気街に代表される電気屋さんのテーマソングを集めたCDが発売されたようです。

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=7522

仕事で全部聴いているんだけど、面白いわ~~。
どれもものすごくキャッチー。まあ昔から耳に馴染んでるからいやでもそう聴こえてるっていう部分はあると思うけど、それ抜きにしてもキャッチーだと思います。
中でも異色の輝きを見せているのが「サトームセン」のテーマ。
一言で言うなら『邪悪』!!なのに何故かキャッチー!!!
マイナーなんだかメジャーなんだか、モードなんだかなんなんだかこりゃもうさっぱりわかりません。

邪悪ながらキャッチーなものって王道でキャッチーなものよりもずっと頭に刻まれる気がしますですよ。変な意味で。

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試聴会

作曲家をやっている友人の元同級生の家に遊びに行って参りました。

この前自分が作ったオーケストラ、実は3人で同じ機材で、同じ期間で作ろうってことになっててその試聴会だったのです。
で、皆の曲を聴いたわけだけど、やっぱりさすが・・・!
個性的でありながら、技術も今の自分とは比較にならないくらいで圧倒されました。さすが芸大?
自分の曲にも非常に的確なコメントをもらって励みになりました。

遊びに行った家の人の方は、作曲家&エンジニアという夫婦なので、仕事の時も家の仕事場で分業して作業しているそうです。なんてうらやましい。
仕事部屋も見せてもらったけど、さすがプロの仕事場という感じで。
ギガサンプラー専用マシン、やっぱ必要かなー。いずれは持ちたいなとか思いつつ眺めてました。

自分の周りはポップスをやっている人間は多いけど、自分のように劇伴を目指していたり仕事にしている人はほとんどいないのでこういう出会いは貴重ですね。
交流続けていきたいものです。

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「風時間」アップロードし直し

前回の記事、肝心の曲がエラーでダウンロードできないようになってました。
修正しました。

ファイルのダウンロード

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風時間

遂に生まれて初のフルオーケストラ作品完成!!

今回の曲のタイトルは『風時間』。
アメリカのあるところに出したが、タイトルは敢えて日本語のままにしました。
日本語の響きは好きだし英語にしたとたん自分の手を離れてしまったような気がするから。
ちなみに風はWindではなくBreezeのイメージ。

今回は色で言えば黄緑の曲を意識してみました。
風を感じながら過ごす時間、風がふっと止みかける瞬間、再び動き出す時間。
そんなものをイメージして作ってみました。

初めてフルーオーケストラで書いてみたわけだけど、やっぱり実力不足を感じさせられることがいっぱいです。
立体的な絡みが全然足りてないように思えるし、オーケストラならではのダイナミックレンジの広さもない。
でも、自分の現在の実力は今のこのくらいで、その中で自分が納得するものは出来たかなと思ってます。

そして、オーケストラで世界を構築していく楽しさと難しさを実感したこと。これが大きい。
楽器の使い方で見えてくる世界はガラリと変わるし、レガートをスタッカートに変えるだけで脳内妄想主人公が18歳だったのが8歳になっちゃうのだよ。
そんなことを考えながら作る時間はまさにエンペラー・タイム!
それから今後勉強したいと思える課題が腐るほど出てくる、それが妙に心地良かったりして。
やった価値は十分あったなぁと思えるわけです。

ちなみに使った音源は一種のみで、「ガーリタン パーソナル・オーケストラ」。

http://www.crypton.co.jp/jp/garritan/garritan_gpo_top.html

ひとつの音源だけで作ったのなんて超久々。
弦はイマイチですが自分は木管の音が気に入ったので今後は木管用として使用かな。


以下は今回勉強になったことの自分的メモ。

・ストリングスの刻みに対してHornよりもBasoonの白玉が効果的。
・反復もひとつ旋律を増やすだけで飽きを回避できる
・対旋律は主となるメロディと音域を変えないと効果的に働かない。
・主役の楽器が変わるとき、一部だけ重ねるとスムーズに移行できたりする(前後どちらも)
・CelloとBasoonは相性よし
・同じ伴奏形を繰り返す場合でも一部を白玉にするだけで変化がつくことがある。
・とか、いろいろ考えても、そんなの関係ないよって言える軽さがないといけない(これはパクリ)

曲をコチラにアップしときます。
感想や厳しい批判くれると喜ぶのです。

ファイルのダウンロード

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ファンケル

着メロの仕事をしているが、時期的な都合で今はほとん会社に行きながらも休暇状態が続いている。

で、他の人が作った分を原曲を聴かずに順番に聴いていたところ、ピクっと反応する曲が!
それはファンケル化粧品のCMの曲。
3拍子の和風癒しといった感じで、非常にシンプルな上に30秒程度しかない曲だけどなぜか心に留まった。

作曲者を調べてみると、菅野よう子さん。
情熱的な曲を書いてもアイドルの曲を書いても癒しの曲を書いてもものすごいセンスを感じさせる人だ。
ジャンルを超えた個性を持つ人はなかなか少ないものだがこの人はまさしくそのうちの一人だと思う。

何よりも、着メロのショボい音で聴いてもセンスがはっきり感じとれるすごさ。
曲は音質じゃないなぁと改めて感じさせてくれる。
職業作家的なことをしている身としてはどうしても音色だとか音質にこだわってしまう。それはそれでもちろん大事なことでプロクオリティの仕上がりでなければ仕事にはならないけど、肝心なことを見失ってしまわないようにしないとな。

後日分析してここにメモ置くつもりです。
著作権の問題さえなければMIDIをアップしつつ分析していきたいのだけどそれは無理なのが残念。

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祝!作成

出来たかな?TestTest

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