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明日はレコーディング

ついに明日になりました、卒業制作のレコーディング。
明日は、学校のフィルムスコアリングスタジオで行う最後のレコーディングになります。

今日はスコアとパート譜を全部印刷して、テープ貼りもようやく終了。セッションで使うDPのファイルも学校のサーバにアップしたし、あとは指揮の練習をするだけ。

今回の演奏者はフルート、オーボエ、クラリネット、バスーン、ピアノ、バイオリン三人、ヴィオラ二人、チェロ一人の合計11人編成。小さなオーケストラです。バスーン・オーボエ・ヴィオラが見つかったのは本当に幸運でした。バークリー内だけで集めようとしたらほぼ不可能でしょう。バスーン・クラリネットはBoston Consevatoryから、オーボエはLongy Conservatoryからの参加。
11人は学校のスタジオで使える人数マックスです。これだけ集めるの大変だった・・・。
友達とその友達、さらにその友達と言った感じで辿ってようやく集めました。偶然ですが木管はアジア人、弦は西洋人、ピアノ日本人、という形になりました。

上手い人限定で集めたつもりですが、たった一人上手くない人がいるだけでぶち壊しになるのがレコーディングセッション。人聞きで、上手いという話を聞いただけの人もいますので不安もあります。人数も今までで最多なので音を聴いて的確なコメントをし、音楽を作っていけるのかどうかも不安です。エンジニアの人がいつもと違う人で、ボソボソ早口でしゃべる人なので英語も。。。
でも今回は演奏者集めにも苦労した分、絶対良いテイクを取りたい。

3時間で8曲録音します。あー緊張してきた。
いつも通りなら、レコーディング後には素晴らしい爽快感が待っているはずなのですが。それこそ2ヶ月の苦労が吹っ飛ぶほどの。

エニウェイ、ここまで来たらあとは楽しむだけです。

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ラスボス前

細かい直しをのぞくと、あと最後の2小節で作曲が終わり。
ここに来て何かやる気が消失中です。

ルームメイトと話したところ、RPGをやっていてラスボス到達直前まで来てやる気がなくなる症状と酷似していることが判明しました。

プレイヤー集めはあとバイオリンが一人見つかれば終了。ビオラ・オーボエ・バスーンがちゃんと見つけられたのは幸運でした!

やる気消失と言ってもやらなきゃ。
待ってろスノーマン、すぐ楽にしてやろう。

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Sibelius

今日は楽譜制作ソフトのお話。

最近アメリカでも日本でもFinale(フィナーレ)からSibelius(シベリウス)に移行する人がとても増えています。
僕も最近シベリウスに乗り換えたのですが、こりゃ素晴らしい。フィナーレを習得するのに費やした莫大な時間を返してくれって言いたくなっちゃいます。

シベリウスの利点としては
・よく言われている通り、操作が直感的でわかりやすい
・フィナーレのようにツールを切り替える必要がない
・ほとんどの機能にショートカットが割り当てられているし、自分で作ることも出来るので覚えるとサクサク。
・音符を選択し、Yを押すとその場所から再生することが出来る
・テキストを打つにもいろんな種類のテキストの属性があり(タイトル用、ヘッダー用、小節番号用、演奏技術用など)それを使い分けることでパート譜作成の負担などが激減。新たに属性を作ることも出来る。
・ハープのペダルマークをシベリウスが自動的に分析してつけてくれる!(超便利!)フィナーレにもプラグインであるのかも?
・移調楽譜で、移調楽器の音をクリックして確認する時にちゃんと実音で鳴ってくれる。
・レイアウトの調整が、グイグイっとドラッグするだけで出来るので簡単

フィルムのスコアは特殊な情報も多いのですが、それらを入れる方法ももうほとんどわかりました。
うーん、終わりました、フィナーレの時代。

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残り一曲

世間は春休みだと浮かれているようでありますが、僕の方は相変わらずスノーマンスノーマンです。
ようやく、半ば強引に残り1曲というところにたどり着きました。レコーディングは2週間後。なんとか予定通りのスピードで進んで来れました。

せっかく学校がないので、疲れたときの息抜きにDS版ドラクエIVを始めました。
面白いなーー視点グルグル動かせるの!ひとつイベントが終わってもすぐ次のイベントに行こうと思わせられるシナリオの運びもうまい。ぐいぐいとやってしまいます。
DSの2画面をフルに使って大きい塔とかがバーン!と出ると、あの小さい画面なのにものすごくスケールを感じるからすごい!2画面偉大です。

音楽も秀逸。
ドラクエIVに限ってはオーケストラスコアが出版されているのでそれをアナライズするのが最近の趣味になっていたところでした。僕のバイブルですね。おかげで今では、スコアがマーカーと書き込みのせいで超カラフル&ダーティーになってしまってます。

オーソドックスで効果的なオーケストレーションはとても参考になります。時間があればピアノリダクションとか、楽譜ソフトに自分で打ち直してみるとかやってみたいんだけどなあ。オーケストレーションは、鉄棒や水泳と同じように書きまくることで筋肉の記憶として覚える的なところがあると思うので、楽譜ソフトへの打ち直しは意味がないように見えてとても勉強になるはず。以前学校に来たオーケストレーターのビル・ロスもそういうことは相当やって来たようだし。

作曲技法的にもストラヴィンスキー的なものや、12-toneを使ったもの、ほぼメジャー7thのインターバルだけで曲が構成されているものなど、なるほどー!と思うものばかり。僕の苦手なモチーフ(曲の基本になる短いフレーズ)の展開も天才的にうまい。勉強してきた今だから、すぎやまこういちさんがどれほど意図的に作曲技法を使いこなしているかがよくわかります。
小さい頃に弟子入りしたかったよ、すぎやま先生・・・。

そういえば毎年開かれているドラゴン・クエストコンサート、東京では今年はこのドラクエIVの曲を全曲やるそうで!8月9日に東京芸術劇場にて、東京都交響楽団の演奏で行われます。とっても行きたい、けどまだその頃日本に帰国してないかなぁ。残念。。。

ぬう、ゲームの話だったのにいつのまにかまた音楽の話にすり替わってる。



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授賞式

バークリーのフィルムスコアリング学科から、Michael Kamen Award(マイケル・ケイメン・アワード)というのをいただき、今日は授賞式に行って参りました。

今日はそのときの様子を動画でアップします。

このアワードは、日頃の課題の出来や学校での活動、成績などを総合的に見て先生から選ばれます。年に一度のイベントで、Film Scoring学科だけでなく Contemporary writing & Production, Composition, Jazz Compositionなどの作曲系学科の学生に贈られます。トップ5%とか言ってたかな?

Michael Kamenという人は、ダイ・ハードのシリーズやリーサル・ウェポンシリーズ、ロビンフッドなどの映画音楽を担当した作曲家。フィルム学科のEric先生はかつて一緒に仕事をしていました。バークリーにも講演に来たことがありますが今は故人です。

一人一人の受賞者について学部長から紹介があるんですが、Dan Karling学部長は

「Naotoはもの静かだがエクセレントなミュージシャンであり、彼の曲については2人以上の教授が『極めて美しい』と評している。本物のメロディの才能、音楽でドラマを語るセンス、オーケストラのテクスチュア(質感、楽器法など)を展開させるセンスを持っている」

と言ってくれています。もの静かって 笑。そしてこの歯の浮くような言葉の数々、まさにアメリカイズム満載です。

実は、このアワードをいただいたという通知を初めてメールで受けた時は、正直そこまで喜べなかったんです。
今思うように制作が進んでおらず、自分の音楽についていろいろと考えていたところだったから。今までのプロジェクトはおそらく他の学生よりずっと多くの時間を割いて作って来たから、出来が相対的にちょっと良かっただけかもしれない。形式的にこういった賞をもらおうが、自分の音楽がそれに見合ってない・・・。こんなの茶番だー。そんな思いでした。去年、僕がもらったのと同じ名前の賞をもらった人はもっと抜群に出来る人でしたし。

でも式に出たらようやく嬉しい気持ちになってきました。成績や課題の完成度などの表面的なことだけではなく、僕の音楽の性格そのものが評価を受けていると知ったことが何より嬉しかったです。

先生方、どうもありがとう。応援してくれている方々、励まし合ってる仲間たち、みんなどうもありがとう。

残りわずかの学生生活、全力で頑張ります。

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疲れ果てた・・・

やってもやっても終わりません。
こんな生活が続いて、かなりバテてきました。新しいアイディアを出す気力が・・・。
一日くらい思いっきり休みたいです。

勉強し続けて書くのが早くなるかと思いきや、考える素材が多くなったせいか余計時間がかかるようになってるようです。出来ることが増えたんじゃなくて知ってることが増えたせいかな。
知ってても出来ないことが多すぎる。でも頭はそれを求める。

結局最終的には出来ることしか出来ないんだけど、なんとか知ってることをうまく使おうとして出来ずに凹む。出来たとしてもマグレっぽいので次に繋がってないような。
今書いてるものは昔には出来なかったものであることは間違いないけど、こんなもんじゃだめなのよ、こんなもんじゃ。

苦悩の日々はまだまだ続く・・・。











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